カープな毎日

カープファンのひとりごと。

投打がっちり連勝

2010年05月21日 23時37分58秒 | 試合結果
広  島 100 301 020 7
ソフトバンク 000 000 001 1
勝:前田健7勝2敗
敗:大隣1勝6敗
本:[広島]前田2号

 先発の前田健は球のキレが良くソフトバンク打線を翻弄しました。1回と2回こそ2塁に走者を背負いましたが、徐々にエンジンがかかり、3回から8回は1安打に抑えて、8回まで3塁を踏ませない、全く危なげない投球でした。
 2試合連続完封も見えてきた9回に、1死1塁から高谷に今日唯一となる長打・2塁打を打たれて1点を失ってしまい、完封を逃してしまいましたが、文句のつけようがない素晴らしい投球でした。
 打線は初回に1死1,3塁から栗原の適時打で1点を先制すると、4回1死満塁から小窪が走者一掃の3点2塁打を放って中押しに成功。6回にも小窪が適時打を放つと、8回には前田が2ランを放ってダメを押して、ソフトバンクに快勝しました。

 ようやく交流戦で連勝することができました。今日のように投打がかみ合って、完勝した次の試合が大切ですね。明日も勝つことができれば、チームに勢いが生まれてくるはずです。今季はここで試合を落として、波に乗り損ねているようにいます。明日は相沢がプロ初登板・初先発すると思われます。相沢には思い切った投球を見せてほしいですね。

 やっぱり前田が5番に入ると打線が活気づきますね。前田が5番に入るだけでも相手投手は嫌でしょうが、2安打2打点1本塁打としっかり結果を出していることから、更に脅威が増すでしょね。相手バッテリーは前田の前に走者を置きたくないしょうね。こういうプレッシャーをかけることで、じわじわと攻めることは思った以上に効くと思います。明日もDHが使えるので期待できますね。

 前田健はほぼ完ぺきな投球でしたね。変化球のキレと制球が抜群で、ソフトバンク打線を寄せ付けず、6安打1失点10奪三振で2試合連続の完投です。
 相手に得点を与えないだけでなく、9回を投げ切るところがすばらしいですね。先発投手が崩壊状態で、そのしわ寄せは中継ぎ投手にも波及していますので、前田健が完投することで、中継ぎ投手を休めることができました。ただの1勝だけでなく、明日に繋がる1勝だったと思います。
 昨日は大竹が2軍で登板し、順調なら6月上旬には1軍に戻ってこられそうです。大竹と前田健の2枚看板が揃えば、先発崩壊を立て直せると思います。前田健にはもうしばらくの我慢ですから、大竹が戻ってくるまで頑張ってもらいたいですね。
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ソリアーノ支配下登録

2010年05月20日 22時08分31秒 | 日記
 育成選手のソリアーノ投手と支配下選手契約を結びました。契約金1,000万円、年俸550万円で、背番号は125から99に変わりました。
 ソリアーノは05年9月に練習生として来日し、09年7月に育成選手に昇格しました。今季は2軍で3勝2敗、防御率2.27の成績を残しており、ローテの一角を担っています。武器は切れのある直球とスライダー、チェンジアップで、制球の良さがセールスポイントとのことです。
 1軍では先発投手不足のため、2軍で活躍しているソリアーノを選手契約に昇格させたのでしょうね。選手契約に切り替えたということは、1軍でも通用すと判断したためでしょうから、近いうちに1軍昇格の可能性もありますね。ジオやスタルツの時ほど期待はできないと思いますが、期待が大きくない方が良い結果を出すこともあります。もしかしたら、ソリアーノが救世主になってくれるかもしれないですね。
 
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スタルツ来日初勝利

2010年05月19日 23時35分58秒 | 試合結果
広島 001 304 000 8
オリックス 000 200 000 2
勝:スタルツ1勝3敗
敗:小松2勝2敗
本:[広島]石原3号

