カープな毎日

カープファンのひとりごと。

9回逆転負け自力CS消滅

2012年09月17日 21時51分53秒 | 試合結果
ヤクルト 111 000 002 5
広 島 000 030 010 4
勝利投手:押本4勝1S
セーブ投手:バーネット1勝2敗28S
敗戦投手:ミコライオ3勝5敗19S

 先発はケガから復帰した大竹でしたが、初回から足を引っ張られてしまいました。初回に先頭雄平の二ゴロを安部が失策してしまうと、1死2塁からユウイチに適時打を浴びて先制点を奪われました。
 2回には2死1,3塁から投手のロマンに適時打を浴びてしまい、3回にはバレンティンに本塁打を打たれて、3回までに3点を奪われる苦しい展開となりました。

 打線は今日も拙攻を繰り返して、初回1死1塁から梵が併殺、2回1死3塁では堂林が二飛、天谷が中飛に倒れて、得点を奪えませんでした。
 しかし、大竹が4回と5回を三者凡退に抑えて立ち直る気配を感じさせると、5回に打線が奮起しました。
 連打と犠打で1死2,3塁として、赤松の三ゴロの間に1点を返し、更に安部の適時2塁打、梵の適時打と続いて、この回3点を奪って同点に追い付きました。

 直後の6回に大竹が、連続短長打で無死2,3塁の大ピンチを迎えましたが、福地を二ゴロ、森岡を三ゴロに打ち取り、最後は中村の中飛を赤松が好捕して無失点で凌ぎました。
 大竹は7回まで投げて9安打打たれながらも、3失点に抑える粘りの投球でした。8回からは、今村が登板して無失点に抑えると、その裏に梵の3塁打で無死3塁として、エルドレッドの犠飛でついに勝ち越しに成功しました。
 あとは9回をミコライオが抑えるだけでしたが、いきなり連打を浴び、犠打で1死2,3塁とされると、田中に2点適時打を浴びて逆転されてしまいました。
 カープも9回に2安打で2死1,2塁と同点のチャンスを作りましたが、最後は代打前田智がバーネットに遊飛に打ち取られて試合終了となりました。

 直接対決の初戦を落として、ゲーム差は4に広がり、自力でのCS進出が消滅して、CS進出には本当に崖っぷちにまで追い込まれてしまいました。明日も負けるようであれば、事実上の終戦となってしまい、2試合を連勝しても首の皮一枚繋がっているという厳しい状況ですね。

 今日の試合は序盤の展開では、完敗かと思われましたが、中盤以降に打線が奮起して、3点差を逆転することができたことは良かったと思います。
 しかし、こんな時にミコライオが不調で逆転を許してしまうというところに、チーム状態の悪さを感じると共に、ヤクルトのCSへの強い執念を感じさせられました。
 
 9回に代打宮本が先頭で安打を放ったことが、ヤクルトの選手に勢いを与えたことは間違いないでしょう。シーズン終盤のここ一番ではベテランの力がモノをいうのですね。カープのベテラン石井はいつになった、その力を発揮できる場面を与えられるのでしょうか。今のように苦しい時こそ必要だと思いますが、今さら遅いですね。

 まだヤクルトにも何が起こるか分かりませんので、選手は最後まで諦めないで戦ってほしいですね。
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バリントン無援+采配ミスで14敗目

2012年09月16日 22時00分13秒 | 試合結果
中日 000 100 100 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:山内10勝6敗
セーブ投手:ソーサ5勝4S
敗戦投手:バリントン6勝14敗

 バリントンは直球に切れがあり、制球も良く、中日打線を3回までパーフェクトに抑えていましたが、4回にエルドレッドの失策と犠打で1死3塁とされて、森野の二ゴロを東出の後逸して、無安打2失策で1点を献上してしまいました。更にバリントンのリズムが狂い、安打と四球で1死満塁とされましたが、堂上剛を併殺に打ち取り追加点は与えませんでした。
 6回は2死から四球と2塁打で2,3塁のピンチを迎えるも、井端を抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は初回1死1塁から梵が併殺に倒れて嫌な雰囲気が漂うと、その後も山内を捕えられませんでした。4回に2死から安打と四球で1,2塁とするも、堂林が左飛に倒れ、6回には安打と犠打で1死2塁とするも、梵が中飛、エルドレッドは四球を選ぶも、丸が二ゴロに倒れるなど、今日も適時打欠乏症は直りませんでした。
 
