カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線繋がらず巨人に連敗

2016年04月17日 22時39分47秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
巨人 001 000 01X 2
勝利投手:マシソン2勝1S
敗戦投手:ジャクソン2敗
セーブ:澤村3勝5S
本塁打:[広島]菊池2号
     [巨人]片岡1号

 昨日の試合で3回の走塁中に右太もも裏を痛めて途中交代したルナが、右ハムストリングを痛めて登録を抹消されました。今朝になっても症状に変化がなく、今後は週明けにも、詳細な診断を受けるとのことです。復帰については、検査を受けてからの判断となり、長期離脱の可能性もあります。
 代わって2軍で打撃好調の堂林が昇格し、早速8番3塁でスタメン出場しました。
 
 ルナを欠いた打線は、4番にエルドレッド、5番に新井を昇格させましたが、今村の緩急をつけた投球に翻弄されて、3回まで無安打に抑えられてしまいました。
 
 先発の福井は、初回に安打と連続四死球で2死満塁のピンチを背負うも、亀井の大きな飛球を鈴木が好捕して無失点で凌ぎましたが、3回に片岡にソロ本塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。

 直後の4回の攻撃で、菊池が初安打を放って無死1塁とするも、丸が一ゴロ、エルドレッドが三ゴロ併殺で後続が繋がりませんでした。しかし、6回に菊池が2死からソロ本塁打を放って同点に追いつき、更に丸の内野安打で今村をマウンドから引きずり下ろすも、エルドレッドが田原誠に三ゴロの打ち取られて同点止まりでした。
 7回には新井の死球で無死1塁のチャンスをマシソンから貰いましたが、鈴木が犠打を決められず三振に倒れると、會澤も三振、堂林が右飛に倒れてしまい、8回にも田中の安打で1死1塁としながら、菊池と丸が共に二飛に打ち取られて勝ち越すことができませんでした。 

 福井は、4回の1死2塁では今村と立岡を打ち取って無失点で切り抜け、同点となった直後の6回には四球をきっかけに2死2塁とされるも、代打坂本を一ゴロに打ち取るなど、7回まで投げて1失点に抑える好投でした。
 8回からはジャクソンが登板し、安打と盗塁に進塁打で1死3塁とされ、村田に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 9回は2死から鈴木が2塁打を放って同点機を作りましたが、最後は會澤が遊ゴロに倒れて連日、巨人に惜敗して連敗を喫してしまいました。



 やはりルナを欠いたことが影響したのか、打線が今村の前に沈黙してしまいました。5回まで1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでした。6回に菊池の本塁打で同点に追いついて、今村をマウンドから降ろさせましたが、菊池以外は全く捉えられる気配がありませんでした。
 ここまで好調の打線を支えてきたエルドレッドと新井が揃って無安打に終わったことが、苦戦した原因だと思います。打順が変わったことを意識し過ぎたのかもしれません。
 ルナの復帰時期が分からないことから、エルドレッドと新井には踏ん張ってもらわないといけませんね。

 終盤の拙攻が最後に効いてしまいました。7回無死1塁では鈴木が2球連続で犠打失敗し、最後は三球三振に倒れてしまいました。8回には1死で1塁に田中、打席に菊池であれば、何か動いても良かったと思います。
 終盤のワンチャンスでしっかりと得点できないと、今日のような1点勝負で競り負けてしまいます。ここまでは好調な打線に助けられていましたが、細かいプレーを疎かにしてはいけないということを改めて感じさせられました。大きな反省点であり、今後に向けての大きな課題ですね。
 
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黒田6失点で今季初黒星

2016年04月16日 21時50分44秒 | 試合結果
広島 013 100 000 5
巨人 311 010 00X 6
勝利投手:田原誠1勝
敗戦投手:黒田2勝1敗
セーブ:澤村3勝4S
本塁打:[巨人]村田1号、クルーズ4号


