北斜面のヒイラギモクセイを見てから、児童館を抜け狭山市駅上諏訪線に抜ける。
楓は晩秋へと向かう季節の帳を巻き上げきれずに、斑模様の光景を映し出していた。
児童館の向かいの道に出ると、昨年、hanatyanさんに教えていただいたシロバナママコノシリヌグイ(シロバナトゲソバ)がまだ咲いていた。
確か、昨年は10月15日ころに撮ったのだが、花を追いかけてブラ散歩をしていると、「あそこで咲いていたあの花は、今年はどうしただろう?」と、過去と現在とが交錯する時がある。そう、なにやら妙に懐かしい思いに浸ることができるのだよ。
ノイバラとは、テリハノイバラやハマナスと並ぶ重要な原種なのだとか。なるほど、この種をツリーの起点としてさまざまな品種が生まれたのだろう。
そして、この実である。真っ赤に熟す頃、しきりと鳥たちの往来が繁くなる。食餌の一つとして、鳥たちにも多大な貢献をしてきたのだね。
ハーブ類は苦手である。いや、「ハーブ類も~」といった方が正鵠を射ている。植物に関しては、どれもこれも生半可な知識しか持ち合わせていないものだから。
上記の画像も、キャットミントとしてみたもののうろ覚えで、これが果たして本来のキャットミントかどうかも怪しいのである。
怪しいものだから、いつものようにGoogleレンズに透かして見るのだが、「カラミンサ」であったり、「ネペタ」であったりとまったく要領を得ない。みんな同じに見えてしまうのだから始末が悪い。
とにかく、本来は垂直に伸びるであろう花穂が、斜面に植えてあったがため(?)に真横に伸びていたのが面白く、撮ってみたというのが本当のところで、花の名前は二の次だった。何か情報があればご教示いただきたいものである。
ぶらぶらと小一時間ほどの散歩であった。こんなにのんびりと歩いたの久方ぶりのことであった。
家人が診察してもらっているクリニックの裏口から戻ると、フェンスの沿った植え込みにホトケノザが小さなコロニーを作りつつあった。しげしげと見たのは久しぶりのこと、柔らかな色合いがことのほか好ましく思えたひと群れであった。
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