 スタルツは序盤から制球が良く、緩急も活かしてオリックス打線を抑えると、3回に石原の本塁打で先制、4回には2死2,3塁から石原と東出の連続適時打で3点を奪い試合の流れを掴みました。
 4回にスタルツが4安打を浴びて2点を失って、またも先発崩壊が頭をよぎりましたが、今日はスタルツが粘りをみせて、大崩れせずその後は無失点に抑えて、6回を2失点と試合を作り、試合の流れをオリックスに渡しませんでした。
 6回には敵失に乗じて梵の適時打などで4点を追加してオリックスを突き放してダメを押すと、7回から登板した梅津、ベイル、横山の継投もピタリと決まり、オリックスに快勝しました。

 ようやくスタルツが初勝利を挙げました。ここまで4試合に先発して3敗、防御率7.40と完全に期待を裏切っていました。球自体は悪いとは思っていなかったので、ここまで勝てなかったのは、早く初処理を挙げたいという気持ちと、打線の援護が無く得点を与えられないという気持ちが、投球に影響していたと思われます。今日は序盤から打線が着実に得点を挙げて、スタルツを援護したので、楽な気持で投げられたことが好投に繋がっていると思います。
 また、スタルツは90球程度で疲れが出て、球威が落ちて打ちこまれることから、交代時期の見極めが難しい投手ですが、今日は6回89球で降板させました。この辺りが一番良い交代時期だったと思います。交代時期さえ間違えなければ、十分先発として計算できる投手だと思います。
 今日の初勝利で気分的にも楽になったと思います。これからの活躍を期待したいです。前田健に次ぐローテの柱になってもらわないと困りますね。

 ついに前田がスタメンに復帰しました。5番DHで出場すると、第1打席に右翼線2塁打を放ち、9回にはニゴロで1塁に全力疾走して内野安打にしました。久々のスタメンでも2安打を放つところは、さすが前田ですね。残念ながら得点には絡みませんでしたが、前田が5番に入ると、打線が締りますね。また前田がスタメンにいると、周りの選手にも安心感を与えるのではないでしょうか。それが11安打7得点という結果となったのではないでしょうか。前田はチームに大きな影響を与えることから、前田はチームに欠かせない存在ですね。
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乱調投手陣

2010年05月18日 23時47分34秒 | 試合結果
広島 000 000 020 2
オリックス 003 402 20X 11
勝:近藤2勝4敗
敗:青木高1勝3敗
本:[オリックス]赤田7号,8号、後藤2号

 オリックスから移籍した迎が早速1軍昇格、7番左翼でスタメン出場して、チームの起爆剤として期待されましたが、投手陣が早々に崩壊してしまい、迎効果はありませんでした。
 青木高が3回に大引に3塁打を打たれると、坂口の適時打で先制されてしまいました。これで制球を乱して、2四球で満塁とすると最悪の押し出し四球を与えるなど、この回3点を失ってしまいました。
 4回には2死1塁から赤田に2ランを打たれ、更に3連続長短打で2点を失って試合が壊れてしまいました。
 3番手武内も6回と7回にそれぞれ2ランを打たれて4点を失うなど、17安打11失点と投手陣が崩壊してしまいました。

 好調だった打線はオリックス先発近藤の前に沈黙して、6回まで2塁すら踏めない惨状でした。このまま完封負けかと思った8回にようやく東出と栗原の適時2塁打で2点を返して、完封を逃れるのが精一杯でした。

 いよいよ前田健以外の投手では勝てなくなってきました。前田健以外の投手は全て序盤に大量失点で試合を壊しています。4月は好調で前田健に次ぐローテの柱として活躍した青木高も、5月に入って3連続KOと精彩を欠いた投球が続き、信頼を失ってしまいました。
 今日は3回がいけませんね。2点を失ったところまでは仕方ないとしても、3点目は余分でした。3四球を与えて押し出しで3点目を与えては、味方の攻撃意欲を削いでしまいます。
 4回には青木高の打たれだすと止まらないという悪いところが出てしまいました。しかも2死1塁から本塁打を含む4連打は痛すぎました。せめて2ランの2点に留めてほしかったですね。
 青木高も安定感がなく、今後の先発に大きな不安がありますが、2軍降格させると他に投げる投手がいなくなってしまうので困ってしまいますね。

