ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

日本民族浄化を試みる秘密結社

2018-10-28 22:58:55 | Weblog
戦後詩によるイルミナティー殲滅作戦
3
狂おしい潮騒にすっぽりと包まれた
小半島のつけねのあたり
塩からいプールに片端を沈めた黒葛(くろつづら)
騙(かた)りとられたサーベル 闇を奔(はし)る黒後家蜘蛛
『賤しい血』(入沢康夫)
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我々はどこから来た?

2018-10-28 21:54:31 | Weblog
我々の由来

あなた(神)がちりから取り、年度から私をこねて造った
ものです。穢れた泉、恥ずべき裸として、ちりの集積、
また水でねられたもの、そして闇のすみか。そして
あなたの怒りの時には、粘土の造りものには、ちりへの
回帰がある。(死海文書)
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替え歌 美貌の青空

2018-10-28 00:48:34 | Weblog
美貌の青空より

物質の不実さと
気高さに溺れていた
狂おしい夏だった
星空も声も巨大な嘘のように
これ以上愛さない
頭脳は傷口知る魂の
別々の惑星に
人々は住む他人さ
獣物の優雅さで
静寂の薫りを聴く
牡丹のように
切なさで胸を傷めながら
君らの狂った喉笛から
あふれ出した
イカズチの涯は美貌の青空
狂おしい夏だった
手に触れるすべて
こなごなの死のように
君らの血が濁ってる
野蛮な頭脳らは
途方にくれる迷彩の楽園

*坂本龍一の美貌の青空の替え歌。
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