カープな毎日

カープファンのひとりごと。

またも延長戦を落とす

2016年04月03日 20時16分32秒 | 試合結果
巨人 010 200 000 001 4
広島 000 020 010 000 3
勝利投手:澤村3勝3S
敗戦投手:ジャクソン1敗
セーブ:土田1S
本塁打:[巨人]ギャレット4号、坂本1号


 福井は、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回にギャレットにソロ本塁打を浴びて先制点を与えると、3回には無死1塁から坂本に2点本塁打を浴びて、追加点を奪われてしまいました。
 それでも4回以降は、粘りの投球で無失点に抑えました。
 
 打線は、今村に対して毎回のように走者を出しましたが、あと一本が出なかったり、走塁ミスで得点を奪えませんでした。
 初回の2死1,2塁ではエルドレッドが三ゴロ、2回の1死1,3塁は3走天谷が飛び出してアウトになってしまいました。
 5回に2死から連続死四球で1,2塁の得点機をもらうと、丸が適時3塁打を放って2点を返して、今村をKOしました。更に四球を挟んで1,3塁の同点機でしたが、エルドレッドが中飛に倒れて追いつくことができませんでした。
 7回には無死1塁で菊池が犠打失敗して同点機を逃すと、福井が8回に安打と自らの失策で無死1,3塁の大ピンチを迎えてしまいました。しかし、福井が踏ん張って坂本、ギャレット、クルーズの主軸を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。
 すると、8回裏に2死1塁から會澤が適時2塁打を放って同点に追いつきました。更に勝ち越し機でしたが、代打下水流が三振に倒れて勝ち越すことはできませんでした。

 9回からは中崎がマウンドに上がり、丸の好守もあり三者凡退に抑えると、9回裏に安打と敬遠などで1死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、ルナが併殺に倒れて延長戦に突入しました。

 10回に中崎が安打と死四球で1死満塁のピンチを迎えるも、代打亀井とクルーズを抑えて無失点で凌ぎました。
 11回からはジャクソンが登板し、12回に1死1塁から立岡に適時2塁打を浴びて勝ち越し点を奪われてしまいました。
 12回裏に2死から安打で走者が出ましたが、最後は野間が二ゴロに倒れて、またも延長戦を落としてしまいました。


 打線は10安打に7四死球ながら、得点は3点と効率が悪い攻撃でした。初回と2回の得点機で無得点に終わり、今村を攻略し損ねたところから歯車が狂ったように思います。
 5回に貰ったチャンスで丸がしっかりと得点を叩き出しましたが、続く得点機でもうひと押しが出来ず2点止まりでした。
 7回にも犠打失敗というミスがありましたが、8回に福井が大ピンチを凌いだことで、8回に同点に追いつきましたが、ここでも一気に勝ち越すことができませんでした。
 9回のサヨナラ機も併殺で潰してしまっては、好調巨人相手には流れをつかむことができず、苦しい戦いになってしまいます。
 何とか福井、中崎、ジャクソンが抑えるも、最後は12回に力尽きて勝ち越されてしまいました。

 打線はルナの状態が上がってこないことが気がかりです。前後の丸とエルドレッドが好調なだけに、ルナの不調が目につきます。
 そして采配でも、同点となった8回の勝ち越し機に代打下水流を送りましたが、なぜ下水流だったのでしょうか。今季まだ無安打の下水流より石原の方が良かったのではないでしょうか。
 そして12回2死1塁でも野間をそのまま打席に送りましたが、なぜ代打松山を起用しなかったのでしょうか。
 若手に期待するのは分かりますが、結果が出ていない選手を大事場面で起用するのは荷が重すぎます。勝つためには、もう少し起用法を見直す必要があると思います。



コメント

黒田が気迫の完封勝利

2016年04月02日 23時22分41秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 001 101 00X 3
勝利投手:黒田2勝
敗戦投手:田口1敗
本塁打:[広島]丸1号、エルドレッド1号

 
 先発の黒田は、初回に2死から坂本に2塁打を打たれるも、ギャレットを遊飛に打ち取って無失点で切り抜けると、2回から7回まで無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。

