貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

ウナギの想い出

2015年07月24日 22時29分46秒 | Weblog

 今日は、土用の丑の日、ウナギを食べる日。街角では美味しそうな蒲焼きの匂いが漂っていました。最近はウナギの漁獲量が減り、養殖ウナギになって、それでも高値のため輸入ウナギに。それでも足りずに今度はナマズを代用することに。昔ながらの食習慣って大切のされているようですが?

 私の子供の頃は、昼間の間に砂ドジョウを捕り、それを流し針に仕掛けて夕方に用水路に仕掛けます。何処に仕掛けたか解るように仕掛けた場所の草を折ってたりして、印をつけ早朝に引き上げに行くのです。多いときには10本仕掛けたうち3本くらいはウナギが掛かっていたものです。こばりと言って小さなウナギから、見事に太ったウナギまでいろいろでした。一匹も掛からないときも多かったけど。

 そのウナギを夕方、父親が田圃から帰ってきて、まな板に千枚トウシで頭を固定し、裂いて七輪の上で、醤油と砂糖でタレを作り、ウナギを焼きながら塗った想い出があります。もちろん捨てるところなどはありませんでした。頭も骨も内臓も食べました。

 7人家族でしたから、一匹しか掛からなかったときは、ほんの少しの蒲焼きにタレをたくさん掛けてご飯を食べた想い出があります。 そう言えば、退職後数年食べてないなー。夏祭りの屋台では「ウナギ釣り」なんてのがあったけ、釣り上げた人を見かけなかったけど。