花の写真を撮り始めてから7年ほどになる。 気休めに置いた鉢の中、得体の知れない花がいた! さて、なんて名なのだろう? そう、検索して「みんなの花図鑑」を知り、早速投稿してその名を教えていただいた。 こんなことがきっかけとなり、それ以来、外出時にはカメラが手放せなくなってしまった。 その当時は、主にウォーキングで出会った花たちの投稿であった。 しばらくして、ニリンソウやら、ヤマルリトラノオやら、ヒメギボウシといった山野草を手に取った。これが、2017年の頃だと思う。 だから、山野草に関してはまだ5年ほどだろう。 キクザキイチゲに初めて出会ったのはその翌年(2018年)の初春、不老川沿いの山野草大好きオジサンのお宅でのこと。ちなみに、地植えであった。 奮い立ったね。そう、こんなやつがいるんだって感じ。同じニリンソウの仲間であっても、かなり印象は異なるのだよ。 だけど、ついぞ機会がなく、いまに至ったのだ。 ![]() 📷2018年3月4日:不老川河畔のお宅で初めての出会い。
その翌年(2019年)、東京・瑞穂町にある耕心館では、爽やかブルー & ピュアホワイトのデュエットに心が踊った。 さて、猫の額のキクザキイチゲ、そのほころんだ姿はいつ投稿することができるのだろうか? ![]() 📷2019年3月16日:瑞穂町にある耕心館にて。
小庭の最南端では、ホトトギスが萌してきていた。この子たち、これほどに早起きだったかな? ![]() 📷2022年2月11日:ホトトギスが啼くにはまだ早かろうに!?
うわっ、ナンダこりゃ~~~ ❢ ❢ びっくりさせてごめん。実は、スミレイワギリソウの現在の姿なんだ。これでも、カメラ写りが良くなるように、冬の寒さに解けてしまった葉などを取り除き、キレイにしたつもりなんだけど・・・。 イワタバコ科(ペトロコスメア属)の仲間だけに、寒さにはからっきし弱い。この冬を越すことができるか心配だったが、ビニ温のお陰でどうにかこうにか生き延びてくれたようだ。 あっ、花期は9~11月頃、その花姿もアップしておこう。本当にスミレみたいな花なんだ。 ![]() 📷2022年1月11日:冬越し間近のスミレイワギリソウ。
![]() 📷2021年10月12日:スミレイワギリソウの花姿。
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幽き季節の蠢きを感じやしないかい 春の跫音はそろ~りそろりと1ミリずつ 斯くも大人しやかに忍び寄る 先日連れ帰ったスカビオサとティアレア、このところの雪模様にびっくり仰天したようだ。 案の定、各地で暴れる冬将軍の報が舞い込んできた。 当地では、降雪は見たものの積もることはなかったが、とにかく寒いのである彡(-L-彡) そんな環境が禍したのか、二株求めたティアレラ、その一株の花茎が萎れてしまい敢え無く切断という不運に見舞われた。 どう見ても、その株自体の衰弱はあまり感じられない。花茎だけが、というのがいまだに理解できずにいるのだが・・・。 無残なり、ティアレラ! それでも、すでに小さな花茎がいくつも立ち上がっていて、その子らに異変らしきものは感じられない。 それだけが救いと、しっかりと前を向いて面倒を見ていこうと思う。 ![]() 📷2022年2月11日:ほら、写真右側のティアレラ、つんと伸びていた花茎をやむなく切断!
原種系クリスマスローズのつぼみが、それとわかるほどに膨らんできた。1ミリずつ、いやミクロンの単位かな。それほど僅かな変化だけどね 今朝、雪に埋もれてはいないかと、恐る恐る雨戸を開けて覗き込んだが、雪の結晶ひと欠片もなく無事のようだ。 ![]() 📷2022年2月11日:原種系クリスマスローズ、つぼみの膨らみにもそれと分かる変化が。
小庭の最南端では、ホトトギスが萌してきていた。この子たち、これほどに早起きだったかな? ![]() 📷2022年2月11日:ホトトギスが啼くにはまだ早かろうに!?
