波板を叩く土砂降りの雨の音で目覚めた。4時のことである。 この時期、これほどの音を立てて降りすさぶ雨など滅多にない。 気になって、某気象会社の天気アプリを起動し、雨雲レーダーを見てみる。 ちょうどこの地域には、1時間で50ミリを越そうかという雨雲が通過中だった。 これも温暖化の影響なのであろうよ。 そう言えば、温暖化などフェークニュースだなんてほざいていたあのブルは何処へ行ってしまったのだろう。 その波板の下で安眠を貪っていたアリッサムであるが、降り掛かった雨滴がいまもその肌を濡らしていた。 そう、11月29日の日記で、ニリンソウの鉢上げの話をした。次のような文章である。 「あっ、右上の四つの鉢は、ニリンソウだ。今般、坪庭を掘り起こして何年かぶりに鉢に収めた。来春、ベランダにスプリング・エフェメラルが舞い降りる。」 実は、今朝も、アリッサムやらバイカカラマツやらを撮っていたのだが、ふとその鉢に視線を泳がすと、小さな隆起があることに気づいた。 土中から湧いた虫か? 表面を凝視する。うっ、芽ではないか? ファインダーで覗いてみる。そこには、あの見慣れたニリンソウの幼葉が映し出されていた。間違いない、萌芽だよ、ニリンソウの! ![]() ![]() しかし、これだけでは絵にならないね。そこでだ、今年初春に舞い降りたスプリング・エフェメラルを蔵出ししてもいいかな。 ニリンソウには藤原岳産の矮性種など、いくつかの品種があるようだ。下記一枚目、二枚目は、八重咲き、多弁花とされる銀盃(ギンサカズキ)である。ニリンソウと比べると花径はいく分小さいかな。 ただ、プレーン(?)のニリンソウには適当な画像がなかったので、こちらは2020年の写真だ。 ![]() 📷2021/03/29
銀盃というニリンソウの八重咲き品種 ![]() 📷2021/03/28
手を入れないと際限なく増えていく ![]() 📷2020/04/11
拙宅のニリンソウの花期はいく分遅いような気がする だが、どうなんだろう? 大体、春に咲く花は、冬の寒さを経てこそ花開くものだと聞いている。寒さこそが彼らにとって一つのスイッチなのだろう。 確かに、寒くなったり、暖かかったりと、天候は不順である。それでスイッチが入ってしまった? もちろん、これも温暖化の一つの影響なのかも知れないが、徐々に暖かさを増していく春とは異なり、これから徐々に寒さが募って本当の冬に移ろうとしているわけだ。 無理だよね。大きく育つなんて。 でも、見守っていくよ。いや、傍観するしか術がないよね。 あるとしたら、ビニ溫かな 笑 |
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うわ〜、お庭でもいろんな季節勘違い異変が起こってるんですね。
詳細な原因検討は学者さんにお任せするとして、なんか変なのは実感として感じます。
特に今年は多いですね。
バイカカラマツの花でもびっくりしましたが、ニリンソウの芽生えはいくらなんでも早過ぎですよ〜
少し過保護にあったかいところに避難させたほうがいいかもですね。
続報お待ちしています!
なつみかんさん、こんばんは~^^
って、かなりずれてますよね。
バイカカラマツやツクシカラマツは、いまでも青々とした葉を茂らせて、猫の額のあちこちに生息してます。
そうかといって、誰もが花をちらつかせているわけではありません。限られた鉢だけなんです。
ニリンソウだってそうですよ。この一鉢だけです。
なにかの力が働いたのでしょうね。何かの力が・・・。
土の処分に困り、今年始めて再生剤を利用し、植え替えにはその土を使ってみました。
えっ、そんなことで異変が生じる? わけないですよね。
ご褒美ですかね。この数年、しっかり花育ててましたから 笑
ニリンソウは、明日からビニール温室で管理します。。。
コメント有難うございました<m(_ _)m>