📸24日の1輪。まぁ、一応丸咲きと見ていい。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) 📸24日のもう1輪。ほら、一部が切れている。
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団十郎もどき(?)のことである。23日から24日、25日と律儀に2輪ずつ、今日まで咲き続けている。計6輪ということになる。
既報の通り、団十郎もどき(?)と呼んだのには訳があった。23日、24日(未掲載だったので上記に画像をアップ)とも、1輪は丸咲きだが、もう1輪は一部が切れていた。
今日も、2輪のうち1輪は丸咲きだが、もう1輪は切れていることに変わりはないが、いままでとは異なりキレッキレなのだ!
こうして見ると、だんだん団十郎朝顔の定義から離れていくような気がする。いや、視点を変えれば、団十郎が日々アップグレードしていると言ってもいいかもしれない。進化系団十郎変化朝顔に。
クガイソウは、数年前に、大手種苗会社のネット通販で取り寄せたことがあった。かなり昔に、軽井沢町植物園で見たことがあり、なかなかいい風情だったのでやってみようかと思ったからである。
届いた苗を鉢に取り、大きくなったところで地植えとした。二芽出てきたのだが、ことごとく☆彡となって天へと帰っていった。
こちらは花友さんから頂いたのだが、やはり二芽出てきて、しばらくして一芽が露と消えた。嫌な思い出が蘇る。
杞憂であった。しっかりと育ってくれ、柔らかな薄紫の穂状の花が目を楽しませてくれている。
あの色白のレンゲショウマの花後である。子房が成熟した果実、袋果である。
森の妖精と呼ばれるからにはさぞ美し気な実を成すのではと思っていたが、何のことはない出来損ないの鬼の角のようであった。
(玉の簪:キジカクシ科(クサスギカズラ科)ギボウシ属(ホスタ属)の多年草)
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特徴のある大きな葉の陰に隠れていた花芽が、その葉たちを凌駕してきて天を衝く勢いを示している。
つぼみの外皮がいまにもはちきれそうだ。葉の勢いも凄いけど、露わとなったその花こそ凄いのである。
純白の八重が宵に咲く。しかも、芳香を伴なって。彼女たちは、誰を誘おうというのであろうか?
今日の巻頭を飾るのは、キレンゲショウマである。数日前に一つ花開きそうなつぼみがあったのだが、芋虫系の食害にあってあえなく星となってしまった。
だから、これが実質一番花となるのだが、どうも仕上がりがいま一つなのだ。横からも撮りたかったのだが、花びらが痛んでいて・・・。
今夏はあまりに過酷だ。朝、水遣りしても数時間でもう葉が萎えている。こんなことを繰り返すものだから、葉も茶枯れてきた。まだ、つぼみはいくつもついている。いつかきっと、美しい花を見せてくれることだろう。
「らんまん」の波及効果か否かはわからぬが、最近、メディアでも植物関連の話題に事欠かない。先日も、我が町の稲荷山公園北斜面に自生するヤマユリが、新聞各紙やテレビで広くレポートされていた。
こちらは家庭菜園の話であったが、7月16日の読売新聞に「牛乳パック使って栽培 ミニニンジンとラディッシュ」という記事が掲載されていた。その名の通り、1リットルサイズの牛乳パックをプランターとして再利用した「深町貴子のお手軽菜園」の記事である。
紙パックプランターの作り方は、上記、讀賣新聞オンラインのリンクをポチってみていただきたい。
我が家は牛乳などめったに飲まない。その代わり、芋焼酎は毎晩飲む(おいっ、牛乳の代わりになるのか、焼酎は?)。ちょうど、鹿児島は小正醸造の「赤小鶴」を飲み切ったところで、1.8リットルの紙パックが手元にあった。これ、やってみるしかないでしょってわけで、今日(7/24)、こんな風に使ってみたのである。