 打線は、初回に2安打で1死1,3塁としながら、ルナが併殺に倒れて先制機を逃すと、その裏に黒田が、安打と四球で2死1,2塁とされ、クルーズと亀井に連続適時打を浴びて3点の先制を許してしまいました。
 それでも打線は、2回に四球と2塁打で1死2,3塁として石原の適時打で1点を返しました。
 ところが、その裏に黒田が、1死2塁とされて2死後にギャレットに適時2塁打を浴びて再び3点差にされてしまいました。

 好調な打線は、3回に安打と四球で無死1,2塁としてルナの適時打で1点を返し、更に死球を挟んで満塁すると、新井の2点適時打で同点に追いつきました。
 しかし、その裏に黒田が村田に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいましたが、4回に2死から連続四球で1,2塁として田口をKOすると、代わった田原誠からエルドレッドが適時打を放って再び同点に追いつきました。

 黒田は、4回を無失点に抑えて立ち直ったかと思われましたが、5回にクルーズに本塁打を浴びて、再び勝ち越しを許してしまい、5回8安打6失点でマウンドを降りました。
 6回からは横山がプロ初のリリーフ登板すると、6回に1死2塁のピンチを招きながらも後続を断って失点を防ぐと、2回を無失点に抑える好リリーフでした。
 
 打線は、同点に追いついた後の5回から7回まで巨人リリーフ陣に無安打に封じられてしまいましたが、8回にマシソンを攻めて2安打と悪送球も絡んで1死2,3塁の同点機を作りましたが、代わった山口の前に田中が二ゴロ、菊池が遊ゴロに倒れて無得点に終わってしまいました。

 8回は永川が1安打無失点に抑えて9回に望みをつなぎましたが、9回は澤村に三者凡退に抑えられて、巨人に惜敗して連勝が4で止まり、2位に後退し、黒田が今季初黒星を喫しました。


 今日の黒田は、明らかに制球が甘く、球の切れも悪かったと思います。初回のギャレットの適時打は不運な当たりで、5回のクルーズの本塁打は上手く打たれましたが、それ以外の失点は尽く高めに浮いた球を痛打されました。
 いつもの黒田なら、試合中に修正して徐々に余計な失点はしないのですが、今日は最後まで修正が出来なかったように思います。もしかしたら、前回登板時に左足首に受けた影響があるのかもしれません。
 黒田であれば、次回登板で今日の借りを返す快投を見せてくれると信じています。


 打線の序盤の粘りは素晴らしかったです。突き放されても、直ぐに反撃して試合の流れを巨人に渡しませんでした。しかし、全て同点止まりで勝ち越せなかったことが、最後まで響きました。
 そして8回の攻撃で、無死1塁の場面で代打天谷が普通に打って左飛に倒れた後に、代打松山が安打を放ちました。なぜあの場面でそのまま打たせたのか疑問が残ります。終盤で1点を追う展開であれば、送ってまずは同点にすることを考える場面だと思います。
 もし送っていれば…。と思ってしまいました。結果的に8回の無得点が試合の勝敗に直結してしまいました。好調な打線に頼り切った采配に見えてしまいました。
 確実に1点を挙げる野球を目指していることを忘れてほしくないですね。 

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打線爆発10得点で4連勝

2016年04月14日 22時35分54秒 | 試合結果
中日 001 000 000 1
広島 002 431 00X 10
勝利投手:ジョンソン2勝1敗
敗戦投手:小熊2勝1敗
本塁打:[広島]丸3号、エルドレッド3号


 初回は安打と四球で2死1,2塁とされましたが、ナニータを中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に連続短長打とルナの失策で1死満塁のピンチを迎えると、ナニータの二ゴロの間に1点を失うも、後続を断って最少失点で凌ぎました。

 打線は、初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作るも、期待のルナとエルドレッドが凡退して得点を挙げられませんでしたが、先制された直後の3回に2死から菊池が安打で出塁して丸が2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 続く4回にはエルドレッドの本塁打で1点を追加して、更に2安打と1四球で2死満塁として、菊池と丸の連続適時打で3点を追加して、この回4点を挙げました。
 更に5回には3連続四球で無死満塁とすると、押し出し死球と田中の適時打と菊池の犠飛で3点を追加して中日にダメ押しすると、6回にも敵失と安打で1死1,3塁として内野ゴロの間に1点を追加しました。

