夜明け前から、北東の風が船着き場の木々の枝を揺らしていた。
「風がありますね」
「風が強いような事は、言ってましたものね」
「沖は、厳しいかもしれません。沖波止内側でタチウオが狙えるかも、行ってみますか」
「何処までやれるか、行くだけ行ってみましょう」
赤灯台を過ぎるとき、猪崎鼻の岩場には、高い波飛沫が上がっていた。
「やはり、波が高いな」
西村さんと沖波止内場で、竿を出す。
やや強い北東の風に、船が流される。
二流し目に入る。
「なかなか当たりませんね」
やっぱり、タチウオも厳しいのかな…。
そんな事を考えていた時、突然、私にアタリが来た。
水深は浅いところなので、針掛かりした獲物は斜めに走る。
「青物じゃないですか」
「青物だったら良いですね」
西村さんと、そんな会話を交わしながらラインを巻き上げていく。
「真鯛だ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/cb/713de63d467173ff8f33bd851a55eb86.jpg)
60センチ、2.5キロと、良型真鯛だ。
「真鯛が来るんですね」と、西村さんがビックリしている。
船を戻して、同じコースを流してみる。
しかし、なかなか次のアタリが来ない。
「思い切って、大島の内場に行ってみますか」
途中、北東の風に押されて高いウネリを越えていく。
大島の内場は、ウネリが南東から来ている。
直ぐに釣りを再開。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/46/b07e537e694c2a8440ce7f9f8e12bf1a.jpg)
一投目に西村さんにアタリが来た。
「何だ。フグや」
大きな草フグが、針掛かりしてくる。
ポイントを少しずつ、移動しながら竿を出していくが、私にも大きな草フグが来る。
「内場は、フグだらけですかね…」
そうしている内に、北東の風と南東からのウネリで、波の角が立ち始めた。
「港に帰りましょう」
七ツバエ内場も、ウネリが高くなってる。
北東の風も、益々強くなってきた。
波とウネリを乗り越えて、沖波止内場に帰ってきた。
「今日は、諦めましょうか」
「風には勝てませんね。諦めましょう」
9時過ぎ、船着き場に帰った。
「風がありますね」
「風が強いような事は、言ってましたものね」
「沖は、厳しいかもしれません。沖波止内側でタチウオが狙えるかも、行ってみますか」
「何処までやれるか、行くだけ行ってみましょう」
赤灯台を過ぎるとき、猪崎鼻の岩場には、高い波飛沫が上がっていた。
「やはり、波が高いな」
西村さんと沖波止内場で、竿を出す。
やや強い北東の風に、船が流される。
二流し目に入る。
「なかなか当たりませんね」
やっぱり、タチウオも厳しいのかな…。
そんな事を考えていた時、突然、私にアタリが来た。
水深は浅いところなので、針掛かりした獲物は斜めに走る。
「青物じゃないですか」
「青物だったら良いですね」
西村さんと、そんな会話を交わしながらラインを巻き上げていく。
「真鯛だ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/cb/713de63d467173ff8f33bd851a55eb86.jpg)
60センチ、2.5キロと、良型真鯛だ。
「真鯛が来るんですね」と、西村さんがビックリしている。
船を戻して、同じコースを流してみる。
しかし、なかなか次のアタリが来ない。
「思い切って、大島の内場に行ってみますか」
途中、北東の風に押されて高いウネリを越えていく。
大島の内場は、ウネリが南東から来ている。
直ぐに釣りを再開。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/46/b07e537e694c2a8440ce7f9f8e12bf1a.jpg)
一投目に西村さんにアタリが来た。
「何だ。フグや」
大きな草フグが、針掛かりしてくる。
ポイントを少しずつ、移動しながら竿を出していくが、私にも大きな草フグが来る。
「内場は、フグだらけですかね…」
そうしている内に、北東の風と南東からのウネリで、波の角が立ち始めた。
「港に帰りましょう」
七ツバエ内場も、ウネリが高くなってる。
北東の風も、益々強くなってきた。
波とウネリを乗り越えて、沖波止内場に帰ってきた。
「今日は、諦めましょうか」
「風には勝てませんね。諦めましょう」
9時過ぎ、船着き場に帰った。