この木道の向こうには、何が待っているのだろう。 久しぶりに智光山公園を訪れた。疫禍以前は、そこれそ月一くらいの割で、家内と一緒にコンビニ弁当を持ってランチをしていた。 智光山公園、狭山市の施設関連のサイトには次のような解説が施されている。 「総面積53.8ヘクタール、東京ドーム約11個分の広大な敷地に、アカマツ、コナラ、クヌギなど武蔵野の豊かな自然をそのまま生かして作られた大規模な都市公園(総合公園)で、市街地から車で5分ほどのところにあります。 公園内には、こども動物園をはじめ市民総合体育館、都市緑化植物園、市営ヘラ鮒釣場「智光山公園前山の池」などがあり、市民の憩いの場所となっています。」 こども動物園の北側に位置する木道は、小川を右に見たり、左に見たりしながらキャンプ場へと続いている。 木道の両脇には、四季折々に、ツリフネソウを始め、ホウチャクソウやミズタマソウなど、さまざまな野草を見ることができる。 もちろん、今は秋。残念ながら野草らしき花などは見ることが出来ず、臭木やらゴンズイなどの実が色鮮やかに樹上を飾っていたっけ(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)。
キャンプ場を左手に見て木道を抜け、十字路を右手に曲がると、ひときわ丈高いメタセコイアの並木が屹立している。御存知の通り、スギ科メタセコイア属落葉針葉・高木で、滋賀県・マキノ高原や東京都足立区・舎人公園など、日本各地にこの並木の名所が存在している。 まぁ、それらに比べるとちょいと(かなりかな!?)見劣りするかも知れないが、それでも威風堂々とした木の威容を十分に満喫できると思う(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)。
この道の右手がひょうたん池となる。桜の季節がおすすめだ。また、ここは、季節によって多くの鳥撮りの方々が池の端に陣取る姿を垣間見ることができる。 今日は通り過ぎただけ、それでも、咲く時期を間違えたような顔をしたノコンギクが水辺に数輪佇んでいたよ。 ここを過ぎると芝生広場がある。そう、二年ほど前には、この広い広場が狭く見えるほどに人々で溢れていた。それでも、今日はふたつ、みっつと家族連れと思われるグループがランチを楽しんでいた。 そう、実は、この芝生広場の東側に今日のおすすめスポットがある。 かつて、みん花でも投稿したことがあるのだが、それはそれは素敵な黄葉を体感できる瞬間があるのだよ。 さて、今日はどうだろうか? 📷2021/11/16:黄金色に輝く銀杏木
そこには、神々しくも、いつか見たであろう懐かしさを覚えるノスタルジックな空間が展開されていた。 戯れる母と子、降り注ぐ柔らかな光、いつまでもこの瞬間が続いてほしいと思う感情。 たった三本の銀杏木が演出するその空間には、人々の夢と希望が溢れているかのようだったよ。
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