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終盤追い上げられるも、逃げ切って連勝

2023年06月17日 21時05分10秒 | 試合結果

西武 000 002 200 4
広島 100 320 00X 6
勝利投手:森下3勝1敗
敗戦投手:髙橋光4勝5敗
セーブ:矢崎4勝9S

 1番から8番まで左打者を並べた打線は、初回に安打と犠打で1死2塁として、秋山の適時打で1点を先制し、なおも死四球で2死満塁と西武先発の高橋光を攻めたてましたが、林が三振に倒れて1点止まりでした。

 それでも、4回には無死2塁から田中の適時2塁打で1点を挙げ、さらに1死3塁から矢野がスクイズを空振りするも、暴投振り逃げとなって、三走田中が生還し、追加点を奪いました。なおも2死2塁から野間が適時打を放って、この回3点を追加しました。

 続く5回にも連続短長打で無死2,3塁として、田中の2点適時2塁打でリードを6点に広げました。

 先発の森下は、2回に無死2塁のピンチを招くも、岸を犠打失敗、マキノンと長谷川を三振に斬って無失点で凌ぐと、4回1死1塁では牽制で走者を刺した後に、渡部に2塁打を打たれるも、続く岸を三邪飛に打ち取って失点を免れました。

 続く5回にも無死2塁のピンチを招きながら、長谷川を二ゴロ、柘植を二邪飛、代打平沼を三振に斬って、無失点で切り抜けるも、6回2死後に四球と安打に秋山の失策で2,3塁のピンチを迎え、岸とマキノンの連続適時打で2点を失って、6回を投げて7安打1四球6奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦が登板するも、連打と四球で無死満塁のピンチを招き、鈴木の適時打で1点を失ったところで、マウンドを島内に譲りました。

 代わった島内は、外崎を中飛に打ち取るも、渡部に押し出し四球を与えて1点を失いましたが、続く岸を併殺に打ち取ってピンチを脱しました。

 8回は栗林が、三者凡退に抑えると、9回も矢崎が三者凡退に抑えて、西武に連勝し、カード勝ち越しを決めると共に、交流戦の5割以上が確定させました。

 

 打線は、珍しく、初回から犠打を決めて、秋山の適時打で先制点を挙げるも、その後の満塁機では追加点を奪えず、2回も無死1塁で一走矢野が牽制で刺されて好機拡大できず、少し嫌な空気が漂い始めました。

 森下も5回までに3度先頭打者を出し、全て得点圏まで走者を勧められましたが、粘り強い投球で得点を許さず、試合の流れを西武に渡しませんでした。もし、森下がどこかで失点していたら、一気に流れが西武に傾いていたと思われ、森下の踏ん張りが味方打線の爆発を呼び込み、チームを白星に導いたと思います。

 この粘り強い投球こそが、森下の持ち味であり、それが、存分に発揮された試合でした。今年の森下は、かなり期待できそうですね。

 交流戦も残り1試合のなりました。明日も白星を挙げて、交流戦の勝ち越しを決めて、リーグ戦再開に弾みを付けたいですね。

 

 

 

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