 無援でも耐えていたバリントンでしたが、7回に安打と2塁打で無死2,3塁とされて、谷繁は三ゴロに打ち取るも、山内の三ゴロの間に1点を奪われ、重い追加点を与えてしまいました。
 それでも、8回まで投げて5安打自責点1は、先発として十分な投球内容でした。
 
 山内が100球に近づいた8回に、安打と四球で無死1,2塁と、この試合最大のチャンスを掴みましたが、ここで東出に打たせて遊ゴロ併殺となり、2死1塁と最悪の結果となってしまいました。
 9回にも安打と四球で2死1,2塁としましたが、代打前田智が二ゴロに倒れて、2試合連続零封負けを喫してしまいました。


 今日の試合内容は、今季一番理解できないものでした。もちろん8回の攻撃のことです。無死1,2塁として、山内が100球を超えて疲れが見え始めていたことを考えれば、東出は犠打しかないはずです。それを野村監督は強行策に出て、東出に打たせました。
 試合の後の監督のコメントでは、送ってもその後が期待できないため送らなかったとのことですが、打順が下位打線なら理解できるものの、3番、4番の中軸です。得点力があるから中軸を打たせているのではないでしょうか。
 今日の梵は2度の得点機で凡退していることから、野村監督が続かないと思う気持ちも分からなくもないですが、打てないと思うなら、代打を送るなり他にも策はあるはずです。
 2点差で1死2,3塁、しかも走者は俊足となれば、1安打で同点になる可能性もあるので、中日のベンチとバッテリーにも危機感が出てくるはずですから、山内にプレッシャーも掛かり、攻略の糸口が見いだせたかもしれませんし、場合によっては投手が交代することもあるので、そうなれば梵の前の打席までの結果は気にする必要がないはずです。
 それに、梵に適時打が出なくても、次打者はエルドレッドなのですから、まだ得点のチャンスは十分にありました。

 野村監督はチャンスで選手が委縮しているとコメントしています。確かにその通りだと思いますが、野村監督もチャンスで冷静さを失っていると思います。昨日の8回にも同じような攻撃があり、2日続けて失敗しています。指揮する監督が貧打で冷静な采配ができないようでは、この先の戦いも期待できません。
 ヤクルトは今日も勝ってゲーム差は3に広がり、カープのCS進出には赤信号が点いてしまいました。明日からヤクルトとの直接対決3連戦が始まりますが、今のカープの状態は今季最悪なので、3連勝するのは難しいでしょうね。雨で中止になってくれることを願うのが良さそうです。
 ただ、唯一の頼みの綱は、明日の先発は復帰する大竹ということでしょう。今季はここまで何度もチームのピンチを救ってくれたので、明日も大竹がチームを救ってくれることを願うしかありませんね。
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野村無援で9敗目

2012年09月15日 22時03分00秒 | 試合結果
中日 010 000 000 1
広島 000 000 000 0
勝利投手:川上2勝1敗
セーブ投手:山井4勝3敗13S
敗戦投手:野村9勝9敗

 昨日のサヨナラ勝ちで少しは変わるかと思いましたが、一晩経っても打線は何も変わらず、久々の登板となった川上に対して手も足もでませんでした。
 初回に天谷の安打と犠打で1死2塁と先制機を作るも、梵が三邪飛、エルドレッドが三振で無得点に終わると、その後は凡打の山を築いて、6回まで無四球で初回の1安打の抑えられてしまいました。

 先発の野村は少し制球に苦しみ、毎回のように走者を背負いながらも、粘り強い投球でした。初回に四球と失策で2死1,2塁のピンチは、井端を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けましたが、2回に1死2塁から堂上直の遊ゴロの間に1点を失ってしまいました。
 その後は、3回、4回と2度先頭打者を出塁させながらも、3回は森野、和田、井端の主軸を打ち取り、4回は谷繁を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。6回を終えた時点で104球を要して、6回の攻撃で代打を送られ交代となり、またしても10勝目はなりませんでした。
 7回はサファテが無失点で抑え、8回は河内と今村の継投で、更に今村は9回も登板し、追加点を許しませんでしたが、打線が投手陣の好投に応えられません。

