床田と大道が契約更改交渉に臨み、床田は5,000万円増となる年俸1億円で、大道は1700万増となる年俸3,000万円でそれぞれ更改しました。
床田は、開幕から先発ローテの軸として24試合に登板して、自身初の2桁となる11勝7敗、リーグ3位の防御率2.19、投球回数も156回で初めて規定投球回数に達するなど、キャリアハイの好成績を残しました。
今季のローテの中では最も安定感あり、床田が投げる試合が一番安心して見ていられる、まさにエース級の活躍でした。シーズン終盤は少し息切れした感はありましたが、長期離脱もなくほぼ1シーズンを投げぬくことができました。
今季チームが2位躍進できたのは、間違いなく床田の存在があったからであり、今季投手陣の中では最高評価だと思われるので、年俸が倍増となる1億円も納得です。
来季はシーズン最後まで息切れすることなく、もう1ランク上の成績を残して、チームを優勝に導いてほしいですね。
大道は、開幕1軍こそ逃したものの、4月中旬に1軍昇格すると、ロングリリーフ要因から好投を重ねて、勝ち試合を任せられるまで信頼を得て、自己最多となる48試合に登板して3勝1敗10ホールド、防御率2.72の好成績を残しました。
特にシーズン終盤では、先発投手が招いたピンチの場面で登板することが多く、厳しい場面での登板が続きましたが、しっかりと抑えてチームのピンチを何度も救い、チームに欠かせない存在になりました。
中継ぎ投手では、勝ち継投を担った投手と同等の高評価だと思われるので、この大幅増も納得です。
来季は開幕から勝ち継投を担い、投げっぷりの良い投球でチームのピンチを救ってほしいですね。