貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

米国言いなりのTPP交渉

2015年10月05日 21時45分40秒 | Weblog

  米アトランタで開かれているTPP交渉は、大詰めを迎えているようです。が、国会決議の内容はどうなっているのでしょうか。聞こえてくるのは自動車部品、バイオ医薬品、乳製品の市場開放などですが、その中身は何も伝わって来ません。

 交渉が延期に次ぐ延期になっているのは、どうやら米国の利益になる物が米国の思うようにならないための延期のようです。日本の安保法制と同じように、アメリカの要求を参加国に飲ませ強行採決となるのではないでしょうか。

 合意後、日本へ帰ってきて国民にどのような報告をするのでしょうか。大筋合意と言うことですから報告内容も概略的で国民が納得できないような物になるのでしょう。今後は、この合意を具体的に実施してゆくための関係国だけの交渉になるのでしょう。

 今後は、国会決議との関係で日本の胃袋をアメリカなどに捕まれないための戦いを構築しなければならないと思います。!日本人の食料は日本の大地から!を合い言葉に。


国民の生存権、国の社会保障的義務

2015年10月03日 21時36分44秒 | Weblog

 換気扇は24時間回そう/晴れの日は窓を開けよう/雨の日は窓を閉めよう/結露を防ごう、拭き取ろう/お風呂の蓋とドアを閉めよう/カビたら捨てよう/。●宮城県石巻市が、仮設住宅の住民に配ったチラシ「カビを増やさない10のポイント」の一部です。劣悪な仮設暮らしの長期化のなか、カビによる健康被害は深刻な問題になってます。●仮設住宅を訪ねると、天井や壁にびっしり生えたカビを目にすることがたびたびです。「拭き取ってもすぐに生えてくるから、そのままにしているの・・・」と、せき込みながら話す被災者。憲法が生存権を保障した国で、起こってはならない現実です。●「10ン0ポイント」を監修したのは国立医薬品食品衛生研究所。その中心になっている衛生微生物部第3室の渡辺麻衣子室長らが、カビの大量発生を受け仮設団地で実施した集団検診では、受診者の2割以上に喘息の症状がありました。●深刻なことにカビ被害は、待ち望んだ災害公営住宅でも起きています。施工や管理のミスで、入居前からカビが発生するトラブルが続発。なかには、仮設住宅のカビが原因で病気になった人が、またカビに苦しめられている事例も●「一度生えると完全な除去は困難」(渡辺室長)だというカビ。個人の工夫や努力だけでは解決できない問題が被災地には山積みです。多くの被災者から、切実な訴えを聞きました。「安倍首相が『国民の命を守る』というなら、被災者の生活雨債権こそ本当にやるべき課題ではないのか」【2015・10・03 「しんぶん赤旗」潮流より転載】

 日本国憲法第25条

 すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 2 国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。 


貧乏人の子だくさんなんていやです。

2015年10月01日 23時22分41秒 | Weblog

 「結婚を機にママさん達が『一緒に子供を産みたい』という形で国家に貢献してくれればいいなと思う」「たくさん産んでください」。これは、安倍内閣の女房役を務める管官房長官が福山雅治さんと吹石一恵さんの結婚報道に対しての発言です。
 この発言、まづ第一に福山さんと吹石さんに謝って欲しいと思います。それは、二人が結婚したからと言って子供が生まれるとは限りませんし、何人産むかは二人の思いだから、他人がとやかく言うことではないのです。
 次が、「女性が輝ける・・・」と言いながら輝けるような状態を作っていないことと。安心して子供を産み育てる環境も作らず、派遣労働を押し付け男女が出会っても結婚する気になれないような将来に希望の持てない労働環境を推し進めていること。
 一人の赤ちゃんがが青年になるまで最低でも18年はかかることを忘れて長期子育てビジョンを持たないで国民任せをしていること。 
 また、安保法制により世界でアメリカと共に戦争をして、戦前のように使い捨ての兵士を作る考えがあるのではと思います。
 私は、「生めよ殖やせよ」という時代の最後に生まれた、10人兄弟の末弟です。戦前も食糧難のことは話としては聴いていますがあまり記憶がありませんが、食べる物がなくサツマイモはもちろん、その蔓までも、アカザという雑草も食べたことは憶えています。 サラリーマンの家でしたから、タケノコ生活と言って基金属はもちろん食べ物に換えられる物は何でも食べ物に換える生活でした。
 終戦前、終戦後、国民の生活向上の政策などはありませんでした。ですから、食べるのがやっとで高校などへの進学はもちろん、大学などは夢のまた夢でした。国策の「生めよ殖やせよ」の政策に載せられた揚げ句に貧乏人の子だくさんにさせられてしまったのです。 感応長官の「たくさん産んで国家に貢献しいて」などと聴くと貧乏人の子だくさんを思い出して、身震いがします。
 軍事拡大、戦争推進の政策を改め国民が健やかに生き、子育てできる世の中にしなければと思います。
 戦争法廃止の一点で結集して現政権を倒し、国民のための政権を打ち立てましょう。