【📸2024年4月15日:坪庭のホットスポット。右はレンゲショウマ、左はキレンゲショウマ。】
紛争地帯、生態系破壊の危機に瀕ひんしている地域、放射能汚染の激しい地域、・・・・・・、etc. ホットスポットとは、いろいろな意味が込められた言葉のようである。
ここでは、そんな物騒な地帯を意味しているわけではなく、「注視している場所」くらいの意味を込めて使っている。
もちろん、まだまだ花はずっと先のこと、そう、早くても7月頃だと思う。レンゲショウマは地植えにして日が浅い。キレンゲショウマはここ数年同じ場所で地植えにしていたが、歩留まりが悪くなってきたのでこの地へ移してみた。そう、そんな経緯を経て、いま、自分的に期待しているスポットなのである。
【📸2024年4月15日:右はユキザサ。左は、株分けして盛り込んだキバナホトトギス。後方は株分け後のレンゲショウマ。】
こちらは、ベランダのホットスポット。まもなく咲くであろうユキザサ、株分けして盛り込んだキバナホトトギス、そして、株分けして地植えにしたレンゲショウマの片割れ。種類も、咲く時期も異なる三つの鉢が遮光ネットに守られて花咲く時を待っている。
【📸2024年4月15日:アツバスミレ(厚葉菫:スミレ科スミレ属の多年草)】
思い出したように葉を茂らせ、花を付けてくれる。購入した時はかなり色の濃い紫であったが、今年は白花が出たようだ。
葉柄に翼がある海岸性のスミレで、気分によって花色が変わるというユニークな奴なのだそうな。
【📸2024年4月14日:トウチクラン(唐竹蘭:ユリ(イヌサフラン科)科チゴユリ属の多年草)】
チャバナホウチャクソウ(茶花宝鐸草)などとも呼ばれる。中国名では「万寿竹」などと呼ばれるとあるが、この姿、まさしく竹を思わせる。
花はホウチャクソウに似て茶色を帯びる。そう、葉が繁ってくると、なかなかに涼し気な立ち姿が目を和ませてくれる印象的な草本なのである。
【📸2024年4月12日:シャガ(射干:アヤメ科アヤメ属の多年草)】
4月6日、平野の森を訪れたとき、すでにシャガがほころんでいた。
それなのに、我が家のシャガたちはやっとひょろっとした葉を伸ばし始めたばかりなのである。
ここには、三種のシャガが植えてある。白花シャガ、白花姫シャガ、八重咲き姫シャガである。姫シャガたちは某ホームセンターの処分品だった。
それにしても、この時期に、こんな成長具合だと、今年の花は望み薄だろう。それでも、ずーっと見守っていくよ。
【📸2024年4月12日:イカリソウ(碇草:メギ科イカリソウ属の落葉多年草)】
昨春購入したのだが、その折りには数輪の花しか見ることができなかった。それがどうよ、この咲き様は、うるさい程に咲き誇っている。
群れて飛ぶ・・・・・・、さて、なんと喩えようか。そう、「群れて飛ぶドローン」のようだ。
【📸2024年4月12日:ヒメリュウキンカ(姫立金花:キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草)】
八重咲きと烏葉の二種である。それぞれがそれぞれを認め合い、それでもつかの間の時を盗んで妍を競う。
【📸2024年4月12日:西洋オダマキ キリガミ ディープブルー&ホワイト(キンポウゲ科オダマキ属の多年草)】
つぼみがかなり膨らんできた。日ならずして咲くのかな。
二年目になる。株もすっかり大きくなった。つぼみも次から次へと湧いてくるよう。
【📸2024年4月11日:バイカカラマツの仲間(梅花唐松:キンポウゲ科バイカカラマツソウ属の多年草)】
やっと一輪咲いたバイカカラマツの仲間である。昨年地植えにした。
落葉性とあるが、ほぼ葉を落とすことなく冬を越し、ひしゃげた花を一輪付けた。
【📸2024年4月11日:ヒメウズ(姫烏頭:キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草)】
小さな花だが、根性は人一倍ある。地味が悪かろうが、岩の割れ目だろうが、所かまわず芽を出して、あっという間にコロニーを作ってします。
そう、花の佇まいはオダマキに似て、一回りも、二回りもミニチュアサイズなのだが、葉だけはデカい。付近にはフウリンオダマキが生息しているのだが、葉だけを見るとどっちがどっちだか見紛う程。
どう、雰囲気あるでしょ。
【📸2024年4月11日:タツタソウ(竜田草:メギ科タツタソウ属の多年草)】
今春最後の花(多分)がほころんだ。なんとも小さな花で、さかりの頃の半分ほどしかない。
すでに花の散った花茎の頭頂部には小さな果実が認められるが、これ、果たして育つのだろうか。
【📸2024年4月11日:クサヤツデ(草八手:キク科クサヤツデ属の多年草)】
