Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

やっと椿が一輪、二輪・・・・・・

2024年02月08日 15時36分45秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月7日:銘は忘れた。かなりぼてっとした印象の真っ白な椿である。
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 📸2024年2月7日:そっぽを向いて咲いていた椿。かくてはならじとばかりに向きを変えた。
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 📸2024年2月7日:そこかしこにつぼみが見えている。固かったつぼみにも物柔らかな様子が漂う。
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 やっと、椿が一輪、二輪と咲き始めたのである。
 真っ白な椿だ。雪が降った翌日、小庭が真っ白に染まった早朝に、それと気づいたのである。
 当地に引っ越してまもなく、盆栽でもやってみようかと、椿の苗を2、3本買ってきた。だが、曲を付けたり、形を整えたりという塩梅がわからない。まったくもって要領を得ないのだ。
 いつしか打ち捨てて顧みなくなった一鉢が、ずんずんと成長し、花を付けた。花びらが厚く、存在感のある佇まいがなかなかによい。
 そこで、南側の小庭の外れに植えたってわけ。その頃の樹木で残っているのはこの椿ばかりとなってしまった。
 幾星霜を経て、坪庭や小庭には山野草がぽつりぽつりと咲く、そんな情景が展開されている。

 📸2024年2月7日:エロディウム:ペラルゴニフォーラムのつぼみは毛むくじゃらなのだよ。
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 📸2024年2月7日:色の乏しいベランダに、ヤブコウジの実の色がやけに眩しく映るのだよ。
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 立春も過ぎ、暦の上では「春立てり」なのだが、現実はそれほどに甘くはない。とくに、昨今の関東地方では、むしろ、この辺りから雪に見舞われることが多い。
 なんとなれば、先日も記述した通り、大陸からの寒気団の南下と、日本列島の南岸を添うように北上する南岸低気圧とが搗ち合うことで雪雲が発生する確率が高くなるからだ。
 それでも、三連休明けの13日(火)からは15度以上の日が数日続くという。

 はるたちける日よめる
 袖ひちて むすひし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ
 (そてひちて むすひしみつの こほれるを はるたつけふの かせやとくらむ)

 (古今和歌集・巻第一・春歌上・2 紀貫之)

 この歌にあるように、降り積もった雪や春を閉じ込めていた厚氷、そして、硬く閉ざされていた皆々の心まで、春立つ今日の風が一挙に溶かしてくれるといいのにねぇ~。



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