 ジョンソンは、4回にもルナの失策をきっかけに1死2塁とされましたが、後続を断って得点を与えず、毎回のように走者を背負いましたが、低めを丁寧に突く投球で、中日に反撃を許さず、7回を6安打7奪三振1失点に抑える好投でした。
 8回からは永川が登板して1安打無失点に抑えると、9回は江草が三者凡退で締めて中日に快勝しました。これでチームは4連勝で貯金4となり、再び阪神と並んで首位に浮上しました。


 ルナが三塁手として1試合4失策を犯して、セ・リーグワーストを更新して、打たせて取るジョンソンには苦しい試合をなりましたが、粘り強く投げて最少失点で凌ぎ切ったところは流石ジョンソンといったところでしょうか。
 そして、今日の最大の勝因は丸の本塁打でしょう。先制された直後に2死無走者から菊池が安打で出塁して、丸が逆転弾を放ったことで、中日先発の小熊に大きなダメージを与えたことは間違いないと思います。
 この動揺が4回のエルドレッドの本塁打に繋がり、打線に勢いを付けてその後の3得点を呼び込んだと思います。
 ルナが攻守で精彩を欠いた試合となりましたが、その前後を打つ菊池、丸、エルドレッドがカバーしてチームに勝利を呼び込みました。調子が良い時は、誰かが打てなくても、他の選手が補うことができるものですね。
 この状態を持続して投手陣を強力に援護してほしいですね。
 
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残念な雨天中止

2016年04月13日 22時06分52秒 | 日記
 今日の中日戦は、雨天のため中止となってしまいました。
 昨日の逆転勝ちで3連勝となり、チームが乗ってきたところで、先発はジョンソンとなれば、今日は試合をしたかったです。しかし、天気には勝てないので仕方ありません。

 明日はジョンソンがスライドします。エースで連勝を伸ばして、更にチームに勢いをつけてほしいですね。また、ジョンソンがスライドすることから、横山の登板が飛んでしまいました。
 横山は調整が難しいと思いますが、次戦に向けてしっかりと調整して、万全の状態で臨んでほしいですね。
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3連勝で首位タイ浮上

2016年04月12日 23時20分37秒 | 試合結果
中日 100 000 000 1
広島 200 001 00X 3
勝利投手:野村2勝1敗
敗戦投手:若松2勝1敗
セーブ:中崎1敗5S
本塁打:[広島]エルドレッド2号


 先発野村は、初回にいきなり先頭打者に四球を与えると、連打で無死満塁のピンチを招いてしまい、ビシエドに適時打を浴びて、1点を失ってしまいました。しかし、続くナニータを三振、藤井を三ゴロ併殺に打ち取って、追加点は与えませんでした。

 打線は、初回に2安打で1死1,2塁とすると、ルナとエルドレッドの連続適時打で若松から2点を挙げて逆転に成功しました。
 2回にも安打と犠打で1死2塁の追加点機をつくりましたが、菊池の四球を挟んで田中と丸が凡退して無得点に終わると、3回から5回は1安打に封じられてしまいました。
 しかし、6回にエルドレッドが本塁打を放って待望の追加点を挙げました。

 野村は3回にも2死から安打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、ナニータを三振に斬って無失点で切り抜けると、球をしっかりと低めに集めて、5回から7回をパーフェクトに抑える好投で、7回を5安打1失点に抑えました。
 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は守護神中崎がビシエド、ナニータ、藤井を全て内野ゴロに打ち取って2点のリードを守り切って、チームは3連勝で貯金3となり、巨人、阪神と並んで首位タイに浮上しました。


