釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月15日 天気は下り坂

2018年03月15日 | 日記
南西の風が吹く予報。

南西の風が吹いてくると、波立って思うような釣りにならない。

今日頂いていた予約も、日にちを変更。

朝の内は、以外と穏やかな天気に見えた。

「やはり吹いてきたか…」

午前11時近くになると、風が南風になって、港の木々を揺らし始めた。

仲間達も、今日は出ていない。



知り合いの漁師さんは「風が悪いね」と、ぼやいている。

午後からは、港内でも白波が見え始めた。

南風の勢いも、午後からは一段と強くなってきた。

明日の天気は「波が3メートル」と、言っていた。

仲間と「明日、午前中だけでも行けそうなら出てみようか」と、話をしていたが…。

天気の悪化を考えると「やはり、無理やな」

自宅待機で、落ち着いた。


3月14日 べた凪の海

2018年03月15日 | 日記


「こんなべた凪は、滅多にないでしょう」

「そうですね。今年は初めてかな」

バレーボール審判時代に教えを請うた、金丸先生(旭先生)と久し振りの釣行。

「真鯛が釣りたいですね」

「釣れると良いですね。頑張って釣りましょうね」


釣れ始めて、1時間経過、2時間経過…3時間経過、何故かアタリが出ない。

「釣れませんね」

「困りましたね」

魚探には、ベイト反応は出ている。

原因は、これだろうと思われる物が一つある。

昨日からの潮の変化。

「上り潮もどき」と、私は呼んでいる。

潮は北に向かって流れる「上り潮」なのだが、色は菜っぱ潮。

水温が下がって、上っ面だけが上って、中潮、下潮は下りの二枚潮なのではないだろうか。

仲間の漁師さんも「上り潮もどき」と言ったら理解してもらった。

潮が悪くとも、何とかしなくちゃ。

沖合に潮目らしい物が見えたので、直ぐに移動する。



何かが海面を群れをなして、泳ぎ回りナブラをたてている。

「スボタかな…」

同じ所を3度流しても、アタリが出ない。

「旭先生、移動しましょう」

「何処に行きます?」

「ベイトを探します。勘を頼りにします」

今回は、勘が当たった。

「ベイト反応は有ります。仕掛けを入れてください」

すると、一投目に旭先生にアタリが来た。





「なんじゃろかい」

「真鯛だと良いですね」



上がってきたのは、1キロ超の良型のヒラメ。

「良かった。ヒラメを初めて釣りました」と、旭先生の笑顔とVサイン。

続けてアタリが来た。



今度は、1キロ超の真鯛。

「鯛やヒラメの舞い踊りですね」と、又してもVサイン。

「良かったですね。これで、後はノンビリ釣りましょう」



ノンビリ釣りと決めたら、ホール中にアタリが来た。

上がってきたのは、アカヤガラ。

「どうやって捌こう」

「刺身が美味しいですよ。私が頭を落としておきますね」

頭と内臓を取って、氷の中へ。

この後もアタリが続く。

仕掛けの巻き上げ中に、強烈なアタリでリーダーが切られた。

着底とほぼ同時に、竿が突っ込んだ。

しかし、針はずれで逃がしてしまった。

次も「何か重いです」と、併せた瞬間に針を着られた。

「口惜しいですね」

「旭先生、頑張りましょう」

今度のアタリは、ガッチリと針掛かりした。

「真鯛やろかい」

「それなら嬉しいですね」



上がってきたのは、1キロ超の地グロ。

「メジナも釣れるんですね」

旭先生のVサインが嬉しい。

「今日は、ヒラメや真鯛、メジナで一杯やれますね」

笑顔で帰路に就いた。