曇天の朝に
湖面に霧が立ち
白鷺が羽根を休める
岸の大樹は冬枯れている
湖水が濁って
錦鯉の影は時々に
色をおぼろげに増しながら
湖面は波が乱れて水ぬるみゆく
時すでに南中を過ぎて
黒雲下り来て
白綿の雪
舞う
針も餌も無い
釣り糸を
静かな湖面に垂れ
自然と語らう仙人への驚愕
湖面に霧が立ち
白鷺が羽根を休める
岸の大樹は冬枯れている
湖水が濁って
錦鯉の影は時々に
色をおぼろげに増しながら
湖面は波が乱れて水ぬるみゆく
時すでに南中を過ぎて
黒雲下り来て
白綿の雪
舞う
針も餌も無い
釣り糸を
静かな湖面に垂れ
自然と語らう仙人への驚愕