釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月28日 ジグにメジナ…が来た。

2018年03月29日 | 日記
ポイントに向かう途中の潮色は、上り潮の青味が戻り始めていた。

「ベイトも良い反応が出ていますね」

西村さん、横田さん(愛称 徹君)、そして昨日に引き続きの温水さんの3人で楽しく船を進める。

「今日は釣れると良いですね」

「桜真鯛を釣りたいですね」

大きな期待を持って、ポイントに入る。

潮は、0.8ノット前後で北に流れている。

「何かが触ってきますね」

反応は出ているようだ。

最初のアタリは、西村さんに来た。



「来た!来ました」

楽しそうに、やり取りが始まる。

「竿先を叩くアタリは、真鯛みたいですね」



57センチ、2.3キロの雄の真鯛。

「良い真鯛が来ましたね。気持ちがホッとしました」と、笑顔が良い。

徹君にも強烈なアタリが来た。

「来た!来ました」

体制を整えて、反撃に出る。

しかし、最初の激しい突っ込みで針が切られた。

「口惜しいですね」



温水さんにも、アタリが来た。

「余り引かないですね。根魚かな」



上がってきたのは、ウッカリカサゴ。

「今日も根魚からスタートですね」

この頃から、沖からの潮目が、何本も入ってくるようになった。

潮目の中では、正体は不明だが、魚の群がナブラを起こしている。

温水さんがキャストするが、群れからの反応はない。

「ただ遊んでいるだけみたいですね」

キャストを止めて、潮目の中でジグをしゃくる。

「凄いベイト反応が出ていますよ」

三人で、一斉に仕掛けを落としていく。

反応は直ぐに出た。

「来た!来たよ!」



温水さんの竿が、大きく曲がっている。

ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出されていく。

「おおっ、走る」

仕掛けを信じて、相手の走りを止めに掛かるが…「あっ、切られた…」

12号のリーダーがザラザラになって切られている。

徹君にもアタリが来るが、針が外れてしまった。

アタリは捕らえるのだが、今ひとつ調子が上がってこない。

今度は、西村さんにアタリが来た。



潮目の中のベイトには、色々な魚が着いているようだ。



1キロ超のマハタが上がってきた。

「良いマハタが来ました」

美味しい高級魚だ。

潮目の真ん中に来ると、流れ藻や色々なゴミで釣り辛い。

「チョット、移動しましょう」

ベイトを探して、潮目を離れる。

海底に、小さな起伏が続くポイントに入る。

この頃から風が南東に変わり、少しずつ波が出始めた。

船も風に押されるように、潟に向かって流されていく。

「魚探に反応が出ています。ベイト柱が出ています」

直ぐに西村さんにアタリが来た。



「何やろ。叩く感じはないですね」



上がってきたのは、良型のメジナ。

「メジナがヒットしてくるんですね」

船首の方でも温水さんにアタリが来た。





これも、1キロを超す良型のメジナ。

「ジグにメジナが来ました」と、笑顔だ。

ジグにメジナがヒットするのは、私も初めて見る気がする。

徹君にも、メジナと思われるアタリが連続してくる。

「あっ…外れた」

どうしても、今日は針外れが起こってしまう。

「へぇー、ジグにヒットするんですね」

感心していた西村さんもジグに変えて、アタリが来た。

「あれ、余り引かない」



上がってきたのは、これも良型のメジナ。

南東の風が強くならなければ、もっとメジナのアタリが続いているはずなのだが…。

南東の風が強まり、これ以上釣りを続けるのは無理と判断。

高まる波の中、帰港した。