 野村の投球が光りました。初回はいきなり無死満塁で適時打を浴びてしまい、大量失点かと思われましたが、気持ちをリセットして立ち直り、大崩れせず最少失点で切り抜けられたことが良かったです。これが直後の逆転を呼び込んだことは間違いないと思います。
 その後は、持ち味の制球力を発揮して、危なげない投球を披露しました。
 野村の実力であれば、今日のような投球を続けていくことができると思うので、今季は活躍が期待できそうですね。
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辛うじて逃げ切り2位浮上

2016年04月10日 23時04分57秒 | 試合結果
広島 200 051 000 8
阪神 004 000 003 7
勝利投手:福井1勝
敗戦投手:藤川1勝1敗
セーブ:中崎1敗4S
本塁打:[広島]菊池1号


 初回に無死1塁から菊池が本塁打を放って藤川から2点を先制しましたが、その後は4回まで1安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。

井は、初回を三者凡退に抑え、2回は安打と四球で1死1,2塁のピンチを招ききながらも、北條と梅野を打ち取って無失点で切り抜けました。
 しかし、3回に1死から連打で1,2塁とされると、江越に適時打を浴びて1点を失い、2死後には今成、西岡、北條に3連続適時打を浴びて更に3点を失ってしまい、なおも1,3塁のピンチでしたが、梅野の当たりを菊池が好捕して失点を免れました。
 福井は4回もマウンドに上がり、2死から四球と安打で1,3塁のピンチを招きましたが、福留を打ち取って追加点を許しませんでした。

 打線は、逆転された直後の4回に1死2塁のチャンスを作りながら、鈴木と會澤が倒れて得点を挙げられませんでしたが、5回に1死から連打で1,3塁とすると、丸、ルナ、エルドレッドの3連続適時短長打で4点を奪って逆転点に成功して藤川をKOしました。更に代わった高橋から2死後に鈴木が適時2塁打を放って、この回5得点を挙げました。
 続く6回には高宮から連打などで無死1,3塁として、ルナが連続適時打を放って1点を追加しましたが、その後は7回から9回までは阪神中継ぎ陣に1安打に封じられてしまいました。

 福井は5回と6回にも安打を打たれて走者を背負いましたが、後続を断って得点を与えませんでした。
 7回からはオスカルが登板し、安打と四球で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、西岡を抑えて1死1,3塁となったところで中田と交代して、中田は連続三振でピンチを脱しました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えると、9回は永川が登板し、2安打と死球で無死満塁のピンチを迎えてしまい、中崎に交代しました。中崎は、西岡の適時打と北條の一ゴロで2点を失い、更に2死後に代打狩野の内野安打で1点を失って1点差に追い上げられてしまい、なおも1,3塁のピンチでしたが、高山を三振に斬って、辛うじてリードを守り切って阪神に連勝しました。そしてようやく福井が今季初白星を挙げました。


 今日は打線が見事につながりました。13安打を放ちましたが、その内11安打が得点を挙げたイニングに出ています。特に5回は田中、丸、菊池、丸、ルナ、エルドレッドの怒涛の6連打で藤川をKOした攻撃は凄かったです。
 やはりルナの状態が上がってきたことが大きいです。ここまで菊池と丸、エルドレッドと新井が好調でありながら、ルナのところで途切れていた感じがしましたが、ルナに当たりが出てきたことで、上位で作ったチャンスをしっかりと得点に繋げられており、更にチャンスを下位に回すことで得点力が上がっています。
 今の打線はリーグ屈指の得点力があると思うので、この間に中継ぎ陣の立て直しをしないといけませんね。

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中継ぎ陣踏ん張り、延長戦を制する

2016年04月09日 20時49分00秒 | 試合結果
広島 000 000 020 4 6
阪神 000 200 000 0 2
勝利投手:永川1勝
敗戦投手:榎田1勝1敗
本塁打:[阪神]江越4号


