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菊池は2年契約、坂倉は大台突破で契約更改

2023年12月06日 21時35分43秒 | オフシーズン

 菊池と坂倉が契約更改交渉に臨み、菊池は4年契約を終えて、5,000万円減で2年契約の年俸2億5,000万円+出来高払いで、坂倉は3,000万円増の1億2,500万円でそれぞれ更改しました。

 菊池は、120試合に出場して打率.258、5本塁打、27打点の成績を残しました。シーズン前半は1番打者として打線を牽引し、守備では好守で何度も失点を防いで投手を助けましたが、9月に左手の親指を負傷して出場選手登録を抹消されてしまい、2塁での先発出場は109試合にとどまり。10年連続で受賞してきたゴールデン・グラブ賞を3票差で逃しました。

 出場試合数が減ったことで、守備機会が減ったことがマイナス査定になったと思いますが、負傷は全力プレーの代償であり、攻守でのチームへの貢献度は高ったので、大幅減額は意外でした。

 来季はシーズンを通して1軍で出場できるように、しっかりと体を鍛える意気込みを見せており、超人的な守備でチームを勝利に導くとともに、ゴールデン・グラブ賞を再受賞してほしいですね。

 

 坂倉は、今季は捕手に専念して120試合に出場し、打率.266、12本塁打、44打点の成績でした。102試合でスタメンマスクを被り、投手陣をリードしてチームの2位躍進に大きく貢献しました。

 今季は捕手に専念したことから、シーズン序盤こそ攻守とも苦しみましたが、守備では想像より早く成長して安定感が出てくると、守備での負担が軽くなり打撃も状態を上げて、中軸を任せられました。

 シーズン終盤の優勝争いの佳境では、スタメンマスクを會澤に譲る試合が増え、1塁でのスタメン起用もありましたが、シーズンを通してみれば、検討したと言えるのではないでしょうか。

 来季は、西川が移籍したことにより、坂倉の打撃には期待が高まりますが、まずは守備のさらなるレベルアップを図り、正捕手の座を確実にして、打撃でも中軸として打線を牽引してほしいです。 

 打てる捕手として、リーグだけでなく、球界を代表する選手になれるだけの潜在能力があると思っているので、来季の坂倉には期待が高まりますね。

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