この時期、藪でひと際輝いているのがボタンクサギ。漢字で書くと、こうなる。
牡丹臭木
臭い木! 本当に臭いのだろうか? 花に、そーっと鼻を近づけてみる。
私の鼻のせいだろうか、臭気などないような。いや、ほんのかすかだが、いい匂いがするような気もする。
いや、いや、気のせいだ、気のせいに違いない。勇を鼓してさらに鼻を近づける。うぉ~、なっ、なんだ、この臭さは。
牡丹臭木
臭い木! 本当に臭いのだろうか? 花に、そーっと鼻を近づけてみる。
私の鼻のせいだろうか、臭気などないような。いや、ほんのかすかだが、いい匂いがするような気もする。
いや、いや、気のせいだ、気のせいに違いない。勇を鼓してさらに鼻を近づける。うぉ~、なっ、なんだ、この臭さは。
葉だ、葉。あまりに葉に近寄り過ぎたせいかしら。
とって返して、早速検索!
花はそこそこいい香りがするとの記述も散見される。
しかし、総じて、葉や枝には強い臭いがあると書かれている。やっぱりね。
ヒトなんて勝手な生き物で、見ているようで、何も見ていない。いや、自分の欲する情報しか目で追っていないのだという。
望まないもの、見たくないもの、その類の視覚情報は自然とオミットされ、選別されてこぼれ落ちてしまうというのだ。
そんなことが臭いでも起こる?
戸外での花の観察は置かれた状況に依存する。温度、風の向き、いろいろな要素が絡み合い、同じ状況に置かれても、誰もが同じ感興を抱くとは限らない。
ボタンクサギの得も言われぬ臭いを感じた時、ふとそんなことを考えた。
いま、そこにあるのに見えていない。確かに、日々の生活の中でもあるなぁ~!
ほら、このボタンクサギの群生の写真、遠目で見るとアジサイの咲き乱れる様のよう。つい最近まで、絢爛と咲き誇っていたアジサイの残像が頭に残っていて、「おや、まだアジサイが・・・」なんてね。
あっ、これは、ただ単に、目が悪いだけかな?
とって返して、早速検索!
花はそこそこいい香りがするとの記述も散見される。
しかし、総じて、葉や枝には強い臭いがあると書かれている。やっぱりね。
ヒトなんて勝手な生き物で、見ているようで、何も見ていない。いや、自分の欲する情報しか目で追っていないのだという。
望まないもの、見たくないもの、その類の視覚情報は自然とオミットされ、選別されてこぼれ落ちてしまうというのだ。
そんなことが臭いでも起こる?
戸外での花の観察は置かれた状況に依存する。温度、風の向き、いろいろな要素が絡み合い、同じ状況に置かれても、誰もが同じ感興を抱くとは限らない。
ボタンクサギの得も言われぬ臭いを感じた時、ふとそんなことを考えた。
いま、そこにあるのに見えていない。確かに、日々の生活の中でもあるなぁ~!
ほら、このボタンクサギの群生の写真、遠目で見るとアジサイの咲き乱れる様のよう。つい最近まで、絢爛と咲き誇っていたアジサイの残像が頭に残っていて、「おや、まだアジサイが・・・」なんてね。
あっ、これは、ただ単に、目が悪いだけかな?
よくよく見ると! |
葉の形にも注目! |
葉に埋もれるように |
あのクサギの花に似てる? | ほら、葉もクサギに似てるよね | この葉を揉むとかなり強烈らしい |
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🌼 花の名前: | ボタンクサギ(牡丹臭木) | 📸 撮 影 日: | 2017/07/11 6:15 | |
🌱 科 目 名: | クマツヅラ科クサギ属 | 📅 投 稿 日: | 2017/07/11 | |
📝コメント: |
ヒトって勝手な生き物だ。見えてるものさえ見えないと言い張る。 無意識の取捨選択で、情報さえもふるいにかけているんだって。 |
⛺️ 撮 影 地: | 路傍にて |
「ヒトって勝手な生き物だ。見えてるものさえ見えないと言い張る。
無意識の取捨選択で、情報さえもふるいにかけているんだって。」
確かに、ボタンクサギの花姿は美しいと思っています。
だからと言って、育ててみようとは思ったことなどありません。
そして、ちょっと迷惑な花だとも思いますが、それを撲滅しようにも、他人様の敷地に入り込んで引っこ抜く勇気は持ち合わせていません。
オオキンケイギク、オオブタクサ、アレチウリ等々、特定外来生物等の外来種が目立ちます。
こちらも迷惑な話だなと思うのですが、見つけても手を出しかねています。
オオキンケイギク、そろそろ猛威を振るいそうな時期ですが、中央分離帯はもとより、一般家庭の庭にまで「ほら見てごらん綺麗でしょ」と、これ見よがしに<栽培>しているかの如く放置しているのを目にします。
これも、問題は認識しているのですが、ちょっと口に出してご忠告申し上げるのを躊躇ってしまうケースの一つです。
難しいですねぇ。
着くのが楽しみです(^^♪
『身近な雑草の愉快な生きかた』 稲垣栄洋/著 (ちくま文庫)
です。
戦う植物も面白そうですね。
植物同士の戦いや、捕食者との戦い、苛酷なバトル・フィールドに生き残るには?
