Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

花撮り人 街を流す 秋を写す

2021年11月15日 12時13分22秒 | みんなの花図鑑
📷11月11日:紫千振の花の盛りが過ぎていく
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
 このところ、何かというとムラサキセンブリの話ばかりだね 汗
 そう、猫の額ゆえ、さほど植物の種類があるわけではない。
 さらに、季節の移ろいとともに花が少なくなる今日この頃、咲いているのはほんの数種類だけなのだ。
 だから、投稿できる花は限られてしまう。

 ただ、言っちゃなんだけど、このムラサキセンブリの花だって時々刻々変化しているんだよ。
 こちらも雄性先熟の花だから、時とともに子房が変化していく。雄性期が終わり雌性期ともなると、柱頭が現れ受粉が行われる。交配が完了すると、徐々に花びらが閉じ、蒴果が形成されていくのだ。この工程は、同属のアケボノソウなどと同じようだね。
 上手い具合に種ができるといいのだけど・・・。

 そんなわけだから、猫の額の花の話は上記のみ。花のネタに困ると街に出る。
 ここ狭山では、やっと銀杏が黄に染まる頃となった。どうだろう、今年は早いのかな、それとも遅い? つい最近まで、夏日はおろか、真夏日が珍しくなかったわけだから、関東の平野部では平年並みか、やや遅いとの観測がなされているようだよ。
 林縁に咲くツワブキでさえ、これでもかとばかりに黄色の微笑みを蓄えて、道行く人々に媚を売っている(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

巨大団地の銀杏にも秋の装いが・・・ 林縁に咲くツワブキの彩りも鮮やかに

 そうかと思うとだよ、あの秋明菊がゆく秋を惜しむかのように、いまだにボンボンのような蕊を黄に染めていた。さすがに花びらのそこここは淡褐色が滲み、終焉の兆しも見られるのだが・・・。
 その一角にはムラサキツユクサも咲いている。この子たちは、秋が深まっても怖じることなく花を付けている。
 濃い青紫もいいが、青から薄紫、そして淡い白へと色が褪せていく面白さに目を引かれたものである(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/11/12
ゆく秋を惜しむかのように咲く秋明菊
📷2021/11/12
路傍を見つめる濃色のムラサキツユクサ
📷2021/11/12
グラデーションもいい

 そこには、秋たけなわの情景が展開されていた。用水路の脇に広がる尾花の連なり、黄金色から錆色へと移りゆく葉叢の上部には、あたかもその先の情景が透けて見えそうな白銀色の穂がそよと揺れている。

📷2021/11/14:白銀色の穂がそよぐ

 おや、おや、かつては花だった引っ付き虫と、いまだ容色衰えることの知らないミルキーウェイの共演だ。
 うわっ、入道雲のように大空にそそり立つ菊花、キクのイメージが変わった瞬間! (画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/11/14
ミルキーウェイ VS 引っ付き虫!?
📷2021/11/14
そそり立つ白菊

コメント (4)
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