昨日は御近所の住吉神社の夏祭りでした。一昨年辺りからあの勇壮な御神輿が出ません、最近は神輿を担ぐ人が居なくなくなり、専門の担ぎ手を集めるには東京や大阪など大都会から募集し、しかも旅費や日当なども払わなければならず、お祭りで御神輿を出すと大赤字になってしまうんだどのことで御神輿は中止となっています。
御神輿の代わりにカラオケ大会を開催しているようですが景品も少なく、参加者も老人ばかり、人前で歌える勇気も無いようで寂しいものです。
子供神輿はどうか、こちらも子供を集めるのに、遠方に住む孫を呼び寄せていましたがそれも叶わず、こちらも中止。その代わり抽選会を開催しているようですが子供が喜ぶオモチャは高額でとても出し切れないため、こちらも人気はありません。
さて、こちらでも前知事を会長に仕立てて、県神社庁が中心になって「美しい憲法を創設する会」を立ち上げたようですが、国会で集団的自衛権行使の閣議決定の具体化として『戦争立法』が大問題になり、憲法学者はもちろんのこと国民の過半数以上が大反対の声を上げて連日国会を取り巻く状況が生まれています。
神社庁や改憲勢力は、憲法改悪に力を上げるよりも、伝統を守った氏子や市民が楽しめるお祭りの復活に力をそそぐことではないでしょうか。
昔からの村の鎮守の神様は、先の戦争遂行のための神社とは違うのですから。