こんなところに、きわどくツリフネソウが咲き残っていた。
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どんなところかって? トイレの脇。こっちはゲンノショウコかな。
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ある朝、目当ての宿をチェックしていると、9月27日に狙っていた部屋が取れそうな気配。早速、ネットで予約を入れておく。
9月27日、スーツケースをモチーフにデザインされたというKカーを駆って、まずは北口本宮冨士浅間神社を目指す。あっ、「駆って」と表記したが、急がず、慌てず、安全運転を心掛けての道中だったことは言うまでもない。
狭山日高ICから圏央道に乗り、八王子JCTから中央道へ入る。1時間半ほどで河口湖ICに到着、ここまで来れば神社までは10分ほどだ。
4年ぶりの参拝を済ませ、そそくさとお花を摘みに行く(一説によると、この「お花を摘みに行く」とは登山用語(隠語)だとか)。そうしたらどうだ、そのお花畑の脇に、本当にツリフネソウが咲き残っていた。摘みはしないが、もちろん、撮ったことは言うまでもない。
おやっ、そのツリフネソウの脇に小さな白い花を見つけた。つんとした子房らしきものも見える。ゲンノショウコかな? こんなところに?
本体の鳥居の柱を支える控柱(稚児柱)があり、その笠木の上に屋根がある鳥居のこと。
扁額には「三國第一山」とある。
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📸2023年9月27日:左の隨神像は櫛磐間戸神。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2023年9月27日:右の隨神像は豊磐間戸神。
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隨神門とは、「隨身とも書く。神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門」(Weblio辞書神道用語より引用)とある。
左の隨神はクシイワマドノカミ(櫛磐間戸神)、右の隨神はトヨイワマドノカミ(豊磐間戸神)と読む。このような比較は好ましくないかもしれないが、阿吽像として知られる仁王さまの如き存在とでも言えようか。それにしても、妙に生々しいお姿に強い印象を受けたものである。
📸2023年9月27日:左側には冨士太郎杉。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2023年9月27日:右側には冨士夫婦檜。
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拝殿の左右には、いずれも樹齢1,000年以上といわれる冨士太郎杉、冨士夫婦檜が並び立っている。
📸2023年9月27日:ツリバナが揺れている。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2023年9月27日:ニシキギ科の落葉低木。
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周囲には、四季折々、いろいろな植物の花や実を見ることができる。だから、訪れるたびごとにさまざまな発見がある。冒頭のツリフネソウやゲンノショウコもそうだが、ツリバナも今回が初見であった。
いつも、大鳥居周辺の駐車場ではなく、第5駐車場に停めて拝殿(冨士夫婦檜)を右手に見て神域へと入っていく。左手奥がお諏訪様だ。その入り口の左手、巨木に護られるかのように、真っ赤な実がそよ吹く風に揺れていた。
ちなみに、富士浅間神社の「ふじ」は「富士」ではなく「冨士」である。ワカンムリなのだ。詳細は、神社のFAQ「冨士」がワカンムリなのはなぜですか?」をご参照いただきたい。
📸2023年9月27日:北口本宮冨士浅間神社のとある場所にて。
📸2023年9月27日:北口本宮冨士浅間神社のとある場所にて。
📸2023年9月27日:北口本宮冨士浅間神社の大鳥居。一般的に、両部鳥居と呼ばれる。
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