今日も、一日雨が降っていた。菜種梅雨というのかしらん。名前などはどうでもいい。いずれにしても、花散らしの雨、あまり歓迎できるものではない。
波板に護られて、それでもベランダの花々は機嫌よく暮らしているらしい。頬を薄っすらとピンクに染めながら、バイカカラマツの花が一つ、二つと花とほころぶ。
そう、その名も知らずに育てている花がこれなのだ。ちょっと見、ノコンギクのようである。しかし、ノコンギクは秋に咲く。では、いま咲くこの花の名は?
しとど雨に濡れ、ちょっとはにかむようなその仕種が愛らしい。この時期、何度も、いろいろなサイトで名前を尋ねるが、しかとしたお返事はいただけない。
「ノコンギクと思しきこの花は?」などと、2021年から問うているこの花の名前、解決の導はあるのだろうか。
ミノシライトソウ(美濃白糸草)である。シュロソウ科シライトソウ属の多年草で、岐阜県美濃地方西部のみに分布するシライトソウの変種とされる。
ついこの間まで坪庭に地植えとしていたが、昨年、1本しか花茎を上げなかったので、ずぼっと掘り下げて鉢へと盛った。
いや、それが良かったのかどうかはわからない。わからないが、この時点で、一つ、二つと花茎が見え始めている。
ここで安心してはいけない。つい先ごろから、猫の額には異変が続いている。新芽を何者かに齧られてしまうという異変が。
小さな、小さな花穂らしきものを確認したので、早速、防鳥ネットを張ったビニールを外したビニ温の上段に居を移した。
うわっ、ここで気づいたのだが、ずぼっと掘り下げたせいかその辺に息づくツクシカラマツとか、イワチドリなども一緒に鉢に盛ってしまったようだ。まっ、これはこれで寄せ植えってことでいいのかも 汗
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