 更に悪いことに、この投壊現象は改善の兆しは全く無く、悪化の一途を辿っており、手の施しようが無くなってきました。守護神のシュルツも長期離脱の可能性が高くなっており、勝ち試合で投げる投手すら足りない状態になっています。
 これだけ頭数が足りなくなると、2軍で結果を出している投手に、登板機会を与えてみても良いと思います。相沢が初の1軍昇格になるようで、他にも育成選手のソリアーノを支配下登録することも検討されているようです。活きの良い投手が投げて結果が出れば、この現状を打破できるきっかけになるかもしれませんね。 
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迎入団会見

2010年05月17日 21時48分49秒 | 日記
 オリックスからトレードで獲得した迎がマツダスタジアムで入団会見を行いました。また、背番号は喜田の付けていた44に決まりました。

 会見では守備と走塁に自信があると意外なコメントがありました。07年ウエスタンの三冠王で、今季もウエスタンで打率.350の打撃に自信を持っていると思っていました。守備と走塁がウリということは、野村野球に合致しており期待できそうですね。走攻守と3拍子揃った才能を持っている選手と思われますので、環境が変われば大化けする可能性があります。迎にはカープから西武に移籍して飛躍した福地のようになってほしいですね。
 迎の加入で外野のレギュラー候補がまた増えますので、チーム内の競争も激しくなり他の選手にも良い刺激になりますね。
 
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四球で自滅

2010年05月16日 23時25分59秒 | 試合結果
日本ハム 023 100 000 6
広  島 100 000 100 2
勝:武田勝2勝4敗
敗:今井1敗
本:[日本ハム]金子誠2号

 今日は昨日の熱戦の流れを持続させて、勢いに乗りたい試合でした。初回に2死1,2塁からフィオが先制打を放ち、幸先の良い試合開始でしたが、2回に先発今井が四球で糸井を出塁させると、金子に逆転2ランを打たれてしまい、この回で交代となってしまいました。
 3回から2番手として篠田をマウンドに送りましたが、これが裏目にでてしまいました。先頭の田中に四球を与えると、2死3塁から二岡に適時打を浴び、更に連続四球を与えて満塁のピンチを残してKOされてしまいました。3番手岸本が金子に2点適時打を浴びて、この回3点を失ってしまいました。
 打線は2回以降、毎回のように走者を出すものの、3併殺など拙攻の繰り返しで、なかなか得点を挙げられず、7回に石原の適時打で1点を挙げるのが精一杯で、ここ最近の粘り強い攻撃が見られませんでした。
 
 マエケン以外の先発投手の試合は勝てませんね。今日、先発した今井は先発投手の救世主となってほしい存在でしたが、2試合連続で序盤にKOされてしまい、期待に応えられませんでした。
 今井は2回で降板しましたが、これは大野ヘッドコーチではなく、野村監督の判断だったようで、野村監督は、先制した直後に今井が守りの姿勢に入ってしまったことを問題視しての交代と語っていました。
 これは傷口が広がる前に信頼できる中継ぎ陣に託した方が良いと思ったのでしょうが、今後のことも考えたら、今井に言葉をかけて修正させた方が良かったのではないでしょうか。就任時から投手のことは大野コーチの全権委任しているのですから、それを崩すようなことはやめた方が良いと思います。野村監督も先発陣が崩壊していることから、今井が信頼できていないのでしょうが、先発としてマウンドに送った以上は、ある程度選手を信頼してあげてほしいですね。
 
 今井の後を受けた篠田が四球連発で自滅してしまいました。先発陣が不安定でも中継ぎ陣の安定感が救いだったのですが、篠田も乱れたことはショックでした。また、シュルツが腰痛のため登録末梢となり、守護神も不在となり、先発どころか中継ぎ、抑えにまで不安要素が出来てしまいました。
 これからの戦いがとても不安になってしまいました。誰か救世主が現れてくれないでしょうかね。
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エース対決を制する

