カープな毎日

カープファンのひとりごと。

矢崎と田中が契約更改

2023年12月05日 23時10分06秒 | オフシーズン

 矢崎と田中が契約更改交渉に臨み、矢崎は2,800万円増の年俸5,600万円、田中は2,000万円増の年俸5,000万円でそれぞれ更改しました。

 矢崎は、自己最多となる54試合に登板して、4勝2敗24セーブ10ホールド、防御率2.81の好成績を残しました。

 今季はキャンプ中の故障により開幕2軍スタートでしたが、4月中旬に1軍昇格すると、栗林が故障離脱した後は、代わりに守護神を務めました。栗林が1軍復帰後も守護神の役割を果たしましたが、夏場に疲労から調子を落としましたが、再調整後はセットアッパーとしてチームの勝利に貢献しました。

 今季の矢崎は大車輪の活躍で、栗林不在時には守護神としてチームを勝利に導いており、矢崎の活躍無くして、今季の2位躍進はなかったと思われ、リリーフ投手の中では最高評価ではないかと思います。

 シーズン終盤に息切れして状態を落としてしまいましたので、来季に向けてはシーズンを通して1軍で活躍できるように今オフはしっかりとトレーニングに励んで、島内、栗林とともに鉄壁のリリーフ陣を形成してほしいですね。

 

 田中は、111試合に出場して、打率.228、6本塁打、28打点の成績を残しました。

 今季は開幕から1軍に帯同して、途中出場が多く調整が難しかったと思いますが、代打としては勝負強い打撃を披露し、守備でも遊撃のほかに三塁や一塁も守るなど、影でチームを支えていたことから、数字以上にチームへの貢献度は高く、球団もその点を評価しての大幅増額に繋がったと思われます。

 ここ数年は故障の影響もあって精彩を欠いたシーズンが続きましたが、今季は復活への手ごたえを掴むことができたのではないでしょうか。田中が復活すれば、カープの内野陣も選手層が厚くなり、大きな戦力アップにつながります。来季はさらに状態を上げて、レギュラーを奪うくらいの意気込みで臨んで、小園らを脅かしてほしいですね。

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新外国人ハッチとハーンの獲得発表

2023年12月04日 21時14分33秒 | オフシーズン

 球団は、新外国人投手としてトーマス・ハッチ投手とテイラー・ハーン投手の獲得を発表しました。

 ハッチは契約金6,600万円、年俸1億2,000万円+出来高で背番号42、ハーンは契約金4,400万円、年俸8,800万円+出来高で背番号68です。また、レイノルズの背番号は10、シャイナーの背番号は95に決まったことも発表されました。

 ハッチは、最速157kmの速球にチェンジアップ、カットボールを操り、今季はメジャーで18試合に登板して、1勝1敗、防御率4.08、メジャー通算では39試合で4勝4敗、防御率4.96の成績を残しています。

 ハーンは、最速160kmの速球が武器の左腕で、今季はメジャーで13試合に登板して、0勝0敗、防御率11.40、メジャー通算では101試合で12勝15敗1セーブ、防御率5.35の成績を残しています。

 2投手とも力強い直球が魅力のパワーピッチャーで、球団によると先発も中継ぎもできるとのことで、どちらで起用されるかは、来日後に投球を見て決めることになりそうですが、ハーンはターリーの代わりと考えれば、中継ぎ起用される可能性が高いと思われます。ハッチも直球で押し込む投球スタイルであることを考えると、中継ぎとしての適性がありそうです。

 先発とリリーフとも戦力が充実してきたので、ハッチとハーンの加入により、リーグ屈指の投手陣ができあがることを期待したいですね。 

 

 野間と野村が契約更改交渉に臨み、野間は1,800万円増の6,800万円で、野村は1,050万円減の年俸4,450万円でそれぞれ更改しました。

 野間は、主に2番打者として108試合に出場して打率.286、0本塁打、26打点、5盗塁の成績でした。2番として粘り強く打撃で相手投手を苦しめるなど、数字以上にチームに貢献したので、もっと評価が高くても良いと思いますが、シーズン終盤に左太もも裏痛などで離脱したため、規定打席に到達できなかったことや長打が少なかったことが評価を下げてしまったのかもしれません。

 野間は、現在のチームにとって2番打者として欠かすことができない存在になったので、来季はケガ無くシーズンを完走するとともに、もう少し盗塁数を増やしてほしいですね。

 野村は、開幕2軍スタートも6月に1軍昇格すると、安定した投球で先発の役割を果たし、6試合に先発して1勝1敗、防御率1.16の成績でした。

 8月に入って打ち込まれて2軍降格後は、再昇格することなくシーズンを終えてしまい、プロ入り最小の6試合の登板となってしまい、不本意なシーズンとなりました。

 それでも6月から7月にかけては、巧みな投球術に切れの良い球で、打者を抑えることができていたので、その投球を続けられれば、まだ1軍の先発ローテとして活躍できるはずです。

 まだ老け込むには早いので、来季はローテの一角として、シーズンを通して活躍してほしいですね。

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床田と大道がともに大幅増で契約更改

2023年12月01日 21時34分33秒 | オフシーズン

 床田と大道が契約更改交渉に臨み、床田は5,000万円増となる年俸1億円で、大道は1700万増となる年俸3,000万円でそれぞれ更改しました。

 床田は、開幕から先発ローテの軸として24試合に登板して、自身初の2桁となる11勝7敗、リーグ3位の防御率2.19、投球回数も156回で初めて規定投球回数に達するなど、キャリアハイの好成績を残しました。

 今季のローテの中では最も安定感あり、床田が投げる試合が一番安心して見ていられる、まさにエース級の活躍でした。シーズン終盤は少し息切れした感はありましたが、長期離脱もなくほぼ1シーズンを投げぬくことができました。

 今季チームが2位躍進できたのは、間違いなく床田の存在があったからであり、今季投手陣の中では最高評価だと思われるので、年俸が倍増となる1億円も納得です。

 来季はシーズン最後まで息切れすることなく、もう1ランク上の成績を残して、チームを優勝に導いてほしいですね。

 

 大道は、開幕1軍こそ逃したものの、4月中旬に1軍昇格すると、ロングリリーフ要因から好投を重ねて、勝ち試合を任せられるまで信頼を得て、自己最多となる48試合に登板して3勝1敗10ホールド、防御率2.72の好成績を残しました。

 特にシーズン終盤では、先発投手が招いたピンチの場面で登板することが多く、厳しい場面での登板が続きましたが、しっかりと抑えてチームのピンチを何度も救い、チームに欠かせない存在になりました。

 中継ぎ投手では、勝ち継投を担った投手と同等の高評価だと思われるので、この大幅増も納得です。

 来季は開幕から勝ち継投を担い、投げっぷりの良い投球でチームのピンチを救ってほしいですね。

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