お彼岸に、仏壇に手を合わせる。
お坊さんのお経に合わせ、ご先祖様に静に手を合わせる。
「親父、海を凪にしてよ」
と、お願いもしてみたが、どうだろう。
雨の止み間を見て、船着き場に行ってみた。
仲間の船が一隻、出ている。
「何処に行っちょっちゃろうか」
電話してみようとしたら、船が帰ってきた。
「何処に行っちょった?」
「沖波止の内場で、鰺釣りしていた」
「釣れた」
「25センチ位の鰺が、まあまあかな」
「風は吹いてなかった」
「凄かった。北東の風が突風」
「波は」
「ウネリが高いし、波も高いし…帰れるかなと心配やった」
沖は、北東の風で白波が立っている。
「表に出て見ようとは思わんかった」
「出ていたらビックリよ」
「鰺が、パタパタと釣れたから、直ぐに帰ってきた」
波が2メートルからある日でも、船を出していることがある船仲間。
「明日は、無理かな」
彼が言うくらいだから、大時化かな。
お坊さんのお経に合わせ、ご先祖様に静に手を合わせる。
「親父、海を凪にしてよ」
と、お願いもしてみたが、どうだろう。
雨の止み間を見て、船着き場に行ってみた。
仲間の船が一隻、出ている。
「何処に行っちょっちゃろうか」
電話してみようとしたら、船が帰ってきた。
「何処に行っちょった?」
「沖波止の内場で、鰺釣りしていた」
「釣れた」
「25センチ位の鰺が、まあまあかな」
「風は吹いてなかった」
「凄かった。北東の風が突風」
「波は」
「ウネリが高いし、波も高いし…帰れるかなと心配やった」
沖は、北東の風で白波が立っている。
「表に出て見ようとは思わんかった」
「出ていたらビックリよ」
「鰺が、パタパタと釣れたから、直ぐに帰ってきた」
波が2メートルからある日でも、船を出していることがある船仲間。
「明日は、無理かな」
彼が言うくらいだから、大時化かな。