日南での秋季キャンプ中のチームは、侍ジャパンと7回特別ルールの練習試合を行い、0-5で完敗しました。
先発の常廣は、最速149kmの直球を軸に、2回を1安打1四球無失点の好投を見せました。
2番手の斉藤は、2イニング目の4回1死後に四球をきっかけに1点を失い、2回を3安打1四球1失点でした。
その後は、滝田、杉田、高がそれぞれ1回を投げて、滝田と高は共に2点を失いました。
打線は、1番佐藤、2番内田、3番田村、4番林、5番二俣、6番末包、7番仲田、8番石原、9番中村貴のオーダーで臨むも、5回2死まで無安打に抑えられ、5連続を含む8三振を喫しました。
7回に田村と林の連打で無死1,2塁の好機を作るも、二俣は三振代打中村健は左飛、代打髙木も三振で得点を奪えず、4安打11三振で3塁さえ踏めずに零封されました。
プレミア12に向けて調整している日本代表に対して、カープは若手主体のメンバーであることを考えれば、当然の結果だと思います。
その中で、先発して常廣が好投を見せて、新井監督も投球内容を高く評価しており、来季の先発ローテ入りを期待させました。
本人のコメントでは、今日の投球は収穫があった一方で、課題も見つかったようなので、明日からの秋季キャンプで取り組む課題が明確になったことも、大きな収穫だと思います。
野手は、全体的に結果は出ませんでしたが、トップレベルの投手の投球を肌で感じることができた貴重な経験を積むことができたと思われ、明日からの練習も、より一層力が入るのではないでしょうか。
投手も野手も今日の試合を飛躍への一歩にしてほしいですね。