 7回から2番手田島に交代したものの、東出、梵、エルドレッドがあっさりと三者凡退に抑えられました。8回に先頭の丸がチーム2本目の安打を放って出塁しましたが、次打者廣瀬の初球でバスターエンドランを仕掛けるも、中日バッテリーに読まれて、ウエストした球を中途半端に打ち上げて進塁させることができず、その後に丸の盗塁で2死2塁としましたが、代打前田智が三振に倒れてしまいました。
 9回に代打中東の安打と犠打で1死2塁とするも、東出はニゴロ、梵は三振に倒れて中日の継投に零封されてしまいました。

 3位ヤクルトが勝ったため、ゲーム差は2に広がってしまい、これ以上離されると厳しいところまで来てしまいました。しかし、打線は復調の気配が無く、明日以降も苦戦が予想されます。今の心境は、雨で中止になってほしいと真剣に願ってしまいます。それくらい、今のチーム状態は悪いですね。

 岩本と入れ替えで丸が昇格し5番で起用しましたが、効果は全くありませんでした。と、言うより、1人入れ替えたくらいで、状態が良くなるとは思えないほど不振は深刻です。
 川上に対して、初回に先頭の天谷が安打を放って以後6回まで1人の走者を出すこともできませんでした。しかも、川上は6回まで投げて、球数は僅か56球の超省エネ投きゅでした。これはカープ打線が早打ちを繰り返したため、川上を助けてしまった証拠です。
 カープ打線は好球必打のため、ファーストストライクから積極的に打ちにいきますが、今は積極的というよりも単に淡白な攻撃にしか見えません。打席に入って狙い球を絞ると思うのですが、ファーストストライクが狙った球と違ってもバットを出して、凡打しているように感じます。
 初球から積極的に振っていくのは悪いことではありませんが、無理に打ちにく必要はありません。状態が悪いので追い込まれることが嫌なのだと思いますが、狙い球をしっかりと絞って行くことが大切だと思います。

 また、ベンチも不振のため無理に動いて失敗しています。8回無死1塁で廣瀬になぜ初球からバスターを仕掛けたのか理解できません。たぶん、送って1死2塁にしても後続の堂林、石原では返せないとの思いから、追い込まれる前に動いたのでしょう。カープベンチの焦りを、谷繁には完全に見透かされていましたね。
 先ずは追いつくことが最優先の状況で走者を進めることさえできなかったのは痛すぎました。選手だけでなくベンチも冷静さを失っては勝てるはずがありません。明日は冷静になって采配をしてほしいですね。
 
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土壇場で踏ん張りサヨナラ勝ち

2012年09月14日 21時45分27秒 | 試合結果
中日 000 000 030 3
広島 000 101 101 4
勝利投手:ミコライオ3勝4敗19S
敗戦投手:雄太3勝5敗

 地元に戻ってチームを立て直したいところでしたが、今日も打線は拙攻の連続でした。初回は四球と安打で1死1,3塁としながら、エルドレッドと岩本が倒れてしまい、2回の無死1塁では堂林が併殺、3回2死満塁では岩本が凡退して先発の前田健を援護できませんでした。
 4回に2安打と犠打で1死2,3塁とすると、前田健がスクイズを成功させて、自ら1点を奪いました。
 これで打線が勢い付くかと思われましたが、5回1死1,3塁で岩本と廣瀬が倒れ、変化はありませんでした。
 6回に連打と犠打で1死2,3塁として、天谷の内野ゴロの間に1点を、7回にはエルドレッドの本塁打で1点づつを追加するも、相変わらず適時打は出ませんでした。

 前田健は直球に威力はありましたが、変化球の切れが良くなく、毎回のように得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。1回、2回、3回と3イニング連続で1死2塁のピンチを背負うも、粘り強い投球で後続を断ちました。
 4回と5回は三者凡退に抑えて立ち直ったかと思いましたが、6回には2安打を浴び、7回も2死1,2塁のピンチを迎えるなどピリッとしませんでした。それでも7回まで6安打103球の粘投で無失点に抑えました。
 8回もマウンドに上がるも、長短打で1死1,3塁とされて、ブランコに適時打を浴びて1点を失い、更に井端にも安打を打たれて満塁とされたところで、今村にマウンドを譲りました。
 代わった今村は森野に適時打を浴び、更に和田の併殺崩れの間に失点して、同点に追いつかれてしまい、前田健の14勝目は消えてしまいました。
 9回はミコライオを投入して無失点で切り抜けると、その裏に梵、エルドレッド、中東の3連打で1死満塁とすると、廣瀬が右前に適時打を放ってサヨナラ勝ちしました。

