これでいいのか？

　１月２７日は国際ホロコースト記念日でした。この日にはアウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所がナチスから開放された日として国連総会で制定された記念日です。
　ノルウエーの首相ストルテンベルグさんはホロコーストに「ユダヤ人の逮捕と強制移送に、警察やその他の市民が関わったことを認めなければならない」と公式に謝罪したそうです。

　ところが731部隊は6キロ四方の広大な敷地の中で、日本軍の憲兵によって捕らえられた抗日組織の人々が、 特別移送扱いとして731部隊に送られ「マルタ」とされた。なんらの裁きをうけないまま、ありとあらゆる人体実験を行なっていたことについては日本の歴代首相はなんのコメント一つ出していません。
　最近では、韓国大統領との会談のさい、従軍慰安婦問題が韓国側から提起されましたが「すでに解決済み」と突っぱね、大使館前に設置されている従軍慰安婦の碑を撤去するよう求めて「ご免なさい」の一言もなかったのです。
　隣人を愛し仲良くしようという現在になんと哀しいことでしょう。

共産党、頑張れ！

　昨日、日本共産党の志位委員長の代表質問を見ました。
　さすが他のどの政党も質問出来なかった大企業の２３０兆円に及ぶ溜め込み。景気をどんどこに落ち込ませる消費税増税をやめ、応能負担の原則に立ち返れ。巨大開発・原発推進予算、政党助成金、米軍への思いやり予算、大企業優遇税制、軍事費の削減などを上げ追求しました。
　２０数分間での質問は解りやすく、迫力がありました。テレビを見ながら「そのとおり！」と声をかけたくなりました。
　それに引き替え、野田総理の答弁は「消費税増税は公約違反ではない」などと白々しいものでした。
　「共産党頑張れ！」