珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

やりたかったらやっている3

2020-01-07 | 日記
高校生の姪っ子が今年、ニュージーランドに留学する。
本人の強い強い希望である。
その熱意に、本当はその資格試験の真っただ中にインフルエンザにかかって志願が絶たれてしまったところを、先生方が特別に職員会議を開いて、前例のない再試験を受験できたのである。
そういうわけで渡航も他の生徒とは遅れて一人であるが、本当に自分がやりたいことなら何でもやってのけるもんだなあと思う。

私も昔、ものすごくものすごく英語圏に行きたかった。
バスで片道45分かけて英会話教室にも通った。
高校の卒業文集には「英語をモノにして海外へ行きまくる」と書いた。
大学へ行けたら猛勉強してみたかったし、英語でも言いたい放題できるようになりたかったし、見果てぬ夢ならいっぱいあった。
家を出た時、洋服は全然持たないのに英語の教科書をカバンに入れたりしたけど、でも現実はそんなものじゃなかった。
とにかく働いてその日を生きるのに精一杯だった。
そしてそんな情熱もいつか萎えてしまった。

それは私が所詮、口ほどでもなかったということである。

本当にやりたいことなら、どんな針の穴みたいな隙間でもこじ開けてやっている。

言いたい放題するなら、口ほどでもないことじゃなくて、
「針の穴みたいな隙間をこじ開けてでもやりたいことや、やったこと」にしたいもんだなあ…
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