地球の終末後
漆黒の無限に続く宇宙空間に
直接 接している
ここは太陽系第三惑星 地球
海はとうに蒸発し
大気は消え
太陽光線が裸の地球に降り注ぐ
無慈悲な宇宙空間が大地を打ち
真空で無音のおし黙った土くれは
この空間に耐えているように見え
今となっては人間の作った物質の片鱗もうかがえない
不思議に透明な不毛の大地は無言のままに
忘れ去られて恐怖におし黙る星と化して佇み
ときおり異次元の白光体のエネルギーの塊の生き物が
通過していくのみ
静かだ 何も無かったかのよう
漆黒に続くこの闇の
星々はまたたかず
その存在を誇示するごとく
ただひたすらに輝く
漆黒の無限に続く宇宙空間に
直接 接している
ここは太陽系第三惑星 地球
海はとうに蒸発し
大気は消え
太陽光線が裸の地球に降り注ぐ
無慈悲な宇宙空間が大地を打ち
真空で無音のおし黙った土くれは
この空間に耐えているように見え
今となっては人間の作った物質の片鱗もうかがえない
不思議に透明な不毛の大地は無言のままに
忘れ去られて恐怖におし黙る星と化して佇み
ときおり異次元の白光体のエネルギーの塊の生き物が
通過していくのみ
静かだ 何も無かったかのよう
漆黒に続くこの闇の
星々はまたたかず
その存在を誇示するごとく
ただひたすらに輝く