2017 All Japan Bikini Fitness Championships (123)

AKIMOTO Akiko, 1st place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

フィットネスビキニ35歳超158cm以下級の優勝は、エントリー番号57番の秋本明子選手（神奈川）でした。
これまでオールジャパンでは、2015年は35歳以下158cm以下級で2位、2016年は35歳超158cm以下級で2位という成績でした。
また、2015年4月のアジア選手権代表選考会で158cm以下級で2位、2016年の東日本選手権でも158cm以下級でも2位、さらに日本・グアム親善大会のフィットネスビキニショートクラスでも2位と、なぜか2位ばかりで優勝には手が届かなかったのでした（苦笑）。
しかし今回、ついに見事優勝して「シルバーコレクター」を返上することができたのでした。
前にも書きましたが、その予兆を2017年5月のモンゴルアジア選手権で感じていたのです。
このとき163cm以下級で6位に入賞し、それまでどうしても上回ることのできなかった三船麻里子選手の成績を、初めて上回ることができたのです。
たとえ結果が出なくてもめげずに努力を続けていけば、いつかはすばらしい結果を出すことができることを、秋本選手は教えてくれました。
そして今年、秋本選手は再びモンゴル・ウランバートルで行われるアジア選手権に参戦します。
2016年の北京・2017年のモンゴルに続く、3度目の挑戦となります。
以上が、フィットネスビキニ35歳超158cm以下級の決勝の模様でした。

次回は、35歳以下158cm以下級の決勝の模様をお送りします。

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2017 All Japan Bikini Fitness Championships (122)

SATO Akie, 2nd place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

そして2位は、エントリー番号56番の佐藤聡恵（あきえ）選手（宮城）でした。
2015年まではボディフィットネスで活躍していましたが、2016年は大会出場がなくこのオールジャパンで久々に見ることになりました。
しかし、初挑戦のフィットネスビキニでいきなりオールジャパン2位とは、恐れ入りました。
ただ、佐藤選手の体は確かにボディフィトネスよりは、フィットネスビキニに向いていたかもしれませんね。
それがうまく噛み合うと、こういうすばらしい結果を出せるということでしょうか。
それでは、優勝選手をご紹介いたしましょう。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (121)

MIFUNE Mariko, 3rd place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

さらに3位ですが、ここでエントリー番号63番の三船麻里子選手（東京）をご紹介することとなりました。
2015・2016年と2年連続オールジャパンでこのクラスを優勝している、「世界のミフネ」がついにここで陥落となりました。
また2017年5月のモンゴルアジア選手権でも、フィットネスビキニ163cm以下級8位で、2015年小倉（4位）・2016年北京（6位）に続く3年連続決勝進出もなりませんでした。
三船選手も47歳、ボディフィットネスやフィジークなら50代でもまだまだ活躍できますが、若い選手の多いフィットネスビキニでは厳しい年齢になりつつあるのでしょうか。
それでも、北区オープンや東日本オープンで見せるゲストポーズでは、フィットネスビキニの魅力を発信してくれています。
また、今回ステージ登場時の「投げキス」が撮れたのは、よかったと思います（笑）。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (120)

YAMAMOTO Akiko, 4th place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

次に4位は、エントリー番号50番の山本明子選手（東京）でした。
今年2月11日に、白石進・藤田千賀子両選手の結婚披露パーティーの会場でお会いしました（爆）。
本業がなんと医師で、テレビにも出演したことがあるそうです。
フィットネスビキニの選手として初めて見たのが、2017年7月の関東オープンでしたが158cm以下級で9位に入賞しています。
今回、35歳以下の選手とは分けられたとはいえ、日本最高峰の大会で4位に入賞というのは相当なものです。
こういう有力選手が次々といきなり登場してくるあたり、歴史の浅いフィットネスビキニの発展のスピードのすごさを表しているといえるでしょう。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (119)

SEKINE Hideko, 5th place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

続いて5位は、エントリー番号48番の関根秀子選手（東京）でした。
2016年には、関東オープン158cm以下級と東日本オープン158cm以下級で優勝し、オールジャパンでは35歳超158cm以下級で3位と大活躍でした。
2017年に入っても、SPORTEC CUPで3位に入賞するというレベルの高さで、今回もしっかり結果を出しましたね。
確かに前年から2つ順位を下げていますが、先ほど澁谷選手のときにも説明したとおり、参加選手の数が違います。
このクラスのレベルの上昇に、しっかり追従しているのではないでしょうか。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (118)

SHIBUTANI Miwako, 6th place of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

では、決勝進出選手の「Lウォーキング」をご紹介いたしましょう。
まずは6位ですが、エントリー番号64番の澁谷（しぶたに）美和子選手（神奈川）でした。
2016年のオールジャパンでは、このクラスで5位でした。
2017年に入ってからは、7月の「Muscle Beach & Beach Clean in Enoshima」でフィットネスビキニ優勝、関東オープンでは158cm以下級で5位に入賞しています。
2016年からひとつ順位を落とした形にはなりましたが、2016年は参加選手が12人でした。
今回は19人参加していて、ピックアップ・予選と厳しい戦いをくぐり抜けたわけですから、力が落ちたということはありませんね。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (117)

Final of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

このように逆並びでラインナップをとりましたが、2回目のクォーターターンは行われずこのまま決勝終了・選手退場となりました（爆）。
以上が、選手全員でのプログラムでした（苦笑）。
さて、これから決勝進出選手をカウントダウン式にご紹介するわけですが、こちらも本来フィットネスビキニの決勝では「Tウォーキング」を行うべきところでしたが、これまた時間の都合上で「Lウォーキング」に短縮されました（原爆）。
さらにその「Lウォーキング」でも、ステージ前方でポーズをとっている時間が少し長くなると、司会の白岩由理香さんから「早く所定の位置についてください！」とたびたび注意が飛ぶという、そんな状況でした。
あまりにも参加選手が多くなりすぎたフィットネスビキニは、別に大会を分けたほうがいいように思いますね。
今年からは、前年のオールジャパンやブロック・地方の大会での成績による「足切り」が行われるとのことですが、おそらくあまり参加選手は減らないような気がしています。

2017 All Japan Bikini Fitness Championships (116)

Final of 2017 All Japan Bikini Fitness Championships. (35years-, -158cm)

こんばんは。
いよいよ、2017年9月3日の諸大会の決勝のご報告も、今日からお送りするオールジャパンフィットネスビキニ選手権で最後となりました。
しかし、フィットネスビキニには6クラスもありますので、6日間に分けてのご紹介となります（苦笑）。
しかもこのときには、とある事件も起こりました（爆）。
ではさっそく、35歳超158cm以下級からご紹介を始めましょう。
例によって、まずは選手全員でのプログラムからご紹介いたします。
こちらは1回目のクォーターターンの模様です。
といいますか、時間が押してきましたのでフィットネスビキニのクォーターターンは、なんと1回だけになってしまいました（爆）。
ただ、その中では「スリーステップフォワード」も行われています。
それと、クォーターターン終了後に並びの入れ替えだけは行われました。