 昨日の逆転負けで嫌な流れを感じましたが、黒田が阪神打線を3回までパーフェクトに封じて、悪い流れを払拭しました。しかし、4回に高山に初安打を打たれると、続く江越に2点本塁打を浴びて2点を失ってしまいました。
 更に2死後にゴメスの打球が左足首に直撃し、打球はルナが処理して三ゴロとなりましたが、5回の打席で代打を送られて負傷降板となってしまいました。

 打線は、岩貞に3回まで1安打に封じられていましたが、4回に1死から連打で1,2塁の先制機を作りましたが、新井と鈴木が連続三振に倒れて無得点に終わってしまいました。

 5回からは今村が登板し、2回を三者凡退に抑える好投を見せると、7回もオスカルが三者凡退に抑えて、阪神に追加点を与えませんでした。

 援護したい打線でしたが、5回と6回は三者凡退に抑えられ、7回は鈴木が3塁打を放って2死3塁とするも、代打小窪が投ゴロに倒れてしまいました。
 しかし8回に1死から連打で1,3塁として、丸の内野ゴロの間に1点を返して、岩貞をマウンドから引きずり降ろすと、代わった福原からルナが適時打を放って同点に追いつき、黒田の黒星を消しました。
 9回にはマテオから四球と盗塁で無死2塁としましたが、鈴木が犠打失敗、代打松山と會澤の当たりは共に好捕されて勝ち越すことができませんでした。

 8回はジャクソンが、9回は永川が共に無安打に抑えて延長戦に突入すると、10回に1死1塁から丸とルナの連続適時2塁打を放って2点を勝ち越すと、代わった金田の乱調により押し出しを含む3四球で1点を追加し、更に天谷の犠飛で1点を追加して、この回4得点で阪神を突き放し、その裏を中崎が三者凡退に抑えて、延長戦を制し、昨日の逆転サヨナラ負けのショックを振り払いました。


 今日は打線が中盤まで岩貞を攻略できず苦しみましたが、終盤に奮起して逆転勝ちしましたが、それ以上に中継ぎ陣が5回以降阪神打線を無安打に封じて2塁さえ踏まさなかったことが、大きかったと思います。
 黒田が負傷降板して、崩壊していたリリーフ陣では一方的な展開になるかと思われましたが、今村とオスカルが好投したことで、試合の流れを阪神に渡さず、徐々にカープに引き戻すことができたと思います。また中崎も三者凡退に封じたことで、昨日の失敗を1日で取り返しました。
 この試合が中継ぎ陣復調のきっかけになってほしいですね。

 試合後に球団は、黒田について「右下腿の打撲」と発表しました。次回登板については、明日の状態を見て判断するとのことです。とりあえず長期離脱ではないので良かったですね。




 
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逆転サヨナラ負けで横山の2勝目消える

2016年04月08日 23時12分15秒 | 試合結果
広島 200 000 000 2
阪神 100 000 002 3
勝利投手:高橋1勝
敗戦投手:中崎1敗3S
本塁打:[阪神]江越3号


 菊池が体調不良のためベンチ入りせず、スタメンには安部が起用されるアクシデントがありましたが、初回に1死1塁から丸が適時2塁打を放って先制点を挙げると、更にルナの適時打で苦手の能見から2点を奪いました。

 先発の横山は、初回に1死から江越にソロ本塁打を浴びて1点を失いましたが、続くヘイグと福留を抑えました。3回には2死から高山に2塁打を浴びるも、江越を一邪飛に打ち取って無失点で凌ぐと、4回は連続四死球で1死1,2塁とするも鳥谷と西岡を抑えて追加点を与えませんでした。
 横山は4回から7回まで安打を許さず、7回を投げて2安打1失点に抑えてリードを守る好投でした。

 打線は4回に無死1塁としながら新井と鈴木が凡退するなど後続が続かず、7回には安打と死球で2死1,2塁の追加点機を作りましたが、ルナが三振に倒れて、能見から追加点を奪えませんでした。
 8回には2番手歳内から安打と四球に盗塁などで2死1,3塁としましたが、代打松山が代わった高宮に二ゴロに打ち取られて追加点を奪えませんでした。