ラディッシュの種は、昨年、タ〇イネットで苗を購入した折におまけで付いてきたものを保管してあった。早速この二十日大根、ニューコメットを蒔いておいた。
もちろん、すぐ結果など出やしない。随時、レポートしていきたいと思う。
昨年、緑化植物園の催しに訪れた折り、いくつかの鉢物が販売されていた。矯めつ眇めつ眺めていると、日ごろ口を出さない家人が、「これ、可愛くない!」とヤマアジサイ奏音(かなと)を指差し宣うた。断が下されたのである。否やはない。花はもう終焉間近だったが、どっこいしょと車に積み込んだ。
ところが、今年、根元の周囲に新芽(葉)は見えるが、昨年度の枝から一向に芽吹かないのだ。僕が選んだ木ではない。家人が選んだのだ。このまま枯れてはエラいことになる。とにかく、芽吹かない枝をことごとく剪定し、新葉の育成に努めよう。
養生の甲斐があり、枝は茂ってきたが、ご覧の通り、とうとう花芽は付かなかった。
これではならじ! バックアップを用意しようと、立派に育った枝を5~6本切り、いつもの通り、挿したのが一カ月半ほど前のこと。まだ安心はできないが、そろそろ活着したのではないだろうか? 今年は咲かなかったけど、来年は2倍、3倍にして咲かせますからご容赦のほどを。
団十郎が、相変わらずの人気である。いろいろと物議を醸すあの歌舞伎役者のことではない。ここでは、朝顔の品種のことである。
文京区小石川では、7月22日(土曜日) ・23日(日曜日)の両日、傳通院にて「第38回 文京朝顔・ほおずき市」が催されているという。
ここでも、「朝顔「団十郎」鉢販売」(於・善光寺)、「朝顔「団十郎」苗販売」(於・善光寺)などと、団十郎の特設売場が設けられているようだ。
我が家でも、今日(7/23)、団十郎朝顔もどき(?)の第1号、第2号が開花した。
昨年8月29日の日記で、自邸脇の藪にて柿渋色朝顔を撮った話をした。団十郎は種ができにくいとされているが、藪の団十郎もどき(?)から幸いにも10粒ほどの種をゲットできた。そして、1年間の時を経て、いまそのもどき子孫が開花したという訳なのである。
さて、この団十郎朝顔であるが、Wikipediaによると、「特定の品種を指すわけではない」との記述がある。
ご存じの通り、変化朝顔は古典園芸植物の一つとされ、交配によっていろいろな葉形や葉質、そして花姿の変異を愛でるとされている。
同時間帯に撮影したのだが、高低や角度によって団十郎もどき(?)の色の具合が異なってしまった。朝、生まれたばかりの光はなかなか手強く、制御不能、見た目どれが近いかと言ったら濃い方かな。
しかし、なぜ「団十郎もどき(?)」などという曖昧な記述をしているのか? それは、この種を採取した経緯と無関係ではない。これは、前述した昨年8月29日の日記にも期した通りである。
また、2023年6月12日の日記に記した通り、団十郎朝顔は下記の要件を備えている必要があるとされる。
黄蝉葉 栗皮茶 丸咲 大輪(きせみば くりかわちゃ まるざき たいりん:団十郎)
黄緑色に変化した蝉葉(葉の形)で、花色は栗の実の皮のような黒みがかった赤褐色を呈す。
花の形は野生型標準形で変異が無い丸咲きの大輪系を市川団十郎好みの色にちなんで団十郎と命名された。
さらに、「花の中心部分がくっきりと白い」という「日輪抜け」という特徴を示し、葉には斑が入らないのだという。
大概の要件を満たしていると思うのだが、丸咲きが一部切れていたり、すべてとは言わないが斑入り葉が目に付く。だから、「団十郎もどき(?)」であって、「団十郎」とは言い切れない苦しい胸の内をお察しいただきたい。まぁ、ほぼほぼ団十郎朝顔ということで、これからも幾度となく投稿させていただきたいと思っている。
実は、今年の変化朝顔の一番花は団十郎もどき(?)ではない。切れ咲きにもなれず、縞にもなれなかった、この中途半端な青い朝顔だったのである。
これは、昨年「縞」と呼んでいた種から発芽したものである。いつか、きっとキレッキレの「縞」が出ると思う。待て、暫し!