2010年05月15日 23時44分21秒 | 試合結果
日本ハム 000 000 000 0
広  島 000 000 001 1
勝:前田健6勝2敗
敗:谷元1勝2敗

 日本ハムの先発はエースのダルビッシュ、カープの先発もエースの前田健ということで、いくら好調な打線でも大量援護は望めないですから、1点を争う試合になると予想されましたが、まさに1点を争う投手戦となりました。
 ダルビッシュ対して、好調な打線は8回を除いて毎回走者を出すなど攻めたてたのですが、その後が続かず得点を挙げられませんでした。最大のチャンスは6回の1死2,3塁で天谷、栗原に回った場面でしたが、空振り三振、中飛に倒れてしまいました。 
 先発の前田健はダルビッシュに刺激を受けたようで、球のキレ、制球とも素晴らしく、4回まで1安打に抑える好投でした。5回には3安打を浴びたものの、攻守に助けられて得点を与えませんでした。その後も球威は衰えることなく9回を6安打無失点に抑えました。
 ダルビッシュが降板した9回に栗原の2塁打を足がかりに2死3塁とすると、赤松が中前に適時打を放ち、今季5度目のサヨナラ勝ちを収めて、交流戦初勝利を挙げました。
 楽天に連敗してスタートした交流戦ですが、パ・リーグのエース・ダルビッシュとの対戦で白星を挙げたことは、チームに良い流れを引き寄せると思います。これをきっかけにチーム状態が上向いてほしいですね。

 今日は見ごたえのある試合でしたね。勝敗は抜きにしてマエケンとダルビッシュのエース対決で互いに一歩も譲らず、無失点に抑えたのはエースとしての意地でしょうか。
 5回には前田健が先頭の糸井に左翼フェンス直撃の当たりを打たれましたが、天谷の好返球により3塁で刺すなど、味方の好守にも助けられましたが、それ以外はピンチらしいピンチもなく9回を投げ抜きました。
 ダルビッシュも6回に東出、梵の重盗出1死2,3塁とされましたが、動揺することなく天谷と好調栗原を抑えて無失点に抑えるなど、隙のない投球でした。
 お互いが好投することで、刺激し合って更にレベルの高い投球になるのは、実力のある投手同士の投げないだからこそ成り立つのでしょうね。
 前田健は、今日のような試合で登板することで、自身のレベルアップを図れるところが凄いですね。マエケンが真のエースとして一歩前進したことは間違いありませんね。

 
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執念の粘りも力尽きる

2010年05月14日 23時55分41秒 | 試合結果
楽天 0 1 2 0 0 4 0 0 0 1 8 7 2
広島 0 1 1 0 0 2 1 2 0 0 7 10 0
勝利投手 [ 楽天 ] 井上(1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] ベイル(0勝1敗0S)
セーブ [ 楽天 ] 山村(0勝0敗1S)
本塁打 [ 楽天 ] フィリップス 2号(2回表ソロ) 、中村紀 3号(3回表2ラン) 、山崎 5号

 因縁の相手である楽天に連敗したくないので、絶対に負けられない一戦の先発はスタルツでしたが、2回にフィリップスに本塁打を浴びると、3回は四球のあと中村紀に2ランを打たれ、6回には1安打2四球で2死満塁とされると代打山崎に満塁本塁打を浴びて、6回7失点でKOされてしまいました。
 一方の打線は粘り強く、先制された直後の2回に無死満塁から小窪の犠飛で同点とすると、勝ち越された3回には好調栗原の中前適時打で1点を返しました。6回に満塁本塁打を浴びて5点差とされ諦めた直後には、フィオの犠飛と代打嶋の左前適時打で2点を返して反撃の狼煙を上げると、7回は敵失に乗じて天谷の犠飛、8回には会澤と代打廣瀬の連続適時打で、ついに同点に追いつきました。
 この流れなら勝てると思ったのですが、延長10回に横山がまたしてもフィリップスに決勝適時打を浴びてしまい、ブラウン楽天に惜敗してしまいました。
 
