つぼみのうちは、なんとも爽やかなライムグリーンで見る人を魅了していた。
それが、開花したとなると、何もかもが純白を帯びる。清楚な佇まいに魅入られてしまう。
花被片は6枚、雄蕊は6本、その中心には透明感のある柱頭が鎮座する。雪の結晶を思わせる、その花の構造にも驚かされる。
願わくば、赤い実を見てみたいと思うのだが。
コウヤハンショウヅルが裂開した。ぱかっ~~~んと、萼片が四裂したのである。あっ、いわゆる開花ってことなんだけどね。
まだ、4月の中旬だ。どう? やはり、早いのかもしれないね。
レンゲショウマという名を戴く2つの植物だが、まったく異なる種属である。
レンゲショウマは、葉がサラシナショウマに似ているからの命名とされる。
キレンゲショウマ、こちらはレンゲショウマに似ているからの命名との説明がなされる。
似ているのか? 果たして、どうなのだろう? 葉の件はともかく、花はどう見ても異なるように思うのだが。
鉢で鑑賞していたツクシスミレ、花付きが悪くなったので地植えにした。地味がフィットしたのか、次から次へとまた咲き出した。
小さく、目立たないが、上弁の一部が黄みを帯び、どうしてどうして、なかなか愛らしいものである。
この項の三枚目は、平野の森で自生していたニョイスミレである。葉は丸葉で大きめだが、花は1㎝足らずと、とても小さい。
いずれも唇弁には紫色の条(紫条)が入るが、ニョイスミレは側弁の紫条も目立つが、ツクシスミレはあまり目立たないように思う(個人的感想)。
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