クサヤツデが伸び伸びと葉を伸ばし始めた。その名の通り、ヤツデによく似た葉であることよ。
上手(かみて)には、この地に仮住まいして4,5年ほどになるナチアワモリショウマの姿が見えている。
ナチは那智を指すが、ピンポイントで自生地を指す訳ではないようで、ここでは「矮小性のアワモリショウマ」ってことなのだろう。
新生なった草々の緑に、咲き初めし花よりもなおのこと麗しさを感じることさえある。
【📸2024年4月11日:コケモモ(リンゴンベリー:苔桃:ツツジ科スノキ属の常緑小低木)】
昨年11月に購入したリンゴンベリーである。年末だというのに、花が咲き、実まで成したあのコケモモのことである。
つぼみがたわわについている(はて、「たわわ」を「つぼみ」に使っていいものだろうか?)。これからが、「ほんまもんの花期」である。存分に咲いてほしいものである。
【📸2024年4月10日:ユキザサ(雪笹:キジカクシ科マイヅルソウ属の多年草)】
【📸2024年4月10日:ユキザサの花芽は懐深く抱かれるように、花開く時を待つ。】
昨年は、4月3日にすでにこれよりもいく分大きな花芽を投稿していた。
サクラもそうであったが、このユキザサもいささか開花が遅くなりそうな気配である。
【📸2024年4月10日:イワチドリ(岩千鳥:ラン科ヒナラン属の多年草)】
【上記は昨年4月21日のイワチドリの花姿だが、やはり今年の生育は遅いようである。】
ガーデンイールではない。イワチドリの萌芽である。確認できたのは、この写真のモノを含めまだ3本だけである。地植えにして三年ほどになるだろうか。鉢植えの時よりすくすくと育ち、草丈も、花の数も多いようなのである。
ただ、難点が一つある。撮影時の自由度が極度に低下するのだ。そう、好きなアングルで撮れないのだよ。でも、イワチドリの生育にとってプラスに作用するなら、これもよしとしなければならないだろう。
【📸2024年4月10日:フタバアオイ(双葉葵:ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草)】
「え~い、静まれ、静まれ! この紋所が目に入らぬか。こちらにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ。え~い頭(ず)が高い。控えおろう!」
そう、あの印籠に印された家紋「葵紋」の一種「三つ葉葵」のモデルがフタバアオイとされている。
まだ新葉が出始めたばかりだが、もうしばらくすると小さな花を見ることができる。この花、これでもかって言うくらいに下向きに咲く。この花も、撮り難いったらありゃしないのさ。
【📸2024年4月4日:坪庭の隅っこの方で息衝いている。テンナンショウの仲間ムサシアブミである。】
なかなか繁殖力が強い。いや、土壌が合っているからなのか。ここだけで、数匹が鎌首を擡げている。
あっ、間違った! 草本だから「数本」でいいのだろう。
いまでも、意図せずにムサシアブミと目が合うと、足がすくみ、肝が冷える。
【📸2024年4月4日:タツタソウである。今年の出来? まずまずだと思う。だが、ちょっと異なる点も・・・。】
【📸2024年4月7日:まだ開き切らないが、薄紫色の爽やかな花だ。】
【📸2024年4月5日:気になるのはこちらの方、やはり色が乗らずに白いままだ。】
3月30日の日記で、ホフマンタイプではないのに白い花が出るという話をした。その後も生育の関係か、白い小さなつぼみがいくつか出てくるのだ。
この色が定着してくれると面白いのだが、しべははっきりと薄紫タイプの色を呈している。こんなこともあるのだなぁ~、これもこの株の個性なのだなぁ~。
【📸2024年4月4日:「奏音 (かなと)」というヤマアジサイの挿し木である。】
【📸2024年4月5日:その頂部をよく見ると、なんとつぼみらしきモノが・・・・・・。】
昨年8月25日、ヤマアジサイ「奏音 (かなと)」を5~6本挿し木にした。ちょっと本体に元気がなかったので、いわば緊急避難的な措置と言えようか。
結局、2本だけが活着し、あまつさえ、つぼみまでつけてくれようとは思いもよらないことであった。
あっ、そう、そう、本体の方も、その後持ち直し、小さな葉を茂らし始めているよ。
【📸2024年4月7日:タツナミソウにも春が来たようである。日ならずしてつぼみが膨らみ、ほころび始めることだろう。】
【📸2024年4月8日:アネモネ・シルベストリスには一足早く春が訪れたようだ。】
タツナミソウは、猫の額のあちこちで春の訪れを待っていた。
アネモネ・シルベストリスは、いち早く春の足音を耳にしたようである。
猫の額では、いろいろな草々が、日毎、春の装いを身に纏い始めているかのようだ。