 交流戦はまさかの2連敗スタートとなってしまい、連敗は9となり借金は今季最多の9にまで膨らんでしまいました。このままズルズルといってしまうと、交流戦で大きな借金を抱えてしまいます。それは避けないといけませんので、絶対に明日は勝って流れを変えたいですね。

 投打が上手くかみ合いませんね。打線は活発で10安打7得点で5点差を追いつく粘りを見せて、投手を援護しているのですが、肝心の先発投手が相変わらず崩壊しています。
 今日の先発スタルツは5回まで2本塁打以外は安打を許さず試合を作りましたが、100球が近づいた6回に痛恨の満塁本塁打を被弾してしまいました。6回を投げて4安打と聞けば悪くないのですが、4安打中3本が本塁打で、5四球と制球に苦しんではいけませんね。実力はあると思うのですが、何かが足りないように思います。きっかけを掴めば勝てるようになると思いますので、早く白星を挙げてほしいですね。

 栗原が絶好調です。9試合連続複数安打と球団記録を更新して、打率も.291まで上昇しました。4月まで2割付近だった打率が急上昇していることが調子の良さを物語っています。打点もリーグ2位の34打点となり、打線を牽引していることが打線好調の要因となっていますね。あとは5番が打ってくれれば、更に得点力がアップするのですがね。5番以下に当たりが出てくれれば、今日も同点ではなく、勝ち越しまで行けたと思います。フィオ、小窪、石原の奮起を期待したいですね。

 長谷川、喜田剛とオリックスの迎の2対1の交換トレードが合意に達したという情報がありました。右の代打を強化したい広島と、左打者と先発の強化を目指すオリックスの思惑が一致したとのことです。
 右の代打が手薄なのでここ数年来の課題ですから、補強ポイントとしては間違っていません。迎は07年度に2軍で3冠王を獲得し、今季も2軍で打率.350と期待できそうですね。また、俊足・強肩と守備も良さそうなので、カープの野球に適合しそうですね。
 ただ、先発の台所事情が苦しいのはカープも一緒ですから、長谷川をトレードに出すのはもったいないと思いますね。やはり2試合連続で試合を壊したことが、トレードのきっかけになったのかもしれませんね。
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因縁の対決

2010年05月13日 23時20分24秒 | 試合結果
楽天 420 000 000 6
広島 200 000 011 4
勝:永井3勝3敗
セ:川岸1勝7S
敗:青木高1勝2敗
本:[広島]廣瀬2号

 いよいよ交流戦が始まりました。初戦はブラウン前監督率いる楽天戦ということで、正に因縁の対決となりました。
 初戦の先発は前田健に次ぐ安定感を誇る青木高でしたが、今日は制球、球のキレ共に悪く初回に1死満塁から去年の同僚フィリップスに先制2点適時打を浴びるなど、この回5安打2死四球で4点を失ってしまいました。
 好調な打線はすぐに反撃を開始し、2死から天谷が出塁すると、栗原の2塁打と赤松の3塁打で2点を返して、試合を立て直したのですが、青木高が立ち直れず、2回にまたしてもフィリップスに2点適時2塁打を浴びてしまいました。
 3回以降も毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、後続を断って追加点を与えませんでした。6回以降は岸本、篠田、武内と無失点で繋いで、味方の反撃を待ちましたが、2回以降は永井を攻めきれず、2回から7回まで1安打に抑えられ、チャンスすら作れませんでした。
 ようやく8回に廣瀬の本塁打で1点を返すと、9回に川岸を攻めて、無死1,3塁から赤松の犠飛で1点を返して、なおも1死1塁の一発が出れば同点という場面で代打前田を起用しましたが、併殺打に倒れて試合終了となりました。

 交流戦は2試合の対戦となることから、初戦を落とすのはカード勝ち越しが無くなり、負け越しの可能性が高くなるので、精神的にもきつくなります。とりあえずは、明日勝って5分の星に戻さないと、残り2試合の対戦も苦しくなりますので、絶対に勝ちたいですね。 

