「戦争法案」衆議院の数の力で強行採決させておきながら、参議院では国民によく解るように説明して理解してもらうと安倍首相は言いました。
この「よく解るように説明し、理解してもらう」と言うことは、安倍総理の言葉によれば「衆議委員では与党の質問時間が少なっかた。参議院では与党にももっと質問してもらって、理解されるようしたい」と。
政権にその与党が質問し、政権がそれに答える。これじゃ、政権与党と、政権が「戦争法案」を「ヨイショ」するだけの質疑でしかならなくなってしまいます。
国民に理解してもらうと言うには、野党からの質問から逃げずに、誤魔化さずに真正面から真摯に答弁することが必要では無いのでしょうか。
与党の質問時間を増して時間稼ぎをし、60日ルールの正当性を「これほど審議したのだから・・・」と言うアリバイ作りに使い、衆議院での再議決で成立させようとしている事が見え見えです。
与党自公民と野党との議席数は僅差です。良心的な自民党議員が野党に協力するなら、否決に持ちこむことが出来ると思います。
「戦争法案」反対の過半数以上の国民の声をもっともっと大きくしていきましょう。