すでに、九州は亜熱帯なんだという(by 森田正光 氏)。台風10号はまだ迷走を続け、遠く離れた地域にまで想定外の雨量をもたらしている。その原因とされるアウターバンド(外側降雨帯)に翻弄されたのは埼玉県狭山市・入間市なども例外ではなかった。くっきりとした線状降水帯が天気図上にべったりと張り付き、猛威のほどを物語ってた。
おい、おい、これからは毎年のように、こんな気象に祟られるのかい。困ったものだなぁ。
そう言えば、サンショウの熟す頃って、10月とか11月ではなかったか。我が家の犬走りに仮り住まいするサンショウはとうに熟し、爆ぜ、てらてらとした墨色の種子を露わにしていた。これも、気象異変の顕在化の一つなのか???
5月頃、盛んに咲いていたシセンウツギだが、ぴょんと伸びた徒長枝(らしきモノ)をそのままにして置いたら、つぼみらしきモノが萌し始め、8月も末だというのに綻んでしまった。
こんな現象を一つ取って、やれ異常気象だ、天変地異だというつもりはない。植物の世界では、返り花だの、忘れ花だのなんて現象は取り立てて珍しくはないのだから。まぁ、時節外れに、遠に咲き終わった花のかんばせを拝むことができたことを言祝ぐといったところか。
フジバカマの新芽が育ってきた片隅で、小さな白い花が見て取れた。あ~、これは、この一角の先住者であるタカサブロウ一族であろう。
何処から降って湧いたのか、もう3~4年ほど前から時期ともなると顔を出し、坪庭の趨勢を見守っている。
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