Search Labs | AI によると、七十二候の半夏生は「7月1日です。半夏生とは、夏至から数えて11日目の7月2日から七夕(7月7日)までの5日間を指します。」とある。
「はんげしょうず」と読むが、この場合の「半夏」とは、サトイモ科ハンゲ属の「カラスビシャク」を指す。このカラスビシャク(半夏)が生ずる時期だから半夏生なのだ。
さて、ハンゲショウである。半夏生の時期に葉が白く変化することからという説もあるが、葉のすべてが真っ白に染まらず一部を残すことから「半化粧」であるとの説もあるようだ。
ドクダミの仲間なのである。ドクダミ同様、臭気を伴なうというが、慢性鼻炎の庵主はそれほど感じない。
ともかく、地下茎を横に這わせ、限りなく増殖する。さすがに、坪庭のメインは侵食しないものの(ときどき間引いているので)、ブロックに沿ったきわどい場所で繁殖し続けている。
「植えたのは誰よ?」ってことなのだが、勝手なもので増え過ぎると文句の一つも言いたくなる。
八重白花ガク咲きの紫陽花で、清楚さばかりでなく華やかさをも併せ持つ――ホワイトエンジェルのキャッチコピーの一つである。
狭山を終の棲家と定めて35年ほどになろうか。なに、現役の頃、都心への通勤にしても小1時間ほどだから、関東に住まいするビジネスマンであれば、さほど遠隔の地というほどでもない。与野市、いまでいう所のさいたま市中央区からの転居であったが、「なんとまぁ~、自然豊かな土地だ事」などと思ったものである。
越した当時の植木類は気に染まずほとんど入れ替えたが、後に贖ったなかでもこのホワイトエンジェルは古株となる。あっちこっちと移し替え、いまでは南西の外れで数輪の花を付けている。
最寄りの農産物直売所を訪れた。折よく、白いキキョウがあったので買い求めた。
6月3日の日記で、昨年求めた二色のキキョウの話をした。その折り、桃色は☆彡となったなどと記述したが、他の草に交じってひょろッと生きているのを発見した。すぐさま救出し、藍色の鉢に取ったわけである。
その日記には、桃色を調達して来ようなどとも記述していたが、このような経緯から白花を求めた次第である。
桃色にも小さなつぼみが萌しているが、さて、さて、上手いこと咲いてくれるかどうか。
よくよく見ると、意外と凄いコクランの花、しっかりと三番目のつぼみが開花した。
こうして見ても、やはりコクランは地味な花との世評を覆すに足る存在感があると思うのだが・・・・・・。