釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月21日 凄い大波

2018年08月21日 | 日記
船の安全見回りを兼ねて、波がどれだけ出ているか、見に行った。

凄い大波。

天気予報で言っていた8メートルは有りそうだ。

低い道路は、車が波飛沫を被るくらいの怖さだ。



















湾岸道路を走るときは、チョットした恐怖を感じた。

昼前の波の状態だ。





対岸からのロープの結び目をチェック。

川底の碇に引っ掛かっているようなロープもあった。







夕方の海。

一段と波が高くなっていた。

8月20日 ダブル台風

2018年08月20日 | 日記


19号は、東シナ海を回るコース。

このコースは、南よりの風が強くなると思っている。



20号は、太平洋を北上するコース。

このコースは、北東の風が強くなると思っている。

しかし、このダブル台風が日南から遠ざかるのが、21日から23日ぐらいの予報。

南よりの風と、北東よりの風がぶつかる形になったら、どうなるのだろう。

勢力は、19号の方が強いが、20号も侮れない。

台風のコースからして、19号の風が強いかも…。

日南が19号の東側になるから…。


どちらにしても、ダブル台風は怖いモノを感じる。

油津の港は、南側を向いている分、風も強く吹き込んでくる。

でも、今日の夕方の雲の流れを見ていると「風は吹いてくるかな」

と、疑いたくもなってくる。

最大に注意するのは、明日21日の夕方から夜に掛けて。

実家の玄関は、南向き。

船の係留状態の向きは、右舷が南西に向いている。

南風が強いと、横風になってしまう。

いずれにしても、明日は、実家で寝ずの番になるかな。

8月19日 仲間達と力を合わせて

2018年08月19日 | 日記
台風対策。

台風19号、20号に対して、船の安全を図るべく、船仲間達と力を合わせて台風対策。

船と船を繋ぎ、対岸からロープを張って、少しでも船の揺れを防ぐ。

私と大磯先輩とで、堀川を何度も往復してロープを渡す。

船でロープを受け取る仲間、向こう岸でロープを繋ぐ仲間。

11人の仲間で、力を合わせて作業を進める。



湾岸道路では、既に大波が打ち寄せている。













台風は、直ぐ其処まで迫ってきている。

19号のコースは南風が強くなるコースだ。

風と雨がどれだけ強くなるのか。

港内の漁船もロープを張って、台風に備えている。






私たちも、船同士を繋ぎ、風に雨に備える。

20日と21日は、実家に泊まり込みかな。

実家の台風準備は明日だ。

私の船にも、仲間達の船にも、実家にも何も被害がありません様に。

8月18日 無理か……

2018年08月18日 | 日記
天気予報では、朝の内は北西の風が吹くような事を言っていた。

「もう一回、この風に掛けてみようかな」

朝間詰め勝負の出港。


しかし、海の様子は昨日とは違っていた。

「昨日よりも波が出てますね」

「ウネリが高いですね」

そんな話をしながら、塩田さんとポイントを目指してみた。

船から見る潮は、昨日とは違う下り潮のようだ。

大島沖に出ようとしてみるが、南東から来るウネリが時には目線を越える。

「気持ちが悪いウネリが来る」

言葉には出さないが、お互いに同じ事を思っている筈。

「沖は、諦めましょう。無理はしないで起きましょう」

塩田さんの判断は、正しいと私も思っていた。

近くの漁港から出てきた漁船が、波を見て引き返していった程だ。


30分ほど、内場で竿を出してみたが、気持ちが乗ってこない。

その内に、ウネリが段々と高くなってきた。

「帰りましょう」

安全第一、午前7時過ぎに帰港を決断。



内場の可成り奥まで、ウネリが入ってくる。

北東の風に向かって、ゆっくりと帰港。


港に帰ると、仲間達がやってきた。

「今から、行くの?」

「ちょっと行こうと思っている。内場なら良いかなと思って」

「俺は、内場から帰ってきたのよ。波が高いよ。無理は止めといた方が良いと思うよ」

「そうか…」

仲間達も、中止を決断してくれた。

明日は、仲間達と力を合わせて台風対策の船繋ぎ。

対岸からも、ロープを張るつもりで準備した。

「暫くは、船は出せないね」

台風の被害がないように、準備としよう。

8月17日 時化の合間に

2018年08月17日 | 日記
「出ても、2時間も釣りが出来ないかも」

「風が変わったら、諦めてくださいね」

そんな話をしながら、船を出した。

時化の合間の「今日までは、何とかなるかも」と、一縷の望みに掛けてみた。



ポイントに行くまでに、波の様子を確認しておきたい。

少し沖に出ると、南からのウネリに北東からの風がぶつかって、三角波が目立つ。

時折「おおっ…」と、思うくらいに波が盛り上がってくる。

どうにか、ポイントに入る。

直ぐに釣り開始。

いつ状況が変わるかも知れないと思うと、時間を無駄にしたくない。

宮田さん、岡本さんの第一投に、アタリが来た。





宮田さんには、イトヨリダイが来た。

岡本さんの初卸の竿には、竿先を叩くアタリ。

「真鯛かな」と思ったが…、残念ながら針はずれ。


潮は、上り潮が緩く流れている。

ベイト反応も、海底から10メートルくらい浮き上がったところに、ゴマを散らしたような反応が出ている。

仕掛けをジグに変更した、岡本さんにアタリが来た。



「何か、凄く重いです」

歯を食いしばる様にして、リールを巻く。

やがて、海中に見えた魚体は「マグロだ!ヨコワだよ」

岡本さんに一遍に緊張が走った。

浮かしては、走られる。

2度、3度と繰り返し、無事にタモに治まった。



5キロ弱のキハダマグロだ。

5キロクラスは、マグロの大きさから言えば「小型」だろうが、その引きは強くて面白い。

「凄い魚を釣りました!」と、笑顔が満開。

船に上げた瞬間に、三人で「ヤッター!」とガッツポーズ。


これを見て、宮田さんにも気合いが入った。

「いま、なんか当たりました」

何かがバイトしてきた。

「今度は、喰ってきた!」





もの凄い引きに耐え、頑張ってラインを巻き上げている。

暫くは、1メートル巻いては、5メートル走られる。

これの繰り返しを、何とか凌いでいる。

「もっと、体力を鍛えておくべきだった」

それでも、少しずつ獲物が浮いてきた。

海中で、銀白色に光る。

「鰤だ!」

頑張って、大物鰤を釣り上げた。



95センチ、8.2キロの丸々とした鰤だ。

「やった!ヤッタね!」

岡本さんと宮田さんの笑顔が爽やかだ。


「さあー、これから」

そう思ったが、段々と北東の風が強くなり、ウネリも波も高くなってきた。



沖合には、雨の柱が何本も見え始めた。

「残念だけど、この場所から移動しましょう」

高くなってきた波に、強くなってきた北東の風を警戒。



岡本さんの初卸しの竿にアタリが来た。

上がってきたのは、コトヒキ。

「初卸しにアタリが来て、良かったですね」

このコトヒキを、今日の締めとした。

「風が益々強くなってきました。帰りましょう」

11時前に、帰港した。

「ここまで、何とか粘りましたね」

帰りの船は、時化を忘れる笑顔が一杯だった。