あまり美しい絵ではないけれど、あの挿し芽をして根付いたチングルマにも変化が見られたよ。 ねっ、冬芽が動き出した気配が察せられる、そんな緑の色を感じたら Spring is almost here ! なんて思ってしまうよね。 ![]() 📷2022年2月11日:挿し芽をしたのはいつだったか? しっかり根付き、年を越え、いま、緑が兆す。
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![]() 📷2022年2月7日:多分、多分だけど、これつぼみでしょ。
「これ、地味~ずだよね!」 そう言われれば、まぁ、その通りなのですが・・・💦 大阪の師匠より頂戴したハナネコノメソウにつぼみを確認した。 ご覧の通り、先住のタチ、ツル、コガネは、まだまだ深い眠りの中。 埼玉の狭山市(大阪にも狭山市があるらしい🙁)は、大阪より随分北にある。 やはり、寒いのかなぁ~🥶 ![]() 📷2022年2月7日:埼玉の狭山は、大阪より寒いのかなぁ~。
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昨年(2021)12月9日、「ノコンギクと思しきこの花は?」という日記をアップした。 その中でも記述したのだが、ノコンギク似のこの草本、薄紫の花を春にほころばせるのである。 ノコンギクと言えば、キク科シオン属(あるいはアスター属)の多年草である。 葉は卵形から狭卵形とされ、ごく短い葉柄がある。 そう、肝腎な開花期なのだが、いく分幅があるが7~10月とする記述が多い。 しかし、件のノコンギクにの草本は、春に向けて、いま、つぼみを蓄えつつあるのである。 仄聞する所によると、ノコンギクは変異が一様でないという。 だからといって、咲く時期まで変えてしまうほどのDNAの変容が起こり得るのだろうか? この名前が判然としないキク科の草本、四国のさるお方に頂戴した。いろいろ刺激を与えてくれるとても得難い花友さんなのだ。 その方も、いまもこの子の出自を尋ねて模索を続けている。 どうか、我々に翼を与えていただきたい。もし、出自をたどるために足りないものがあれば教えていただきたい。 いつまで経っても、「ノコンギク似の・・・」とか、「ノコンギクと思しき・・・」とか、不確かな呼称でしか呼ぶことが出来ないなんて情けないからね。 ほら、そんな子が、いま、つぼみを抱き始めている。こんな姿が、春の訪れを我々に知らしめてくれているんだね。 ![]() 📷2022年2月3日:あちこちにつぼみが萌しているのがわかる。
そう、全体の姿をご覧いただいたほうがいいね。こんな姿なんだ。 どうか、この子に、本当の自分を気づかせて頂きたい。 僕はもちろんのこと、四国のお方も、本来あるべき名前で、この子を呼んであげたいと思っているのだが・・・。 ![]() 📷2022年2月3日:これが全体像。かなり暴れてるね!
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なかなか芽が出ない。猫の額の春は、まだまだ遠そうなのだ。立春だと言うのにね。 今日(2/4)、家人に、銀行へ連れて行けと言われた。 巷間、如何ともし難い状況にある。あまり気が乗らない。 どう言って断ろうか。よい口実が思いつかない。 待てよ! あの園芸店に山野草は入荷されたであろうか? HCを見てみよう。 この園芸店、車で15分ほどの所にある。なかなか品揃えはいいと聞く。特に、多肉は。でも、こちらはあまり興味がない。 お~っ、いくらか山野草も入っているようだ。 よし、銀行へ行こう! 連れて行ってやろう! まっ、ついでに山野草を連れて帰ってこよう! 結局、キクザキイチゲ(2)、福寿草、ティアレラ(2)、スカビオサ、4種7ポットを連れ帰った。 まずご紹介したいのがキクザキイチゲ、春先にめっぽう強いキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。またの名をキクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)などという。 この状態だからまだなんとも言えないが、微妙に花びらの色が異なる。そう、淡紫青色から白色まで、花色がバラエティーに富むことで知られる。心変わりには手を焼いたが、花色の色変わりは望むところだ。
鉢が足りなかった。だから、スカビオサとティアレラは、有り合わせのプランターへ寄植えとした。 昨年だったか、セイヨウマツムシソウを種から育てた。いや、びっくりしたのだよ。丈が1メートルを越えたのだから。 しかも、ミックスカラーだとの謳い文句がプリントされていたにも関わらず、白ばっかり。 ほら、マツムシソウと言うと、タカネマツムシソウの控えめな美しさが脳裏に刷り込まれていた。 それが圧倒されるほどの繁りっぷりで、白い波が押し寄せてくるといった塩梅なのだ。 小体なスカビオサが見たかったんだ。 ティアレラは某園芸サイトの花友さんが投稿していたのを拝見し、一度は育ててみたいと思っていた。それが折りよくリーズナブルなお値段が設定されていたので即買いしてしまった。
福寿草はキクザキイチゲの鉢に居候してもらった。適当な鉢がなかったから。 ユキザサは、瀕死の状態のミヤコワスレを地植えとし、その鉢に引っ越ししてもらった。敷金・礼金は取ってない。居抜きなので仕方がないだろう。
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