 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えましたが、9回に登板した中崎が乱調で、1死から連打で1,2塁とされて、鳥谷の投ゴロを新井が捕球できず後ろに逸らしてしまい、同点に追いつかれてしまいました。
 更に続く西岡に適時打を浴びて、サヨナラ負けを喫してしまい、横山の2勝目が消えてしまいました。


 横山は初回に本塁打により1点を失うも、その後は持ち球を駆使して阪神打線を翻弄しました。四死球で走者を出しても落ち着いており、しっかりと自分の球を投げ込んでいたと思います。
 味方が追加点を奪えず、最少リードを守り切るのは精神的にもきついと思いますが、その状況の中でも先発の役割を十分果たしたことは素晴らしいと思います。次戦こそは2勝目を挙げさせてあげてほしいですね。

 リリーフが崩れてまたも勝てる試合を落としてしまいました。横山からジャクソンへの継投は予定通りで、ジャクソンは期待通りの投球で、勝ちパターンに持ち込みながら、最後に中崎がつかまってしまいました。
 中崎はここまで6試合の登板ですが、まだ完璧に抑えたことが無く、まだ本来の投球ができていません。昨季もシーズン序盤は調子が上がらず、リリーフ失敗を繰り返していました。今季も調子が上がらないということは、やはり血行障害の影響があるのかもしれないです。
 これい以上勝ち試合を落とす訳にはいかないので、早く中崎の状態が上がってほしいですが、この状態のままであれば、配置転換も考えないと、昨季の二の舞になってしまい、取り返しがつかなくなってしまいます。首脳陣は難しい判断となりますね。
 
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楽勝から一転ヒヤヒヤの勝利

2016年04月06日 21時08分29秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 002 3
広 島 330 000 00X 6
勝利投手:ジョンソン1勝1敗
敗戦投手:寺田1敗
セーブ:中崎3S
本塁打:[ヤクルト]山田4号


 初回にヤクルト先発寺田の乱調に付けこみ、2四球と安打で1死満塁とすると、押し出しで先制点を貰い、更に新井の2点適時打でこの回3点を先制しました。
 続く2回には四球と盗塁などで2死3塁とすると、暴投で1点を追加し、更に再び四球と盗塁で2塁に進むと、ルナの適時打で追加点を挙げて寺田をKOしました。代わった松岡からエルドレッドも適時打を放って、この回3点を追加して序盤で大量リードを奪いました。

 ジョンソンは、3回までパーフェクトに抑えていましたが、4回に山田に初安打となるソロ本塁打を浴びて1点を失いました。その後は粘りの投球で、6回には2死から連打で1,2塁とされましたが、畠山を二飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回には四球で無死1塁するも、代打荒木を併殺に打ち取って追加点を与えませんでした。


 打線は、3回以降はヤクルト中継ぎ陣の前に追加点を奪えませんでした。4回は1死から連打で1,3塁としましたが、ルナとエルドレッドがが凡退、7回には安打と暴投で無死2塁としながら、ルナ、エルドレッド、新井が凡退、更に8回は2安打などで1死1,3塁としながら田中と菊池が連続三振に倒れて、ダメ押し点を奪えませんでした。

 ジョンソンは100球を超えていましたが、9回も続投して、1死から四球と2塁打で2,3塁とされて、雄平と谷内に連続適時打を浴びて2点を失って、マウンドを中崎に譲りました。
 後を継いだ中崎は2死後に安打を浴びて満塁とされて、代打森岡には1塁線に鋭い当たりを浴びるも新井の好捕に助けられて逃げ切りに成功しました。
 開幕投手のジョンソンにようやく今季初勝利が付き、チームは貯金1となりました。


 序盤の展開では楽勝ムードでしたが、最後は一打同点あるいは逆転の大ピンチとなり、新井の好守に助けられてヒヤヒヤでの勝利となりました。
 打線が3回以降はチャンスを作りながらも、尽く潰してしまってダメ押し点を奪えなかったことが原因だと思います。このところ中継ぎ陣に大きな不安を抱えているだけに、得点を挙げられる時にしっかりと追加点を奪わないと、先週のナゴヤドームでの悲劇が繰り返されてしまいます。
 このヤクルト2連戦は、連勝したものの大味な試合展開となっており、雑な攻撃になっているように感じます。1点を奪う野球を思い出してほしいですね。

