Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

花木のつぼみ 挿し木の活着 ホバリングの名人

2024年05月26日 14時16分30秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月26日:ヤブコウジ(藪柑子:サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木)

 ヤブコウジである。十両という名でも知られている。
 何度も購入してきたが、いつもダメにしてきた。それほど難しい花木でもないのに、縁がなかったのか。
 今回、真っ赤な実がついた状態で送付されてきた。十分実を楽しんだ後、一斉にその実が掻き消えてしまった。鳥か?
 それでも、いま、立ち上がっている茎それぞれに小さなつぼみがついてきた。ヤブコウジとも、やっとフレンドリーな関係になれたのだろうか。


 📸2024年5月26日:センリョウ(千両:センリョウ科センリョウ属に属する常緑小低木)

「千両万両有り通し」--あのセンリョウである。「有り通し」はアカネ科アリドオシ属のアリドオシ(蟻通し)のことで、別名を「一両」という。この三種を一鉢に盛り、正月の縁起物とする。語呂合わせに過ぎないのだろうが、赤き実がたくさん実った様は目出度さを醸し出すのに打ってつけだったのだろう。
 今年も正月にはこの千両を飾った。そう、万両などと分不相応な高望みはしない。
 2月に入ってもなお、健在だったので、適度に切って数本挿し木としておいた。それが、たった1本だったが活着したようなのだよ。夏を越せたらめっけもんだね。


 📸2024年5月26日:ツクシカラマツ(筑紫唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)


 📸2024年5月26日:ヒラタアブの仲間。この子たちはホバリングの名人だね。

 ツクシカラマツは意外と増える。かと言って、邪魔にもならず、ある意味グランドカバーには最適かも。花の繊細さが、なんとも言えず愛おしい。
 カメムシさんが大増殖しているという。農業を営む方々にとって、こんな小さな虫だけど、まさに天敵なのだという。
 それ対して、このヒラタアブの仲間である。なんと、畑の益虫なのだという。すなわち、あの野菜害虫の代表格であるアブラムシの天敵なのだとか。ええこやな~。


 📸2024年5月26日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)

「頭頂は裸出して赤く」とある。このコマクサ、「丹頂」とはよく言ったものである。
 まだコマクサっぽくないが、いく分は大きくなっているようだ。成熟すると先端が反り返るというが、まだまだ先のようだね。



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