 初回から拙攻を繰り返してフラフラの岩田を攻略できず6回まで投げさせてしまい、前田健が8回に捕まって追いつかれた時には、今日も負けを覚悟しました。しかし、打線が9回に意地を見せ、4連打でようやく適時打が出てサヨナラ勝ちしました。
 ヤクルトが勝っていたため、負ければ2ゲーム差に広がる危機的状況であることを選手もそれが分かっていたでしょうから、絶対に負けられないという強い気持ちが結果に繋がったと思います。

 それにしても、8回までの拙攻は凄かったですね。10安打を放ち、毎回走者を出しながらも、得点はスクイズ、内野ゴロの間、そしてソロ本塁打と、一度も適時打が出ませんでした。これではチャンスで一気に畳み掛ける攻撃ができないので、大量得点を望むのは苦しいですね。まだしばらくはこの状況が続くかもしれませんが、今日のサヨナラ勝ちを、打線浮上のきっかけにしてほしいですね。
  
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巨人戦9連敗

2012年09月13日 21時43分51秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
巨人 001 020 01X 4
勝利投手:内海13勝6敗
セーブ投手:西村3勝1敗25S
敗戦投手:今井2勝7敗1S

 打線のテコ入れとして、鈴木が初の1軍昇格を果たして、7番右翼でスタメン出場しましたが、打線の活性化には繋がりませんでした。
 苦手内海に対して序盤はチャンスがありましたが、得点を奪えませんでした。2回に迎と鈴木の安打で2死1,2塁として、倉が歩かされて満塁となるも、今井が遊ゴロに倒れて先制機を逃すと、3回にも死球と犠打で1死2塁としながら、梵とエルドレッドが共に中飛に倒れて先制点を奪えませんでした。

 3回に先発今井が捕まり、2本の内野安打で1死1,2塁とされ、その後2死1,3塁となり、坂本に適時打を浴びて先制されてしまいました。
 4回の1,2塁は無失点で凌ぎましたが、5回に2死から坂本に安打を打たれ、続く阿部に本塁打を浴びて、痛恨の2点を失ってしまいました。
 今井は、6回まで投げて7安打を浴びながら3失点の粘投でしたが打線の援護が無く、またも勝利投手の権利を得られずマウンドを降りました。

 貧打の打線は、6回に先頭のエルドレッドが本塁打を放って1点を返し、続く迎が四球で出塁して反撃開始かと思われましたが、堂林が三振、鈴木は村田の攻守に阻まれ三ゴロ、倉も三ゴロに倒れて、後が続きませんでした。
 7回にも先頭の代打廣瀬が出塁するも、赤松が右飛、菊池が併殺とチャンスを拡大できませんでした。

 7回からは今村を投入するも、2イニング目の8回に村田と代打高橋由の連続2塁打で1点を失って、試合は決してしまいました。
 9回は西村に三者凡退に抑えられて、巨人戦は1分を挟んで9連敗となってしまいました。
 幸いにもヤクルトが敗れたため、ゲーム差1は変わりませんでしたが、鈴木がプロ初安打を放った以外は明るい材料に乏しく、明日以降への希望が持てない状況は変わりませんね。

 この巨人3連戦は同じような展開となり、全く勝てる気配がありませんでした。打線は序盤の得点機で凡退し、先発は序盤で失点して試合の主導権を巨人に握られてしまい、中盤に投手陣が耐えきれず追加点を奪われてしまいました。今の打線に劣勢を跳ね返す力は無く、零封を免れる程度の反撃しができません。これでは勝てるはずがありません。
 この3連戦は反攻への兆しを感じるプレーが無く、このままズルズルと落ちていく予感がヒシヒシと伝わってきました。
 チームの借金は一気に増えて6となってしまいましたが、幸いにも3位ヤクルトとのゲーム差は1であり、逆転は十分可能な状況です。
 明日からは地元に戻っての6連戦で、先発もエースの前田健ですから、チームを立て直す絶好のチャンスだと思います。この機会を逃すと流石に苦しくなるでしょう。最後の力を振り絞って、絶対に勝ってほしいですね。
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戸田の初登板は黒星