 ジョンソンは、本来であれば8回で交代だと思いますが、やはり中継ぎ陣が不安定であったことから、続投したと思います。結果的にこの続投がヒヤヒヤ勝利となった一因です。
 シーズンは長いので、あまりシーズン序盤で無理をさせてほしくないですね。そのためにも早く中継ぎ陣が信頼を取り戻してほしいですね。
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終盤に打線爆発で逆転勝利

2016年04月05日 22時56分22秒 | 試合結果
ヤクルト 010 001 210 5
広 島 000 046 11X 12
勝利投手:野村1勝1敗
敗戦投手:成瀬1勝1敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン1号、山田3号
     [広島]會澤1号、丸2号、新井1号


 野村は、2回にバレンティンに本塁打を浴びて先制点を奪われました。4回は無死1塁で雄平を併殺に打ち取りピンチの芽を摘んだかと思われましたが、その後に四球、失策、死球で満塁のピンチを招いてしまいました。ここは成瀬を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 更に5回には失策と盗塁で2死2塁とされ、畠山に左前打を浴びるも、エルドレッドが好返球で2走を本塁で刺して、この回も無失点で切り抜けました。

 打線は、4回まで成瀬にパーフェクトに抑えられていましたが、5回に1死から3連打で満塁とすると、會澤が満塁本塁打を放って逆転に成功しました。
 野村は6回に四球と安打で2死1,3塁とされて、代打森岡に適時打を浴びて1点を返されてしまいましたが、その裏に味方打線が爆発し、丸が古野からソロ本塁打を放つと、1,2塁から新井にも3点本塁打が飛び出し、更に2四球と安打で満塁として、4番手杉浦から菊池が2点適時打を放ってこの回6点を挙げました。
 
 7回からはオスカルが登板するも、山田にソロ本塁打を浴びて1点を失うと、更に2安打で1,3塁とされてルナの失策でもう1点を失ってしまいました。
 8回には今村が2死1,2塁から畠山に適時打を浴びて1点を失ってしまいました。
 それでも打線は、7回に新井の適時打で1点、8回には西川の適時打で1点を加えてリードを守りました。
 9回は永川が三者凡退に抑えて試合をしっかりと締めてヤクルトの逆転勝ちしました。


 野村は、毎回のように走者を背負う苦しい投球でしたが、丁寧な投球で6回を投げて7安打2失点でまとめて、先発の役割を果たして今季初勝利を挙げました。
 コースをしっかりと突いて、打たせて取る持ち味を存分に発揮したと思います。これからも今日のようや投球を続けていけば、白星を積み重ねていけると思います。

  
 一方で中継ぎ陣にはまたも不安を残す試合となりました。2番手オスカルが山田に本塁打を浴びて失点すると、更に4番手今村も2安打1四球で失点してしまいました。
 今日は打線が爆発したので良かったですが、このところ中継ぎ陣の失点が止まらず、終盤に苦しい試合が続いています。この悪い流れを断ち切る投手が出てきてほしいです。
 その意味では9回に登板した永川が三者凡退に抑えたことは、明るい兆しかもしれません。ベテランが負の連鎖を止めてくれることを願いたいですね。

 打線は4回まで全く打てる気配がありませんでしたが、5回以降別打線になったかのような攻撃でした。やはり會澤の満塁本塁打でチームの雰囲気が変わったからでしょうね。
 ここ数試合の悪い流れが吹き飛んだと思います。またチームの5割復帰したので、ここから再スタートといきたいですね。また今日のような大味な試合の翌日は沈黙することがよくあるので、明日はまた気を引き締めて1点を奪う緻密な野球をしてほしいですね。
 

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