今日はなんと3度も更新だ!!!!!!
最近サボっていたので渇を入れます
俺達が帰ってきた時は既に6時30分になっていた
このホテルでは流石に10人部屋が無かったので部屋を2つ取り
好きな方を選んで寝るということになった
決定された部屋割りは「俺と母」「それ以外」という至極シンプルなものになった
祖母が向こうに居る理由は「これが最後の旅行になるから子供たちとおばあちゃんを同じ部屋に」
という、華たっての希望だ
俺は何故こっちを選んだのかと言うと騒がしくないから、これに尽きる
どうせ昼はぎゃーぎゃーやかましいやつらの世話をせんといけんのだ
寝る時ぐらいゆっくりさせてほしい、いやほんと
本来この二つは5人部屋が2つのはずで向こう側が明らかに布団が足りなかったので
こちらの部屋の布団を向こうに移動させる
向こうの部屋は実は今居るこのホテルの最高級の部屋で蓮の間などという名前が付けられていて
玄関も引き戸でちゃんと段差もある純和式の部屋だ
俺の居る部屋は玄関が無くドアになっていて中も少し安っぽい
とりあえず7時から飯の時間らしく飯を食べる前に風呂に入りたかったのだが
結局入れなかった
レストランに行くと何故か全てが座敷しかなく、テーブル席が無い
が一応掘りごたつ形式になっていた
祖母は足が一定以上曲がらないためにここに一人で座る事は不可能だったため
俺が後ろから脇を抱えてゆっくり足を入れてあげる
なるほど、介護っていうのはこういうことをするのか大変だな
と思いつつ作業を終わらせ俺は一番端の窓際を確保する
ガキに挟まれて食事というのも面倒なのだ、色々というか全て
頂きますと乾杯を終わらせ俺はどれから口をつけようか迷う
一食3000円もする料理なのでお残しはするわけにはいけない
いや、例えどんな値段でもお残しは許しまへんで!
できる限り
ホテルや旅館の和食と言うのは大体少量の料理が十数種類小皿に盛り付けてある
ここもそれ系だったのでいちいち内容を覚えていない
飯を食い終わるととりあえず風呂にいかねばならん
「風呂行ってくるわ」
と言い放つと
「むー君も連れてって、まだ入ってないから」
村正を一瞥すると俺と正宗は2人でエレベータに乗って各自浴衣を取りに戻って
エレベータ前で合流して最上階の温泉を目指す
エレベータの扉が開くとまず目にはいったのは自動販売機
お菓子、ビール各種、清涼飲料水2台分
ある程度の人たちにはここの自動販売機だけで満足させられるであろう品揃えの良さだった
だが、そんなものには目もくれず2人は「男」と書いてある暖簾をくぐる
クランクを曲がると、籐の籠が何十と並べられた部屋にたどり着いた
この籠に服を全て脱ぎ捨て水蒸気で曇った透明の引き戸をガラララッっと開けて中に入る
メガネをかけていたら1秒で真っ白になりそうな水蒸気が立ち込めている
中はそれほど広くなく、10人も湯船に浸かればいっぱいいっぱいという感じになっている
とりあえず誰も居なかったので適当に近くにある温泉椅子に座り頭、身体をシャンプーで洗う
時間を掛けすぎず掛けなさ過ぎず丁度いい時間かけ、湯船に近づく
俺は猫舌であり暑いお湯も入れない
俺の限界温度は42度、それ以上は足を入れることすらできない
まず手を入れて温度を確かめてみる
・・・
大丈夫だ、厚くない!じゃなくて熱くない!
それでも多少きついのでゆっくり湯船に浸かる
俺は意外と温泉に行く、主に母と2人で行くのだが
昔は本当に温泉なんてなんで入らなきゃいけないの状態で
無理無理無理行かない行かない行かない
部屋に備え付けの風呂があればそこで済ますからいい!
だったのが今では普通に入れるようになった、何故かはしらん、大人になったのかな
浸かっていると5分もしないうちに火照ってきたので半身浴に切り替える
村正も結構きついらしく、最初は泳いだりしていたが落ち着いてきた
お風呂で泳いではいけないんだよ!