 打線は、初回に無死1塁としながら、1死後に丸が併殺に倒れる嫌な展開でしたが、3回に死球と犠打で2死2塁から田中が適時打を放って先制点を挙げました。
 続く4回には丸が本塁打を放つと、更に6回にもエルドレッドが本塁打を放って着実に追加点を挙げました。

 快投を続けた黒田は、8回に連打で無死1,2塁と最大のピンチを迎えましたが、小林誠を犠打失敗、代打片岡を二ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 8回で100球を超えていましたが、9回もマウンドに上がり、内野安打を1本打たれるも、最後はギャレットを中飛に打ち取って、日本復帰後初の完封勝利を挙げて、チームの連敗を2で止めました。


 黒田は、スライダーとスプリットを軸にしてカットボールやツーシームを駆使して巨人打線に的を絞らせない素晴らしい投球で、9回を4安打無失点とほぼ完璧な内容で、今季チーム初の完投・完封勝利を挙げました。
 9回は、登板過多になっている中継ぎ陣を休ませるため、志願してマウンドに上がったとのことです。体力的にはきつかったと思いますが、中継ぎ陣のため、そしてチームのため気力を振り絞ってマウンドに上がったと思います。

 まだシーズンが始まったばかりであるのに無理をすることは、本当に凄いことだと思います。シーズン序盤から黒田にばかり頼っていてはいけません。
 今日の黒田の姿を見た若手投手にも見習って、奮起してほしいです。そして投手陣だけでなく、野手陣も黒田の思いを感じ取ってプレーしてほしいです。
 今日の試合で昨日までの悪い流れを一掃できたと思うので、この良い流れを継続させてほしいですね。
コメント

延長10回に力尽きる

2016年04月01日 23時01分37秒 | 試合結果
巨人 100 000 201 2 6
広島 210 000 001 0 4
勝利投手:澤村2勝3S
敗戦投手:今村1敗
セーブ:戸根1S
本塁打:[広島]ルナ1号


 ドラフト1位の岡田が先発し、初回に先頭の長野に安打を打たれると、1死後に坂本に適時3塁打を浴びて早々に先制点を奪われてしまいましたが、続く1死3塁のピンチは後続を断って最少失点で凌ぎました。
 
 打線は1回裏に2死1塁からルナがチーム1号となる2点本塁打を放って逆転に成功すると、2回には連打で無死1,3塁として、高木の暴投で1点を追加しました。
 岡田を援護するためにも、もっと追加点がほしいところでしたが、3回の1死1,3塁では新井が併殺、5回の無死3塁でも後続が倒れてしまいました。

 岡田は、2回にも安打と四球で1死1,2塁とされましたが、長野と立岡を打ち取って無失点で凌ぐと、3回には2四球と安打で1死満塁の大ピンチで村田を二ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 粘り強い投球で6回まで追加点を与えませんでしたが、7回に2安打で2死1,2塁とされ、ギャレットに適時打を浴びて1点差に追い上げられてしまい、ここでマウンドを降りました。
 代わったジャクソンは、クルーズを三ゴロに打ち取るも、ルナの失策により同点に追いつかれて、岡田のプロ初勝利は消えてしまいました。
 
 同点に追いつかれた直後の7回には敵失と安打で無死1,2塁としながら、左飛で2走田中が飛び出してしまいました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えるも、9回に中崎が連続長短打で1死1,3塁とされ、野選により1点を失ってしまいました。続く1死満塁のピンチでは亀井と村田を抑えて1失点で凌ぎました。
 9回裏に田中の3塁打に送球エラーが重なって同点に追いつき、延長戦に突入しました。

 10回は今村が登板し、2死2塁から立岡に適時3塁打を浴びて、更に四球を挟んで吉川にも適時内野安打を浴びて2点を失ってしまいました。
 その裏は無死1塁とするも、1死後に代打小窪が併殺に倒れて、今季初の延長戦を落としてしまいました。

 リリーフが失点を重ね、打線も拙攻と、昨日、今日と悪い流れが続いています。ジャクソンはルナの失策による失点のため仕方ありませんが、守護神の中崎が失点をしたのはショックが大きいですね。これでは今季も試合終盤が不安定になり、苦しい戦いになってしまいます。明日は気持ちを入れ替えて、しっかりと抑えてほしいですね。
コメント