2012年09月12日 21時50分39秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 200 030 00X 5
勝利投手:笠原1勝
敗戦投手:戸田1敗

 今日はルーキーの戸田がプロ初登板初先発しました。初回は緊張からか先頭の長野に四球を与えると、坂本と阿部に連続長短打を浴びて1点を失い、更に高橋由の犠飛でこの回2点を失いました。
 3回は2安打で1死1,2塁とされましたが、高橋由と村田を打ち取って無失点で切り抜けました。しかし、この回限りでマウンドを降りました。

 不振の打線は1番に中東、5番に天谷を起用するもチャンスであと一本が出ない状況は変わりませんでした。3回に2安打と四球で2死満塁としてエルドレッドに回りましたが、空振り三振で得点を挙げられませんでした。
 5回にも安打と四球に敵失で2死満塁とチャンスを貰いながら、天谷が三振に倒れてしまいました。
 
 戸田を早めに諦めて継投に切り替えるも、これが決まりませんでした。4回から登板の福井は、4回に無死1,2塁とされるも、併殺で無失点で切り抜けましたが、5回1死1塁で阿部を迎えたところで河内に交代するも、阿部に四球を与えて2死後に村田に適時打を打たれて、更に満塁とピンチを拡大させてしまいました。
 中崎と投入するも、代打石井に2点適時打を浴びて、この回3点を奪われて試合は決まってしまいました。
 
 打線は、毎回のように安打を放つもその後が続かず、笠原に6回まで無失点に抑えられ、その後は福田、高木康の継投に零封されてしまいました。

 ヤクルトが勝ったため、ついに4位に転落となってしまいました。正直、この9連戦の最初の6連戦で4位に転落すると思っていましたが、まさか2試合目で落ちるとは思っていませんでした。来週にはヤクルトとの直接対決があるので、そこまで1ゲーム差以内で追走していかないと、追い越すのは苦しくなります。
 明日こそは巨人戦の連敗を止めたいところですが、巨人の先発は苦手の内海で、更に打線が低調とあっては、厳しい戦いになりそうですね。試合が中止になってほしいと思いたくなりますが、ドームでは雨天もないので無理ですね。

 
 昨日も今日もスタメンのメンバーを入れ替えて、何とか得点力を上げようとしていますが、効果はありませんでした。2試合続けて9安打を放っていますが、共にチャンスであと1本が出ません。
 昨日の小山はプロ1勝、今日の笠原は未勝利と、経験の浅い投手を相手に無得点に抑えられてしまいました。走者のいない場面では安打が出ても、走者を出すと途端に打てなくなっているように感じます。これは調子が悪いというよりも、気持ちの部分が締める割合の方が大きいと思います。
 得点できないことが、打席でのプレッシャーになっているのは間違いありません。今のチームの雰囲気では、この打てないプレッシャーを跳ね返せる力を感じません。
 この沈滞ムードを振り払うためにも、ベテラン石井の力を借りるべきではないでしょうか。石井ならムードを変えることができると思います。今のうちにテコ入れをしないと、ズルズルと落ちて行きかねません。早く手を打ってほしいですね。


 阪神の金本が今季限りでの現役引退を表明しました。カープで優勝できなかったことが残念だったと語っていました。金本はカープから出たくてFA移籍した訳ではなく、フロントの対応が悪かったことが原因なので、金本は移籍してからもカープのことを気にかけていてくれたのですね。ちょっと以外でした。気にしてくれていたことには感謝したいですね。
 
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反撃遅く、巨人戦負け越し決定

2012年09月11日 21時44分15秒 | 試合結果
広島 000 000 003 3
巨人 102 010 20X 6
勝利投手:小山2勝1敗
セーブ投手:高木京2勝1S
敗戦投手:バリントン6勝13敗

 大事な9連戦の初戦はでしたが、初回の攻防が試合の行方を決めてしまいました。カープは菊池の2塁打で1死2塁とするも、梵は三振、エルドレッドが三直で無得点に終わりました。一方の巨人は、バリントンから2塁打と犠打で1死3塁として、坂本が適時打を放って先制点を挙げました。
 これで巨人が試合の主導権を握り、3回には2死から坂本の安打と、阿部の本塁打で2点を追加されてしまいました。更に5回には2安打と四球で2死満塁とされ、高橋由の押し出し四球を与え、試合を決める4点目を失い、バリントンは5回4失点で降板となりました。

