ウーパールーパーかい? いや、エリマキトカゲにも似ている。 かつて、お茶の間の寵児とまで言われた両生類や爬虫類なのだが、令和に生きる、いまの若ものはご存じないだろう。 もちろん、この子、ウーパールーパーでも、エリマキトカゲでもない。 猫の額のベランダ脇に位置する小庭、そこに生息するオキナグサである。 ひと頃、この辺りに一大コロニーを作っていたのだが、猫の額の庵主とやらがやたらと掘り返してしまい、コロニーは破壊されてしまった。 それでも、ここから新たな繁栄の始まりを企図したかのごとく、残された者どもが立ち上がったようである。 さぁ、進撃の始まりだ! そう、そう、あのヒメウズが小庭のあちこちで勃興している。 次の一枚は、鰻の寝床状の小庭の一群だが、明らかにほころんだようである。 さらに、その下の一枚は、坪庭の一派だが、こちらも何食わぬ顔でせっせとコロニーを拡張している。 📷2022年3月25日:最初に花開いたヒメウズが、周囲の草花の注目を浴びている。
📷2022年3月25日:こう見ると、なかなかいい風情なのだが、どうしてどうして、その繁殖力には驚かされる。
午前中、ちょっとブラ散歩してきた。 各地で開花が報じられている桜、当地の状況はどうなのか気になったからである。 ほころびが目立ち始めたようだ。 📷2022年3月25日:近くの小・中学校の間に両校を仕切るように小路が通っている。その一段高くなった校庭のフェンス沿いに咲く桜だ。
いつものS台中央公園にも寄ってみた。 先般の日記でも記述したが、市内各所でナラ枯れが報じられている。この公園も、例外ではない。その切り株が、いかにも物悲しい。 📷2022年3月25日:ナラ枯れによる伐採の跡か。
たった一輪だけ咲いていた、小さなスミレが、そんな心を慰めてくれることだってあるのだよ。 📷2022年3月25日:小さな花が、ゲームチャンジャーになることだってある!
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