今日、28に日は速記の日だそうです。
これは日本で最初に速記文字を開発した田鎖綱紀(たくさりこうき,1854-1938)が1882年10月28日に日本橋の「小林茶亭」で速記法の講習会を開いたのを記念して定められたものだそうです。速記は議会や討論会・会議などの記録を取る手段として発達してきました。速記の導入は田鎖式が最初と言われています。
私も少年の頃通信教育で早稲田式を習ったことがありますが、今ではそっくりお返しして影も形もありません。
日本国会では1890年の第一回帝国議会からきちんと速記録が残されているそうです。
先の国会でも衆議院・参議院の各委員会を始め本会議でも速記されています。
国会の速記者は発言のみでなく、ヤジや発言者の態度・様子なども同時に書き留めているそうです。
さて、先の延長国会、参議院の安全保障法政委員会では自民党と公明党が強行採決をしました。そのときの速記録には「議場騒然、聴取不能」と記されているそうです。
これでも、採択されたというのでしょうか。本会議に送られて、ここでも公聴会の意見を無視して強行採決されました。
この様な「戦争法」(安保法政)は認めることはできません。共産党が提案している、「戦争法」廃止に向けて野党が一致団結して「国民連合政府」を確立し「戦争法」を廃止させましょう。
それには、来夏の参議委員選挙で「戦争法廃止」の一点で選挙協力することが必要ではないでしょうか。
「戦争法」を廃案にする国民をはじめ、多くの団体は協力し合いましょう。