 打線は小山に対して凡打の山を築き、2回から7回まで散発2安打に抑えられて、2塁さえ踏めず、全く得点できる気配がありませんでした。

 6回は江草が三者凡退に抑えるも、7回に岸本が捕まり、1死から四球を与えると、坂本に2塁打を打たれて、岩本の失策も絡んで1点を失うと、高橋由に犠飛を打たれて、この回2点を失ってダメ押しをされました。

 小山に疲れが見え始めた8回に、中東と東出の代打攻勢により、1死1,2塁とするも、天谷が中飛、菊池が三振に倒れて得点を挙げられせんでした。
 9回に代わった田原からエルドレッドが屋根の照明を直撃する特大本塁打で1点を返すと、岩本と堂林の連続短長打で1死2,3塁として、迎の二ゴロの間に1点、続く中東の適時打でもう1点を追加しましたが、反撃もここまでで、東出が代わった高木京に二ゴロの打ち取られて試合終了となりました。
 今日の敗戦で巨人戦は1分を挟んで7連敗となり、今季の巨人戦の負け越しも決定しました。更に、優勝の可能性も完全消滅しました。

 ヤクルトは勝ったため、ゲーム差が0となりました。勝率の差でカープが3位をキープしていますが、今週の日程を考えると、3位をずっとキープするのは難しいかもしれないですね。

 明日は高卒ルーキーの戸田が先発します。また巨人もプロ初勝利を目指す笠原が先発します。どちらも不安を抱えての投球になるでしょうから、先取点を取って、早く試合の主導権を握れば、カープにも勝機はあるはずです。もちろん、戸田が試合を作れるかどうかも鍵になると思いますが、とにかく打線が奮起して得点を挙げることが最大のポイントでしょう。
 しかし、今のメンバーでは期待が薄いです。そろそろ若手主体の戦いでは限界かもしれません。中堅・ベテランの力を使う時期ではないでしょうか。思いきった選手の入れ替えをして、打線を活性化する必要があると思います。
 明日も落とすと、このカード3連敗の可能性がかなり高くなってしまいます。3タテを阻止するためにも、明日は絶対に勝たなければいけませんね。


 
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正念場の9連戦

2012年09月10日 21時16分31秒 | 日記
 今週は巨人、中日、ヤクルトとの9連戦と、今季最大の正念場となりそうです。できれば、先週末のDeNA戦は3連勝してヤクルトとのゲーム差を少しでも広げておきたかったですが、1勝1敗1分でゲーム差は1しか広げられませんでした。
 ヤクルトの残り試合の方がカープより3多いことから、実質的にはゲーム差が無いのと同じ状態です。
 巨人と中日の6試合は最低でも3勝3敗で乗りきって、来週からのヤクルトとの直接対決で一気に勝負できる状況にしたいですね。

 しかし、チームの状態は良くなく、打線の調子は相変わらず低空飛行で大量得点が望めない状況であり、投手陣が失点を如何に減らすかが鍵になりますが、先発では大竹がマメを潰して先発を1回飛ばすため、12日の巨人戦ではルーキーの戸田がプロ初登板初先発する予定となっているようで、駒不足となっています。
 また、リリーフではここまで無失点と奮闘していた横山が負傷により登録抹消されてしまい、勝ち試合で安心して起用できるのは、今村とミコライオ、あとは河内くらいでしょうか。
 大竹も、横山も9連戦終盤には戻ってくると思うので、代わりに昇格した岸本、そして昇格予定の福井と戸田が奮起して、2人が戻ってくるまで耐えるしかありません。そして、野手も1点でも多く援護して、投手陣を楽にさせてほしいですね。
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ミコライオ追いつかれ、野村の10勝お預け

2012年09月09日 21時57分54秒 | 試合結果
DeNA 001 100 001 0 3
広 島 010 000 020 0 3
 
 昨日の流れを継続させたい試合で、2回に連続長短打で無死1,3塁とすると、1死後に迎が適時打を放って1点を先制しました。しかし、その後の1,3塁では石原と野村が凡退して追加点を奪えず、いまいち乗りきれませんでした。
 中4日の野村は、本来の制球を欠いており、先制した直後の3回に2死無走者から梵の失策と安打で1,3塁とされ、筒香に適時打を浴びて同点に追いつかれました。続く4回には2安打と死球で無死満塁のピンチを招いて、荒波に犠飛を打たれて勝ち越しを許してしまいました。
 その後は、走者を背負っても粘り強い投球で、8回まで無失点で凌ぎました。


