衝動買いのターゲットは、クリスマスローズ!
艮(うしとら)の方角とは、今風に言えば北東を意味する。そして、これが陰陽道において忌むべき方角とされる鬼門のことである。
なぜ、鬼門を忌み嫌うのか? それは、鬼が出入りし集まる所とされ、怨霊や災厄はすべからくこの方角から来るとされた。
では、直売所は艮の方角にあるのか? そういう訳ではない。どちらかと言うと、辰巳の方角、つまり東南の方角に近いかな。
それでも、鬼門と言い張るのは、ここに寄るとどうしても野菜の他に花の苗を買ってしまう衝動に駆られるからなのだ。そう、モノ皆上がる当世に、野菜の他の出費は痛い!
この日も、己が意に反して三年苗ほどのポットを一つ掴み、コントロールされているかの如くレジへと急ぐ猫の額の庵主の姿があった。う~んっ、どうしたって、あやかしに操られているとしか思えない所業なのだよ。
あっ、そう、そう、この出会いのプライスは、プライスレスではなく、税込み980円なのだよ。
ご承知の通り、クリスマスローズの花の部分は、花びらではなく、萼片である。
BotanyWEB(by Takeshi Nayayama)の「萼片と萼」のページには、「萼片 (sepal) は花の最外輪に位置しており、一般に花葉の中で葉の性質を最もよく残した花葉である。萼片のまとまりを萼 (calyx) とよぶ。」とある。
ちなみに、同サイトでは、花びらのことを次のように定義している。
「花弁 (petal) はいわゆる"花びら"であり、ふつう花の中で最も目立つ器官である。花弁の集合体が花冠 (corolla) である。」との説明がなされている。
そう、よく見ると、萼片になれなかった葉が、その思いを葉の面に染めて、花のような萼片を悩ましげに見つめている様を見ることができる。
花の少ない立春までを彩ってくれた花たち
いま、ガーデンシクラメンはちょっと休んでいるのかな。
フクジュソウは坊主のようになってきた。
寒さなんぞに負けてなるかとセリバオウレン、いまこの時も一所懸命に咲いている。でも、花茎はこの1本だけなのかな?
沢山のつぼみを孕んでいたフキタンポポ、ひとつ一つ、地道に咲き続けてくれている。
立春とは春の気配を感じられるときとか。確かに、いく分暖かささえ感じることができた一日かも。しかし、当地では、日替わりで、寒と暖とが交錯する予報が出ている。一足飛びで春とはいかないようだ。
頭をのぞかせた芽もいくつか確認できるようになったが、まだまだ山野草の眠りは深いようだ。もうしばしの辛抱だな。
少し前の自分を思い出しましたので。
Kiteさん、こんばんは。
クリスマスローズ、深い紫のダブルが買い物かごに飛び込んできたのですね!!
ウン、この子なら仕方ないかななんて思いました。
ダブルは惹かれますよね。
それにしてもフクジュソウ早いですね(@_@。
まだまだくりくりボウズなのですよ。
なのにセリバオウレンは、一回咲いて又次咲いてまだ蕾持っています。
これは同じかな?
付近の神社に参拝してきました。
しいちゃん、こんにちは。
すると、先日、クリローを仕入れた農産物直売所がすぐ近くだったので、そこで小休止。
まだ、先日のクリローたちが売れ残って寂しげにしていました。
ぐるっと花台を一巡りすると、かなり外れの隅っこで、ぽつんと別のクリローがたったひと鉢、忘れられたかのようにボッチしてました。う~んっ、660円か? どんなもんだろう。
あまり株自体はよろしいとは言えず、しかし、小さな花でしたがダブルのようです。これも功徳とばかりに、やにわに鉢を掴みレジへと直行です。
夏越ししてくれれば、来年はなんとかなるのではと思っています。
フクジュソウは、今年、岩手県の紫桜館山の花屋(https://www.shioukan.com/)で仕入れたものです。
僕の手柄ではなく、仕入先が良かったのかな 笑
あっ、セリバオウレンも上記で求めたものです。
ユキザサやカナダケシなど、少しずつ植え替えしてます。この両者はなかなか良い状態のようでしたよ。
植え替えも楽しいのですが、土の処分がねぇ~。。。
コメント有難うございました<m(_ _)m>
え~ kiteさんでも衝動買いをすることあるの?
ブラ散歩をしながら色々見て回り目ぼしいのを見つけて置くんじゃないの?
山野草の生育がいいね。
フキタンポポは見たことがありません。
暖かくなるまでもう少しの辛抱だね。
この時期、いろいろ仕入れます。
宿根草も、一年草並みの仕上がりしか期待できないほどのヘタッピーなので、在庫が手薄になってしまうのです。
そういうことですので、去年きれいに咲いていたあれはどうしたという質問が一番の苦手です。
さて、今年いろいろ仕入れた草々、来年いくつ投稿できるものやら・・・。