そういえば、そんな本読んでました。『たたかう植物: 仁義なき生存戦略』(ちくま新書)稲垣 栄洋 著です。
何事にも理由があるんだな、いや、ミステリーを解くかのように解き明かすんだな、なんて思った次第。
うんっ、クサギの臭いはなかったかもしれませんが、臭いに対する言及もあったような、読み直してきます ~≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ
先日と云っても多分1ヶ月以上前、、、新聞かラジオかで、
「何とかと言う植物は、虫が草を噛むシャリシャリと云うような音が聞こえると、虫が嫌がる成分を分泌する」(というようなこと)を聞きました(あるいは読みました)
なるほどと思ったのですが、確かに植物とて無防備だと好き放題食い荒らされてしまうはず。
老木は朽ちはじめると早いけれど、若いうちは虫もつきにくいようです。
何らかの防御システムを持っていると考えられます。
そして、植物には毒をもっているものが非常に多いので、知らないものは口にしないように言われます。(夾竹桃なども毒)
植物の嫌なにおいは人間に向けたというより虫や動物に向けられたものではないかと思います。
クサギの匂いもその辺にヒントがあるのではないかと考えますがどうでしょう?
たま~に、出没してレイアウトの勉強してます(^^ゞ
どんな見せ方出来るか、なかなか興味が尽きませんが、能力が追い付きません。
こっちは、ぼちぼち体験投稿楽しんでます。
違いがなかなか分からない男です(^^ゞ
クサギの仲間、なかなか曲者です。意外と、特徴のある花が多いだけに、見過ごしにはできません。
まだまだ追求の余地はありそうです。頑張ります(*- -)(*_ _)ペコリ
つまみ食いみたいな、コメントご容赦くださいませm(__)m
ふ~ん?
やっぱり、kiteさんも遥かに遠い存在の人になって行く~(^^;
と言うか、ハナから遠い存在だったのにね。
ここで諦めてはいけない❗
人生生涯勉強でしょうか(^-^)v
庭の片隅に植えたボタンクサギ、増えるわ増えるわ地下で逞しく根を張り巡らして隙あらば、覗いてきます。
その芽を抜こうにもなかなか抜けず、途中で切れてしまって、かなり強烈な臭いを残して根だけは生き残ってます(^^;
これも、最初に考えないで植えた私のせい、毎年この時期この子との戦いです。
こんなにキレイなのに葉が臭いとは、驚きです。そしてちゃんとお花はいい香りが…
確かに人は自分に都合の良い情報しか受け付けないってことありますよね。でもきっとこのお花の香りや色が好きなお得意様の虫がいるんだろうなとつい想像してしまいました。
さすが"違いのわかる男"《Kiteさん》? ですね。(ちょっと表現が古かったでしょうか^^;)
chromeだったら、画面右クリックすると「ページのソースを表示」でこの画面のHTMLを見ることができます。
Edge、IEでは、さて? 多分、設定メニューで「開発ツール」という項目が表示されると思いますが、それでやはりソースが表示されるのでは。
それで、該当箇所のHTMLの処方を確認できると思います。
このソース、かなり長いので、該当箇所探すのは大変かもしれません。
あっ、とにかく、説明のドキュメント、考えておきますので・・・。
この夏の課題です。真実、究めますm(_ _)m
何か生存の過程で、この臭気を身に着ける、いや、身につけねばならない事態が出来したのでしょうね。
その答えは? いまや、藪のなかなのでは(^^ゞ
バッチシ講義しますよ~(^^♪
どうもね、葉や枝を揉んだり折ったりすると、臭気が立ち込めるとか。いや、普通、やりませんよね。やりません。花の写真撮ってるんですから、生体に害を及ぼすようなことなど。
さて、何が正解なのでしょうか? 真実はまだ闇のなかなのかもしれません(^^ゞ
この夏中には、なんとか白日の下にさらしたいと、かように考える次第です。
コレもクサイんですか!
元凶が葉っぱだったとは…
花がなかなかきれいなだけに、なんか勿体ないですね…
しかし、何のためにクサいニオイを獲得したんでしょうね?
アップの写真はクサギと分かりましが、遠目からですと、アジサイと間違えます。
まず、自分の考えが優先しちゃいますからね。(謙虚な気持ちが大切)
Kite さんの投稿スタイルが日々変化しているように思うんですが、写真を3枚
並べて投稿する方法は、使い方ガイドに説明文がありますか!?。
私も一枚がメインで、その下に2〜3枚の写真を投稿したいという思いが
あります。
お忙しいと思いますが、お時間の許す時がありましたら教えてください。
なつみかんさんと、匂いを嗅いだことがないけど、どうなのでしょう?とコメントのやりとりをしたばかり。
…で、先ほど散歩の際、勇気を出して花に鼻を近づけたら、ん?ん?気のせいかちょっと何かに似たいい香りが…いや、鼻が悪いのかも(^_^ゞと帰ってきたばかりです。
やはり花はかすかによい香りですよね?安心しました。
臭木の名前は、葉の匂いが理由ですか!
今度はもっと鼻を近づけてみます。あ、でも、可愛い花のイメージのままの方がいいかしら?(^_^ゞ