 打線は加賀美に対して3回から6回まで無安打に抑えられるなど沈黙してしまいましたが、8回に安打と犠打で2死2塁とすると、梵とエルドレッドの連続2塁打で2点を挙げて逆転に成功し、野村に勝利投手の権利が生まれました。
 後は、守護神ミコライオで逃げ切るだけでしたが、安打と犠打で1死2塁とされ、荒波に3盗を許して1死3塁とピンチが拡大してしまいました。ここで中村の二ゴロを菊池が弾いて、同点に追いつかれて、野村の10勝目は消えてしまいました。

 9回裏には山口を攻めて、2死1,2塁のサヨナラ機を作るも、菊池が一ゴロに倒れて延長戦に突入しました。
 10回は今村が三者凡退に抑えるも、カープも梵、エルドレッド、中東が三者凡退に倒れて、規定により引き分けとなりました。
 
 4位ヤクルトも引き分けたため、ゲーム差は変わらず1のままでしたが、勝てる試合を引き分けたのは痛かったですね。来週は巨人、中日との対戦なので、ここで少しでもヤクルトを引き離したいところでしたが、結局1ゲーム差しか離せず、状況は苦しくなりました。選手には最後の踏ん張りを見せてほしいですね。

 
 今日は打線が最後に意地を見せて逆転に成功しましたが、ミコライオがまさかの救援失敗で、白星が逃げてしまいました。1死2塁から三盗を決められたことが痛かったですね。ミコライオも三盗はないと油断していたところを、荒波に付け込まれてしまいました。
 1死2塁で打席には3番中村ですから、普通に考えれば盗塁を仕掛けて勝負する場面ではありません。荒波はサインではなくフリーで盗塁したと思いますが、ミコライオが警戒していないことを完全に見抜かれていたからこそ、三盗を試みたのでしょう。
 打者に集中することは大切ですが、走者を全く気にせず、それを見抜かれてはいけません。せめて1度でも牽制すれば、盗塁はしなかったでしょう。ミコライオには、今後の反省点として気を付けてほしいですね。
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前田健完封連敗止める

2012年09月08日 22時35分11秒 | 試合結果
DeNA 000 000 000 0
広 島 000 120 00X 3
勝利投手:前田健13勝6敗
敗戦投手:王3敗

 前田健は、序盤は制球に苦しみ、毎回走者を背負う苦しい投球でした。3回2死1,2塁でラミレスを迎えるも中飛に打ち取り、4回は無死1,2塁のこの試合最大のピンチを迎えましたが、梶谷を中飛、高城を併殺に打ち取り無失点で凌ぎました。
 
 打線は今日も王の前に沈黙しました。2回1死2塁で堂林と迎が連続三振に倒れて嫌な雰囲気になりました。4回は1死から四死球と安打で満塁となったところで、王の暴投で1点を先制しましたが、堂林は三振、迎は左飛で追加点を奪えませんでした。
 続く5回は2安打と四球で1死満塁となったところで、梵のスクイズはファールになり失敗しましたが、その後2塁打を放って失敗を取り返す2点適時打となりました。
 
 前田健は徐々に立ち直り、力のある直球がDeNA打線を抑え、9回もマウンドに上がり2安打で1死1,2塁とされるも、最後は梶谷を投直併殺に打ち取って、完封でリーグトップの13勝目を挙げました。そして、ヤクルトは負けたため、ゲーム差が1に広がりました。

 梵が重い空気を振り払う打撃をしてくれました。4回に1点を先制するも、暴投で挙げたものであり、その後のチャンスでは犠飛すら出ず追加点を奪えず、今日も適時打欠乏症は直らず、前田健に1点を守ってもらうしかないかと思われました。
 野村監督も5回に1死満塁のチャンスで、梵にスクイズを命じるほど苦しい状態でしたが、これもファールで失敗と、更に追い打ちをかけてしまいました。
 しかし、ここで梵が意地を見せて2塁打を放ち、ようやく待望の適時打が出て追加点を奪えました。
 その後が続かず、3点止まりだったのは気になりますが、この試合が打線浮上のきっかけになってほしいですね。
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