安倍政権は、原発事故は収束したようなウソを言ってまで、オリンピックを召致しました。
そして、古く、狭くなった、日本の威信をかけるなどと言って新国立競技場を建て替えると。ところが当初予算のより900億円もオーバーしてしまうことに、開閉式の天井はオリンピックには間に合わないから、オリンピック終了後に完成させるとか。そのために仮設の観客席などで間に合わせるそうです。
お金が足りなくなったから、東京都民に500億円出すよう要請したり、揚げ句は数年前に大問題になった野球賭博をサッカーくじのようにして復活させ、そのあがりで建設費も間接費も、維持管理費も稼ぎだそうとしているようです。
2,500億円もの大金を掛けたからと言ってスポーツの振興が図られるわけではないと思います。これからいくら掛かるか分からない維持費、利用効果が不明な新国立競技場を作るより、10年後には後期高齢者が現在の倍近くなり、その対策が立たないと言われている今、メタボ・ロコモ・認知症、特にロコモ対策に施設や指導員養成にお金を掛けるべきではないでしょうか。
東京オリンピックの会場は素晴らしかった?と言われ終わるよりは、日本の高齢者対策は世界一だと世界各国から絶賛され、手本にされるようなオリンピックにしてもらいたいものです。