球団は、新外国人としてジョハン・ドミンゲス投手を獲得したと発表しました。契約金は1,850万円、年俸は7,720万円+出来高です。
ドミンゲスはメジャー経験はなく、今季は3Aで27試合に登板して7勝5敗、防御率4.43でした。
ドミンゲスはメジャー経験はなく、今季は3Aで27試合に登板して7勝5敗、防御率4.43でした。
3Aでは22試合が先発でしたが、シーズン後に参加したドミニカウインターリーグでは、リリーフで13試合に登板して防御率2.63の成績を残しています。
特徴についての情報が無いため詳細は分かりませんが、身長が193cmあることから、長身から投げ下ろす角度のある直球が魅力と思われます。
基本は先発での起用を想定していると思われますが、リリーフとしての適性もありそうなので、チーム状況に応じた起用ができそうですね。
一方でコルニエルは来季の契約を結ばないことも発表されました。コルニエルは、今季は16試合に登板して、0勝0敗、防御率2.65の成績でした。
支配下登録された21年は活躍しましたが、年々登板数を減らしており、存在感が薄くなっていました。
それでも持っているポテンシャルは高く、何かのきっかけで化ける可能性があると思うので、退団は惜しい気がするだけに残念でした。
野間と森浦が、契約更改交渉に臨み、野間は1,200万円増の年俸8,000万円、森浦は2,800万増の年俸6,300万円でそれぞれ更改しました。
野間は、今季113試合に出場して打率.271、1本塁打、28打点の成績を残し、6年ぶり2度目の規定打席に到達しました。
今季は打線の上位で好機拡大に貢献して、中軸に繋げる役割を果たしていたので、その点を評価されたものと思われます。
しかし、本人のコメントにもあったように、首脳陣がコンディションに配慮した起用となり、欠場が多くありました。野間が打線の上位で固定されると相手にとっても嫌な存在になると思うので、来季はレギュラーとしてシーズン通して試合に出場してほしいですね。
森浦は、今季は53試合に登板して、2勝0敗、17ホールド、防御率は2.51の好成績を残しました。シーズン序盤は劣勢での登板が多くありましたが、そこで結果を残して、徐々に勝ちパターンでの起用が増え、中盤以降はイニング途中のピンチの場面での登板も多く、チームに対する貢献度は数字以上だったと思われるので、大幅増に繋がったと思います。
森浦はチームにとって欠かせない存在となっているので、来季も今季と同様の活躍をしてほしいですね。
育成ドラフト3位で指名した静岡大の安竹俊喜捕手と入団交渉を行い、支度金319万円、年俸300万円で仮契約をしました。
2塁への送球が1.8秒という強肩の持ち主とのことで、カープの捕手陣は実力のある選手が多いですが、安竹は他の捕手とは違う大きな武器を持っているので、入団後に打撃や捕球技術を磨けば、一気に伸びる可能性は十分にあると思います。
セ・パ両リーグからベストナインが発表されましたが、カープからは誰も選出されませんでした。捕手部門で坂倉、遊撃部門で矢野がともに2位でしたが、1位に大差を付けられていました。
今季の成績を考えれば誰も選出されないのは仕方ないですね。来季こそは選出される選手が出てきてほしいですね。