なんて注意は俺がすることができるはずがなく、まあどっちにしても俺は放任主義なので何も言わない
というか俺はそれがいけないことだとは思わない、まあ今は2人しかいないしね
2人の限界が来た所で一緒にあがって体をタオルで拭く
そしてパンツをはいた後は自前の服ではなく浴衣に着替える
ここはホテルなのだが旅館でもあるのかもしれない
それにしても俺は浴衣が好きで旅館などに行ったときに置いてあると間違いなく着る
そして俺はついに浴衣を買ってしまったのである!(2010年7月8日現在)
湯上り気分を堪能しつつ部屋に戻ると何故か村正もこっちの部屋に来た
「なんや?」
「俺もこっちで寝る」
と言うらしいので窓際が俺、次に村正次に空き布団次に母という並びになった
隣に居る村正は向こうの部屋からコロコロ(本)をもってきて読み出したので
俺も持ってきた小説を読んでいたら村正は眠くなったらしい
「俺やっぱり向こうで寝る」
俺は視線だけ送り村正の後姿を見送った
実はこれはいつもの事で寝るとき俺の隣で寝るとか言って俺の隣に来るのだが
最終的に寝るときになると自分のお母さんの所に寝に行くのだ
ま、帰巣本能ってやつだろう
俺の帰る場所はどこなんだろう
最近サボっていたので渇を入れます
俺達が帰ってきた時は既に6時30分になっていた
このホテルでは流石に10人部屋が無かったので部屋を2つ取り
好きな方を選んで寝るということになった
決定された部屋割りは「俺と母」「それ以外」という至極シンプルなものになった
祖母が向こうに居る理由は「これが最後の旅行になるから子供たちとおばあちゃんを同じ部屋に」
という、華たっての希望だ
俺は何故こっちを選んだのかと言うと騒がしくないから、これに尽きる
どうせ昼はぎゃーぎゃーやかましいやつらの世話をせんといけんのだ
寝る時ぐらいゆっくりさせてほしい、いやほんと
本来この二つは5人部屋が2つのはずで向こう側が明らかに布団が足りなかったので
こちらの部屋の布団を向こうに移動させる
向こうの部屋は実は今居るこのホテルの最高級の部屋で蓮の間などという名前が付けられていて
玄関も引き戸でちゃんと段差もある純和式の部屋だ
俺の居る部屋は玄関が無くドアになっていて中も少し安っぽい
とりあえず7時から飯の時間らしく飯を食べる前に風呂に入りたかったのだが
結局入れなかった
レストランに行くと何故か全てが座敷しかなく、テーブル席が無い
が一応掘りごたつ形式になっていた
祖母は足が一定以上曲がらないためにここに一人で座る事は不可能だったため
俺が後ろから脇を抱えてゆっくり足を入れてあげる
なるほど、介護っていうのはこういうことをするのか大変だな
と思いつつ作業を終わらせ俺は一番端の窓際を確保する
ガキに挟まれて食事というのも面倒なのだ、色々というか全て
頂きますと乾杯を終わらせ俺はどれから口をつけようか迷う
一食3000円もする料理なのでお残しはするわけにはいけない
いや、例えどんな値段でもお残しは許しまへんで!
できる限り
ホテルや旅館の和食と言うのは大体少量の料理が十数種類小皿に盛り付けてある
ここもそれ系だったのでいちいち内容を覚えていない
飯を食い終わるととりあえず風呂にいかねばならん
「風呂行ってくるわ」
と言い放つと
「むー君も連れてって、まだ入ってないから」
村正を一瞥すると俺と正宗は2人でエレベータに乗って各自浴衣を取りに戻って
エレベータ前で合流して最上階の温泉を目指す
エレベータの扉が開くとまず目にはいったのは自動販売機
お菓子、ビール各種、清涼飲料水2台分
ある程度の人たちにはここの自動販売機だけで満足させられるであろう品揃えの良さだった
だが、そんなものには目もくれず2人は「男」と書いてある暖簾をくぐる
クランクを曲がると、籐の籠が何十と並べられた部屋にたどり着いた
この籠に服を全て脱ぎ捨て水蒸気で曇った透明の引き戸をガラララッっと開けて中に入る
メガネをかけていたら1秒で真っ白になりそうな水蒸気が立ち込めている
中はそれほど広くなく、10人も湯船に浸かればいっぱいいっぱいという感じになっている
とりあえず誰も居なかったので適当に近くにある温泉椅子に座り頭、身体をシャンプーで洗う
時間を掛けすぎず掛けなさ過ぎず丁度いい時間かけ、湯船に近づく
俺は猫舌であり暑いお湯も入れない
俺の限界温度は42度、それ以上は足を入れることすらできない
まず手を入れて温度を確かめてみる
・・・
大丈夫だ、厚くない!じゃなくて熱くない!
それでも多少きついのでゆっくり湯船に浸かる
俺は意外と温泉に行く、主に母と2人で行くのだが
昔は本当に温泉なんてなんで入らなきゃいけないの状態で
無理無理無理行かない行かない行かない
部屋に備え付けの風呂があればそこで済ますからいい!
だったのが今では普通に入れるようになった、何故かはしらん、大人になったのかな
浸かっていると5分もしないうちに火照ってきたので半身浴に切り替える
村正も結構きついらしく、最初は泳いだりしていたが落ち着いてきた
お風呂で泳いではいけないんだよ!
なんて注意は俺がすることができるはずがなく、まあどっちにしても俺は放任主義なので何も言わない
というか俺はそれがいけないことだとは思わない、まあ今は2人しかいないしね
2人の限界が来た所で一緒にあがって体をタオルで拭く
そしてパンツをはいた後は自前の服ではなく浴衣に着替える
ここはホテルなのだが旅館でもあるのかもしれない
それにしても俺は浴衣が好きで旅館などに行ったときに置いてあると間違いなく着る
そして俺はついに浴衣を買ってしまったのである!(2010年7月8日現在)
湯上り気分を堪能しつつ部屋に戻ると何故か村正もこっちの部屋に来た
「なんや?」
「俺もこっちで寝る」
と言うらしいので窓際が俺、次に村正次に空き布団次に母という並びになった
隣に居る村正は向こうの部屋からコロコロ(本)をもってきて読み出したので
俺も持ってきた小説を読んでいたら村正は眠くなったらしい
「俺やっぱり向こうで寝る」
俺は視線だけ送り村正の後姿を見送った
実はこれはいつもの事で寝るとき俺の隣で寝るとか言って俺の隣に来るのだが
最終的に寝るときになると自分のお母さんの所に寝に行くのだ
ま、帰巣本能ってやつだろう
俺の帰る場所はどこなんだろう