黒原と矢野が契約更改交渉に臨み、黒原が2,000万円増の3,400万円で、矢野が3,550万円増の5,300万円でそれぞれ更改しました。
黒原は、今季は主に中継ぎとして53試合に登板して4勝3敗3ホールド、防御率2.11の好成績を残しました。
開幕は森下の代役としてローテ入りするも、初登板でいきなり先頭打者への危険球で退場となる波乱のスタートとなりましたが、森下の昇格後はリリーフに回ると、ロングリリーフを中心に好投を続けて、強力中継ぎ陣の一角としてチームの躍進を支えたので、大幅増も頷けます。
来季の起用法はどうなるか分かりませんが、今季の経験を活かして、今季を超える成績を残してほしいですね。
矢野は、今季は遊撃のレギュラーとして137試合に出場てし、打率.260、2本塁打37打点13盗塁の好成績を残しました。
今季は控えからスタートするも、自慢の守備力がチーム方針の守り勝つ野球とも合致したこともあり、遊撃のポジションを掴み取りました。さらに課題とされた打撃でも大きく成長して後半戦は上位打線を担いました。さらに盗塁もチームトップタイと、正に走攻守にわたる活躍で小園とともにチームを支えたことを考えれば、もっと増額しても良いと思えるくらいでした。
新井監督は、来季のスタメンは白紙の状態からの競争になると予告していますので、今オフはさらに打撃力を挙げて、チームの遊撃のレギュラーになるだけでなく、リーグを代表する遊撃手となって、ベストナインを獲得してほしいですね。
育成ドラフト2位で指名した敦賀気比高の竹下海斗投手入団交渉を行い、支度金319万円、年俸250万円で仮契約しました。
竹下は、最速140kmのストレートにカーブやチェンジアップを交えて緩急を付けた投球が持ち味の投手とのことで、まだ伸びしろが十分にありそうな選手との印象です。
まずはプロの練習に耐えられるようにフィジカル面を鍛えて、持ち味を存分に発揮した投球で支配下登録を目指してほしいですね。