球団は、10月29日に戦力外通告をした小林樹斗投手と前川誠太内野手と育成選手契約を締結したと発表しました。
小林は100万円減の年俸450万円で背番号は129、前川は50万円増の年俸400万円で背番号は127のままとなりました。
小林は右肘の故障から今夏に実践復帰して、ウエスタンリーグで18試合に登板して1勝2敗、防御率5.30の成績でしたが、素質のある投手であり、故障が完治して実戦感覚さえ取り戻せば、十分に戦力になると思っていたので、育成契約となり良かったと思います。
また、前川もウエスタンリーグで64試合に出場して打率.277、3本塁打、13打点と好成績を残していたので、戦力外は惜しいと思っていました。
2人とも育成での再契約となることから、来季は正念場の年になると思います。キャンプからしっかりとアピールして、内容と結果の両方を残して、支配下登録を目指してほしいですね。
ドラフト5位で指名した千葉学芸高の菊地ハルン投手と入団交渉を行い、契約金3,000万円、年俸500万円で仮契約しました。
菊地は最速149kmを誇る右腕で、身長200㎝の長身から投げ下ろす力強い直球が最大の魅力でありながら、スライダー、フォーク、カーブの精度も高い投手です。
まだ体が仕上がっておらず、今後の伸びしろが大きい将来性豊かな投手とのことです。
まずはしっかりと体づくりに取り組み、3年後くらいに頭角を現して、その後一気に飛躍して投手陣を支える存在になってほしいですね。