釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月23日 ベイトは居るかな

2018年03月23日 | 日記
船着き場に行ってみると、仲間の船が3隻出ている。

直ぐに電話してみる。

「風も波も気にならないよ。早く来いよ」

出船が午前9時と、ゆっくりと構えていた。

船のエンジンを掛け、沖合を目指す。

今日の目的は一つ。

昨日までの時化で、ベイトの様子に変化があるだろうか。

気になるポイントも、何カ所か見て回りたい。





久し振りに、裸バエを見ながら沖に出る。

魚探を見ていると、裸バエから少し沖合に掛けて、結構なベイト反応が出ている。

「以外と浅場にベイトが居るな」と、行った印象だ。

そのベイト反応をとらえているのか、漁船が近くを流している。

そのまま、沖に出てみる。

水深60メートル位の海底に変化のあるところでは、ベイトボールが出ている。

そのベイトボールの周りに、なにかモヤモヤとした反応がある。

「青物か何かが、ベイトを追いかけているのだろうか」

進路を南に向けて、少し沖合に出てみた。

「あれ、風が変わったか…」

北東の風が、急に吹き始めてきた。



沖合に出てみたのは、潮色の確認。

湾岸道路からは、青く見えていたのだが、菜っぱ色している。

下り潮が流れているかと思ったが、仕掛けを入れてみると、潮は動いていない。

別な場所にいる仲間も「潮が動かない」と、言っている。

「風が北東になってきたでしょう」

「波が出てきた。船が振られて、釣りにならない」

白波も立ち始めた。

水深100メートルアタリまでは、行きたかったのだが、無理は出来ない感じになってきた。

船の生け簀に、生かしている鰺も気になっていた。

兎に角、生け簀を綺麗にしたい。

沖で波に揺られながら、生け簀の掃除。

デッキブラシで、生け簀を洗う。

一気に汚れがでて濁ってきた。

バケツで濁り水をくみ上げ、海水の入れ替えをする。

生け簀の底の海水の取り入れ口からも、新しい海水が入ってくる。

鰺も、元気に泳ぎ回っている。

生け簀の掃除が終わった頃、仲間から連絡がきた。

「今日は帰ろうや」

「そうやね。風も出てきたし、波も出てきたね」

仲間は北から、私は南から帰港した。