![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/74/8a62792cfe43127efcd9e4bcb0968a9e.jpg)
沖から入ってくる潮が、潟近くを流れる潮とぶつかって、白波が立っている。
上り潮が入ってきているのだが、一定の処から潟方向に動かない。
潟近くの潮は上り潮なのだが、濁りの混ざった菜っぱ色している。
菜っぱ色は下り潮の色と思っているのだが…。
菜っぱ潮と青みのある潮が、入り乱れている。
「潮は北東に流れていますけど、これって本当に上り潮なのかな?」
風は、北東風がやや強めに吹いている。
本来、流し釣りは風に押されて風下に流れていく釣りなのだが…。
船は北東風に向かって、流れていく。
風上に向かって流れていき、風を背に受けて釣りをしている。
潮の色が青から緑に変わると、ラインが風上に向かって出ていく。
船が流れるよりも速く、ラインが出ていく。
しかし、100グラムのジグで着底が取れる。
「変な潮…?」
潮の速さは、沖から入ってくる潮の中は、2.9ノットと3ノット近くで流れている。
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潟近くの潮は、反対に0.5ノット前後と緩い流れになっている。
「今日の潮は変な潮ですね」
Sさんは、釣り始めの最初から「変な潮」「変な潮」と、言われていた。
そのSさんにアタリが来た。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/59/b447fcc6c66fb716b74ebc34d679f387.jpg)
大きなアカヤガラ。
「下潮は動いてないですね」
潮は流れて無くて、ただ移動しているだけ…なんか、難しい言い方になってしまった。
潮が動いていそうな処と、ベイトが出ているところを探して行く。
Sさんにアタリが来た。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5e/e28f2b2f8b039f09a3d58aae1732f176.jpg)
体高のあるヒレナガカンパチだ。
2キロ近くある良型だ。
しかし、後が続かない。
ベイトの移動が早すぎるのだ。
一度出てきたベイトが、船を戻すと既に其処には居ない。
また、別のベイトを探す。
Sさんに又してもアタリが来た。
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54センチの良型真鯛。
「久し振りに真鯛が来た」と、笑顔。
私には、良型のハガツオが来た。
魚は居るけど、潮が魚の活性を生かしてくれない。
真鯛か釣れた後、アタリがピタッと止まってしまった。
「今日は諦めて帰りましょうか」
北東の風が一段と強くなってきた事もあり、帰港した。
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