JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (24)

OTANI Misaki, 1st place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

2023年日本のボディフィットネス界の頂点に立ったのは、エントリー番号7番の大谷美咲選手（新潟）でした。
これでグラチャンは、2021年から3連覇ということになりました。
そしてさらにすごいのはこの後スペインで行われた世界選手権での活躍で、ボディフィットネスのマスターズでは35歳以上39歳以下で優勝しさらにオーバーオールでも優勝。
ボディフィットネスの158cm以下級でも優勝し、身長別のオーバーオール決勝でも優勝選手と同点の2位と、もはや世界のトップ選手となってしまったのです。
ところが、今年に入って大谷選手は「ウェルネス」という新天地に旅立ちました。
その手始めがつい先日行われたばかりのSPORTEC CUP 2024でしたが、圧倒的な強さでウェルネスの栄えある初代覇者となったのです。
ボディフィットネスで世界を極めた大谷選手がウェルネスに転向した以上は、当然今年12月に東京で行われる世界女子選手権で「ウェルネス世界一」を狙っていることでしょう。
とにかく今年の世界女子選手権は、必見です。
以上が、ボディフィットネスの決勝の模様でした。

次回はビキニフィットネスの決勝の模様をお送りしたいと思いますが、明日は帰りが遅くなるので週明けになるかもしれません。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (23)

ITAYA Narumi, 2nd place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

そして2位は、エントリー番号8番の板谷成美選手（兵庫）でした。
オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス35歳以上45歳未満160cm以下級で3位に入賞し、オールジャパンフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス158cm以下級で4位でした。
それがこのグラチャンではいきなり2位でしたから、正直驚きました。
しかも2022年はビキニフィットネスの選手で、ボディフィットネスへ転向した最初の年でこれだけの成果を挙げたわけですから。
しかしそれがまぐれでもなんでもなかったことが、今年つい先日行われたSPORTEC CUP 2024で証明されたのです。
今年の日本のボディフィットネス界をリードするのは、この板谷選手かもしれません。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (22)

SAWASHITA Mika, 3rd place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

ここからはベスト3のご紹介となります。
3位は、エントリー番号1番の澤下美香選手（静岡）でした。
身長150cmにも満たない小さな体ですが、この鍛え抜かれた体はとてもそうは見えませんね。
2023年のオールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス35歳以上45歳未満160cm以下級で2位、オールジャパンフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス158cm以下級も2位と、いずれも好成績でした。
さらにすごいのが2022年のSPORTEC CUPで、ビキニフィットネスから転向して早々にボディフィットネスで優勝しています。
今年もSPORTEC CUP会場で見かけましたが、今年はオフということでずいぶんふっくらしていましたね（爆）。
しかし来年は、すごいことをやってくれるかもしれません。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (21)

WATARI Hiroko, 4th place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

次に4位は、エントリー番号5番の渡利寛子選手（兵庫）でした。
兵庫も最近は、フィットネスの選手を多く輩出していますね。
2022年のグラチャンでは、ボディフィットネスで2位という輝かしい成績を残しています。
2023年のオールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップスでは、ボディフィットネス45歳以上55歳未満160cm以下級で2位でしたが、このとき優勝したのが先ほど6位でご紹介した大久保選手でした。
つまり今回、大久保選手への「リベンジ」に成功した形となりました。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (20)

KANEKO Makiko, 5th place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

続いて5位は、エントリー番号12番の金子真紀子選手（東京）でした。
グラチャンのボディフィットネスでは、2021年は3位、2022年も3位でした。
オールジャパンではボディフィットネスの163cm以下級に参戦していますが、年齢的には参加可能にもかかわらずマスターズの方には出たことがありません。
ただし、世界選手権ではマスターズ部門に出ることがあります。
たとえば、2022年の韓国ではボディフィットネスマスターズ40歳以上45歳未満級で4位に入賞しています。
2018年には日本のボディフィットネス界の頂点に立ったこともある、ボディフィットネス一筋の名選手です。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (19)

OKUBO Hiromi, 6th place of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

まず6位は、エントリー番号4番の大久保裕美選手（東京）でした。
2023年の大久保選手の快進撃は、すさまじいものがありました。
まず東日本フィットネス選手権のボディフィットネス158cm以下級で優勝したかと思うと、東京選手権（ボディフィットネス158cm以下級）・SPORTEC CUP（ボディフィットネス）と連続して優勝。
さらに関東フィットネス選手権でもボディフィットネス158cm以下級とオーバーオールで優勝して、オールジャパンに臨みました。
オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス45歳以上55歳未満160cm以下級で優勝、そしてオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス158cm以下級で3位と好成績を挙げています。
年齢的には40代後半と決して若くはありませんが、この1年の活躍ぶりはまさに若手顔負けといえるでしょう。
日本最高峰の今大会でも、初参戦ながらしっかりとファイナリストに名を連ねました。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (19)

Final of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

続いてこちらは、2回目のクォーターターンの模様です。
こちらは3人1枚でアップで撮影した写真を中心に、ポーズに重点を置いてご紹介させていただきました。
決勝ではカメラのレンズを付け替えて、EOS 5d mark4にEF 70-300mm F4-5,6L IS USMを装着したものと、EOS 70DにEF 24-105mm F4L IS USMを装着したもので撮影しました。
1回目は70Dを使用し、2回目は5D4を使用しています。
この状態の5D4では、70mmいっぱいに引いても6人ぎりぎり写るかどうかという感じでした。
それでは、各選手の「Tウォーク」をカウントダウン式にご紹介させれいただきます。

JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (18)

Final of JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023 (Bodyfitness)

こんばんは。
JBBF FITNESS GRAND CHAMPIONSHIPS 2023のご報告も、今日からは早くも決勝のご紹介となりました。
ではさっそく、選手全員でのクォーターターンからご覧いただきましょう。
こちらは１回目のクォーターターンの模様ですが、6人全員を1枚の写真に収めて動きに重点を置いてご紹介させていただきました。
1回目が終わると、左右半分が入れ替わっての2回目に備えます。