炎暑の朝、という訳ではない。数日前から比べると、いく分過ごしやすいのではないだろうか。朝のうちだけは・・・。
出掛けに、猫の額で咲いている花、レンゲショウマを撮っておく。
この子はとても色白のようだ。一般的に、外花被(萼片)に囲まれた内花被(花びら)の先端は薄紫色に染まるものだが、とにかくうす~~~く白と言ってもいいくらいだ。色の白いは七難隠すという。仏教では、「人の世に起こる七種の禍」のことを七難という。この子が、すべからく禍を払ってくれるといいのだが。
まず、平野の森に忽然と現れたツリガネニンジンの様子を見に来た。なんと、草丈は1メートルほどになっていた。咲くには、まだ2週間ほどの日数を要するだろう。
周囲にはフタリシズカやら、ホトトギスなどが繁茂している。前者はどうだか知らないが、後者は人に手によって植えられたものではなかろうか。そう、ツリガネニンジンにも、そんな印象を受けた。
平野の森を後に、S台中央公園へと向かう。南側の進入路から森へと入ると、オトギリソウが咲いていた。
この花の命名の背景には、あの忌まわしい伝説があるとされる。
花にもところどころに見られるが、とくに葉に顕著な黒い油点が見られる。これが、鷹匠の兄に惨殺された際に飛び散った弟の血であるとされているのだが・・・。
ここにも、30㎝足らずのツリガネニンジンらしき個体が一株棲息していた。
数年前には、それとわかる個体がかしこに確認できたが、いまはこれだけ。見つけられないだけなんだろうか?
ツリガネニンジンに代って、昨年あたりからダンドボロギクらしき個体が勢威を増している。
誰もがそうだと思うが、叶うならば末永くツリガネニンジンがツリガネニンジンのまま、ここで相見えることができればいいのだが。
おっ、6時を回ったようだ。今日は、洗濯機を回しただけで家を飛び出してきた。まだ、朝やらなければならないミッションが数多く残っている。さっさと帰ることにしよう。
行き掛けの駄賃ではないが、せっかく出会った花を撮らない訳にはいかないね。
キカラスウリが猛威を振るっている。だが、しばらく探したのだが、雌花に出会わない。どうした訳なんだろうか。
いつぞやつぼみを撮ったヤノネボンテンカ(タカサゴフヨウ)がいくつか咲いていた。微妙に和洋折衷のイメージなんだな、この花。
我が家に辿り着き、いつものミッションをこなす。1時間ほどか。
ベランダに出ると、クガイソウが窮屈そうだったので鉢増しした。一度チャレンジしたのだが、なぜか挫折。今回は二芽発芽したが、一株だけ花を穂見せてくれた。
夏ともなると、フヨウの仲間が大活躍する。このギンセンカ(ハイビスカス・トリオナム)などは草丈50㎝ほどの一年草で、そう目立った存在ではないかもしれない。
そう、この仲間は200種ほどが知られており、一年草、二年草、多年草の草本から、低木や高木まで、多士済々。ハイビスカス、アメリカフヨウ、モミジアオイ、スイフヨウやローゼルだって、「この時期は私の出番なの!」とばかりに妍を競う。
もちろん例外もあるが、花びらは五枚、雄しべと雌しべが融合し、雌しべが長く伸びて先端は5裂するなんてタイプをよく目にする。
公園に咲くツツジの花を摘み、自らの子にその蜜を吸わせたとした投稿が炎上したという案件があった。
私有地なり、公有地では、その所有権は明瞭であり、その付属物を持ち帰ったりなどすると器物損壊罪や窃盗罪が成立する可能性がある。「いいじゃない、柿の実の一つや二つ取ったって!」という訳にはいかないのだ。
植物の種の採取だって、この話は成立するのだろう。とすると、あまり大っぴらには言えないのだろうが、このムクゲ、ある冬の日に公道の植樹帯で種を採取し育てたものである。まだ、4~5年だから時効は成立していない。
なんて、シリアス・ドラマのプロローグなどではない。いま、我が家で咲いているムクゲの話だ。
昨年、花後に枝を半分ほどに切り詰めた。今春、全樹がアブラムシで覆われ、ベニカで退治した。
花など期待していなかったが、強いんだね。苛め抜かれても数多くの花を付けている。
もう、変化朝顔を育てて4年ほどになる。今年、いままでに見たことがなかった葉型、葉質が現れた。
縮緬というにはあまりにも葉型が乱れ、質的には渦っぽくもある。さて、どのように呼んであげたらいいのだろう。
花姿もどんなものが出るのか興味津々であるが、いかんせん成長が極めて遅い。まだ、つぼみらしきものさえ見えないのだから。
花が咲いたらお慰み、って感じで高みの見物と洒落こんでいる。