 因縁の対決は元同僚にやられた試合をなりました。5番に入ったフィリップスに3安打4打点と打たれすぎました。リーグ戦では打率1割台に低迷していたフィリップスにこれだけ打たれたのは、自分を解雇したカープを見返してやるという意地があったのでしょうか。明日の試合ではフィリップスに打たれないようにしないといけませんね。

 先発の青木高が悪すぎましたね。初回の4失点は仕方ないとしても、2回の2失点は痛すぎました。せっかく味方打線が2点を返して、試合の流れを引き戻しかけたところで、失点するのは与えた得点以上に、チームに与えるダメージが大きいです。これで永井を楽に投げさせてしまい、味方の反撃が難しくなってしまいました。
 これで青木高は2試合連続でKOされてしまいました。先発陣が不安定で、前田健と2人でローテの柱として考えていただけに、ショックが大きいですね。
 次回登板では2試合の汚名を返上する好投を見せてほしいですね。

 
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マエケン力尽き連勝ならず

2010年05月09日 22時22分47秒 | 試合結果
広島 000 020 010 3
阪神 010 100 20X 4
勝:西村4勝
敗:前田健5勝2敗
セ:藤川球1勝9S
本:[阪神]ブラゼル10号、11号

 打線が2試合連続2ケタ安打と上向いてきて、先発がエースの前田健とくれば、誰もが勝ちを確信してしまいましたが、野球はそんな簡単にはいきませんね。
 前田健はブラゼルに2打席連続本塁打を浴びて2点を失いましたが、毎回のように走者を背負いながらも粘り強く抑えました。
 好調な打線は5回に敵失と栗原の適時2塁打で2点を奪って同点に追いつきましたが、その後の2死1,2塁では小窪が一邪飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。
 踏ん張っていた前田健でしたが、球数120球に達した7回に2死1,2塁のピンチを招くとマートンに右中間に2点適時2塁打を打たれてしまいました。
 粘り強い打線は直後の8回に代打前田の適時打で1点を返し、尚も2死2,3塁のチャンスで代打岩本が投ゴロに倒れて追いつくことができず、9回も藤川球を2死1,2塁まで攻めたてましたが、最後はフィオが三振に倒れて試合終了となってしまいまいた。

 交流戦前最後のカードは残念ながら負け越しとなり、15勝22敗の借金7で交流戦に突入することになりました。ここまでは今ひとつ波に乗り切れず、勝ち負けを繰り返していますね。良い勝ち方をして、チーム状態が上向きかけたところで、先発が崩壊したり、打線が拙攻で負けてしまいました。今日も同じですね。
 エースで白星を飾り、気持ち良く交流戦に臨めると思っていたのですが、悔しい黒星となってしまいました。交流戦は相手も変わり、3日間空きますので、今の成績は忘れて一からスタートするためにも、ここで気持ちを入れ替えてもらいたいですね。

 前田健が7回に力尽きてしまいました。7回を投げて7安打1四球で4失点であれば、先発としての役割は果たしています。ただ、前田健には悔やまれる敗戦だったでしょう。2回の本塁打は仕方ないとしても、4回の本塁打は失投だと思われるので痛い失点でした。4球ファールで粘られて、高めのつり球で空振りを狙ったと思われますが、少し低めに投げてしまい打たれてしまいました。ファールで粘られて根負けしたのかもしれませんが、不用意な1球でいたね。それでも、たった1球の失投なので、前田健を責めることはできません。それを逃さず打ったブラゼルが上手だったということでしょうね。

 昨日大当たりだったフィオが今日は3打数3三振1四球とブレーキになってしまいました。2回、8回と先頭の栗原が四球で出塁しながら、三振に倒れて繋ぐことができず、9回は2死2塁から栗原が敬遠されて臨んだ打席で、高めのつり球に空振り三振と良いところがありませんでした。前の栗原が2打数2安打3四球と全打席出塁しており、フィオが続けばもっと得点できたはずです。やはりどんなに4番が打っても5番に迫力がないと、打線に迫力がなくなってしまうということですね。
 フィオには5番として活躍してもらわないといけませんので、もっと頑張ってもらいたいですね。 
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